虎に翼の120の情報・感想・評価

エピソード120
第24週「女三人あれば身代が潰れる?」(第120話)
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あらすじ
病が進行した多岐川(滝藤賢一)の元に懐かしい顔ぶれが集まる。多岐川は最後の力を振り絞り、桂場(松山ケンイチ)の元に少年法改正に反対する意見書を届けようとする。
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タキ

タキ

●第24週「女三人あれば身代が潰れる?」 〈原爆の使用を世界で初めて違法としたこの判決は今後、被爆者への国の支援を法制化する根拠となっていく。岩居たちは控訴を断念し、被爆者救済の立法を求める活動を続けようと意見を一致させる。寅子は長らく山田轟法律事務所に来ることのできなかったが、久しぶりに訪れ、深々と頭を下げる。そんな寅子によねは黙って飲めと酒を勧める。できることはやったが被爆者が救われたわけではないという忸怩たる思いを航一に吐露する。あげた声は判例として残る、と慰める航一。百合の認知症は進み、2年後に亡くなった。昭和43年、多岐川は癌を患い仕事を休んで手術し静養していた。汐見と香淑の娘、薫は大学生になり学生運動に没頭している。多岐川の入院中に汐見家では香淑が朝鮮人であることを薫に告白し、自分の血を恥ずかしく思っているのか、安全な場所に加害者側に立って見て見ぬふりをしてきたんじゃないかと両親に反発していた。お正月、猪爪家と星家が一堂に会した。直治は同期の女性と結婚し横浜地裁で判事補になっており、直人はサックス奏者として独り立ちしていた。直明夫婦は子供がふたりに増え、優未は大学院で寄生虫の勉強をしている。一足先に判事補になっていた朋一も結婚し子供が生まれ、最高裁の事務総局で働いている。そしてのどかは相変わらず銀行勤めをしている。寅子は東京家庭裁判所部総括判事、少年部の部長となった。久藤は東京家庭裁判所長となっている。社会の発展と共に未成年による凶悪犯罪も増えてきていた。寄り添う姿勢をくずさず、対応を続ける寅子。そんな中、桂場が司法の頂、最高裁長官に就任した。〉正月の仕事初めの振袖問題をサラッとブッ込んできて、かつての花束問題といい、なんとなく慣習でやってきてはいたけど「ハテ?」な出来事を可視化していく。盛り込みすぎだと見る向きもあるだろうが、まだまだ描き足りないことがいっぱいありそうだ。憲法で書かれていることが現実にはそうではないことを、まだ歳若い薫には理解できない。しかし、香淑が娘に言ってもいいのではないかという気になったということはそれだけ憲法第14条が人々に浸透していく過程にあるということだ。あの元気いっぱいに滝行をしピンピン体操をしていた多岐川の身体が弱っている。しかし、目の光は消えてはいない。 〈竹もとはお寿司と甘味の店「笹竹」として新装開店していた。桂場の就任祝いに多岐川、久藤、寅子が集まる。この国を、司法を頼む、という多岐川に渋い顔の桂場。その表情に寅子だけが気になっている。汐見は事務総局の事務次長として司法行政を担当、航一は最高裁調査官室の中枢として上告された事件をどの法廷で取り行うかを選定、調査報告を最高裁判事に行う業務を担当している。朋一は汐見の下で働いており、昔は現実主義だったが、寅子の影響か理想に燃え、視野が狭くなり正論を述べることと上に噛み付くことを混同しがちだと航一としては心配なのだった。70年安保闘争の時代、学生たちは過激化していった。東大安田講堂の籠城は機動隊の突入でたくさんの逮捕者を出す。汐見と香淑の娘、薫も逮捕され、ふたりは山田轟法律事務所に弁護をたのみにきたが、司法修習を終えた香淑が自分で弁護をしたいと言い出す。寅子もその場に呼ばれたが、この件はしばらく様子をみることになった。法律事務所にはもうひとり見知らぬ女性がいた。美位子というこの女性は尊属殺人で起訴され、今は保釈が認められていた。母親が出ていき、父親から夫婦同然の生活を強いられ子供を2人産み、仕事先で恋人ができたことを知られて父親からさらなる虐待を受け、たまりかねて父親をしめ殺したというのだ。よねは刑法200条尊属殺人罪は憲法14条に違反すると法廷で主張するという。穂高が最高裁判事のひとりだった昭和25年、この尊属殺人を重罰と決めた刑法200条は憲法に違反しないという判決が最高裁で言い渡されていた。あれから20年ほどの月日がたち、またこの問題が持ち上がってきたのだ。家裁はたくさんの未成年の逮捕者が送致されおおわらわだ。じっくり向き合えば少年たちの更生の道は見つけられると確信し、少年少女たちに対応する家裁の職員たち。しかし、未成年者のほとんどは不処分となっているが、ひとつふたつしか違わない成年になると厳罰となるのは納得いかないと、息子が逮捕された地元の名士から陳情をうけている政治家からの横槍が桂場の耳に届いていた。〉穂高が雨垂れのひとしずくにしかなれなかったと無力を嘆いた尊属殺の重罰規定が再び持ち上がる。あまりに凄惨な事件で胸が塞ぐが(事件の内容はほぼ実話)憲法14条が物語の根底にいつもあることを考えると避けては通れない、原爆裁判とならぶ後半の山場といえる。70年安保闘争の時代に家裁は大変だったと思う。そんな時に桂場がもっとも嫌っていた政治家の横槍がはいる。家裁への苦情をどう取り扱うのか。最高裁長官就任時の寅子が感じたちょっとした違和感が気になる。権力を持てば人は変わってしまうのかもしれない、と不安が募る。 〈昭和44年4月。女性法曹の会が竹もとで開催されていた。最高裁人事局の会議で話された内容について要望書を出すためだった。人事局側の内容は「女性は資質的に裁判官の的確に欠ける。理由その1、生理休暇や出産休暇を取るために男性の裁判官に仕事が皺寄せされる。その2、性犯罪や暴力事件、また体力的に厳しい現場検証に不向きである。その3、支部長として男性の部下をひとりで掌握することができない。その4、…」など、時代が変わっても何も変わっていないものだった。朋一もまた航一に意見していた。勤務評定に反対した東京の教員たちが有給休暇を使って闘争に参加してほしいと他の教員たちに呼びかけてその行為が違法だと起訴された件で最高裁判決は無罪とした。しかし、同じ日に出た最高裁判決で仙台の裁判所職員が日米安保反対の集会を開いたことに関しては有罪判決が出た。同じ公務員なのにこの差はなんだというのだ。航一は裁判官は政治的に偏ってはいけない。あくまで法のもとに全ての判断をすべき立場にいる、と言う。寅子は変化を過剰に恐れるものだ。なかなかかわらなくても声をあげていくことに意味がある、私もあなたもね、と諭す。のどかには売れない芸術家の恋人がいた。来年までに目が出なければきっぱり諦めて仕事について結婚の許しを得ると言われていると朋一に話す。政権与党民政党、寒河江幹事長が裁判制度に関する調査特別委員会を設置すると表明し、最近の判決に偏りがあるとして、党として最高裁判決を調査し、必要であれば司法人事に意見するという。桂場は「裁判所は憲法に従い、不変不党中立な立場で司法の独立を厳守する!」と怒りを露わにした。結局、委員会の設置は棚上げになったが、汐見がこれで終わりではないでしょうねと言うと、桂場は付け入る隙を与えてはならない、自らを律し、秩序を保たねばならないと話す。5月、安田講堂事件の逮捕者のうち20歳以上の逮捕者の裁判が始まる。東京地裁の混乱はしばらく続く。薫は怪我をした学生の看病をしていたとして起訴猶予となっていた。尊属殺人の事件も気になる寅子だが、航一からはのどかの恋人が来週来ると話をされ結婚の話ではないかと狼狽えている。優未もなにか寅子に話そうとしていたが、何も言わなかった。美位子の裁判は一審で情状酌量し刑を免除する判決がいい渡された。ありがとうございましたと礼をいう美位子の母親だったが、まだ終わりではないとよねは話す。検察は必ず控訴すると。その通りとなり、高裁で二審が行われることになる。〉声を上げ続けることに意味がある、とわかった寅子は喜んで石を穿つ雨垂れになることを選んでいる。これは自分が選ぶことに意味があって、人から雨垂れになれと言われるのはまた違うのだ。それにしても男女の格差、裁判官は一般の公務員とどう違うのか問題、のどかの結婚、安田講堂事件に巻き込まれた薫の処遇、尊属殺人の重罰に関する司法の判断、司法の独立とは、とこの激動の時代に何かを無かったことにはできないといわんばかりの盛りだくさんぶり。その中でもやはり尊属殺人の部分が重くのしかかる。多岐川の言葉を思い出す。「法律っちゅうもんはな、縛られて死ぬためにあるんじゃない。人が、幸せになるためにあるんだよ。」美位子が呪いから解き放たれ幸せになるためによねと轟は戦っているのだ。 〈のどかが恋人吉川誠也を連れてやってきた。その時星家では優未が寄生虫の勉強をしている大学院を辞めると航一に話している最中だった。航一は研究者にならなくても博士課程だけでも終えてそこから考えても遅くないのではと話す。そうは思えないとつっぱねる優未。大学、修士、博士課程に進むにつれてこの先にお前の椅子はないと遠回しに言われ続けてきた、勉強が楽しくてやってきたけど、博士課程を終えたその先の椅子は男女関係なく少ないのだ、戦う自信がない、自分がキラキラしている想像がつかない、寄生虫の研究を嫌いになりたくないと話す。辞めてどうするのかと聞くも、まだわからないと言う。諦めずにもがいてそれでも進む道には必ず希望があると航一は説得しようとするが、寅子が「優未の未来を閉ざさないでと」割って入る。どの道をどの地獄を進むか諦めるかは優未の自由だと。この約9年を無駄にしろというのかという航一に、ハテ、無駄?手にするものがなければこれまで熱中して学んできたことは無駄になるの?努力した末に何も手に入らなくても立派に生きている人たちを知っています!航一はこの年齢で何者でもない彼女に社会は優しくないと反論する。「私は優未に自分で選んだ道を生きてほしい」と譲らない寅子。そして優未に「あなたが進む道は地獄かもしれない。それでも進む覚悟はあるのね?」と語りかける。「うん。」と答える優未。それを聴いていたのどかも結婚について「たとえ傷ついたとしても自分の1番で生きた方がいい、普通の家庭も子どももいらない。自分のためだけに生きたい。」とみなの前で宣言する。誠也は普通にならなくても結婚してくれるのかとのどかに言いふたりは結婚の意思を確認する。昭和45年3月。日米安保改正を控え若者たちの騒乱事件は続いていた。暴徒化する少年たちへの不安から少年法改正論議を行うようになっていた。一方、桂場は公害訴訟に力を入れていた。裁判長は推論により因果関係が認められれば、原告側の主張は成立していると判断する。企業側が不服があれば過失がないことを立証するように求める。公害被害で苦しんで助けられる人は速やかに助ける、それが司法の力であるべきだ。とした。寅子はこの判断はすばらしいものだが、桂場さんらしくないというか、焦っているのではないかと心配している。優未は大学院を辞めたが上機嫌だ。寅子は航一に啖呵を切った手前何も言えず心配が募っていた。昭和45年6月、家裁の存在を問う少年事件の家裁全件送致の見直しと厳罰化について法務大臣から少年法改正に関する諮問が法制審議会にかされた。少年法部会が組織され、議論が始まる。寅子は裁判所との折衝もしないやり方に怒り心頭だ。その頃、家裁創設者、多岐川はほぼ寝たきりになっていた。〉地獄を進む覚悟はあるのかと、あの頃のはるのように娘に問いただす寅子。何者かになろうともがく娘と何者にもならないともがく娘。真逆のベクトルながらどちらも地獄、それじゃ結婚が地獄じゃないのかと言えば、のどかの結婚もなかなか胆力のいるハードモードで星家の女の進む道は全方位地獄なのだった。みんな自分で選んだ地獄をゆく。それでいい。はるも心配してそんな寅子を心配しながら見守っていたのだと、回想するようなシーンはなかった。それがまた寅子らしい。寅子は寅子で思い出に浸っている時間もなく変わりゆく法曹界とどう対峙していくか戦闘モードに入りつつあった。優未の件は本人が楽しそうなのでよかった。自分を、自分のやってきたことを嫌いにならないために競争の世界から降りたのだ。戦わない優未の行く道にある世間では大学院まで行って中退し、(おそらく)行き遅れた娘というレッテルが貼られるのだろう。のどかの恋人はいわゆるヒッピースタイルの青年だが、あの短時間で格好以上にユニークな印象を残す演技と脚本と演出で地獄の道も悪くないと思わせてくれた。なによりのどかには稼ぎがある。何が問題か。 〈家庭裁判所創立メンバーが多岐川家に集まり意見をまとめることになった。香淑は寅子に薫については「私やトラちゃんが今学生だったとしたら同じ行動したと思う。暴力はいけない、でも声を上げた記憶は自分の芯になる。」と話す。多岐川の枕元で薫は泣いていた。恋人と別れてきたと言うのだ。血筋が問題だから結婚まで考えられないと言われたのだ。「ありえない」と怒りを顕にする香淑を見て、結婚前にどうしようもない男ってわかって良かったと笑う薫。小橋と稲垣がやってきたが、香淑は姿を隠さなかった。そして薫の前で催香淑を取り戻したいと言った。香淑の姿を見て驚く小橋と稲垣。いままで姿を現したくなかった気持ちも悲しいけど分かると理解を示す。寅子は多岐川に少年法改正要綱を見て思うところを話してほしいとたのむ。「法務省の少年法改正、青年層の設置による年齢引き下げ、家裁の刑事裁判化など、現少年法の基本的構造をかえることに、我々は反対する。刑罰をつけて、執行猶予をつけて終わりではなく、保護処分により、家裁の人間と、己と向き合い、心身の調和を図る方が適切で再犯を防げる場合が極めて多い。非行少年の更生のため、愛を持って実務に携わる我々は、強く、望む。」多岐川は桂場に少年法改正案の抗議文を渡すから来い、というと時間が取れないと返された。香淑の兄、潤哲が汐見夫妻のもとにやってきた。薫が多岐川に頼み連絡を取ったのだ。心を通わせる兄と妹。ほどなくして多岐川が亡くなった。少年法改正問題についての意見書を桂場のデスクに置くライアン。意見書を開くも、誰とも話そうとしない桂場なのだった。〉薫はやっと自分ごととして在日朝鮮人に対する世間の目を知ったが、それでもヒャンちゃんは香淑として生きていく姿を薫に見せると決心した。それはまだ解決とは程遠い第一歩に過ぎない「不断の努力」が必要なのだ。あの明律の教室で小橋と稲垣が法曹界における寅子の1番の盟友になるとは誰が思っただろうか。多岐川が亡くなった時からイマジナリータッキーが桂場の目の前に現れるようになる。はたして桂場は心にタッキーを住まわせることができるのか。いまのところ、反発がスゴイ。
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K

K

多岐川さんの笑いな気のような幸せな笑顔、忘れられないなあ
bon

bon

多岐川さん! 最期まで家裁にできることを、愛を信じている人だった。
R

R

2024/9/26 テレビにて鑑賞
ソリ

ソリ

オッパ〜😭😭😭😭!!!生きてたんですね😭😭!! 再会できてよかった。 娘ちゃん、血筋の問題で結婚できないと言われ恋人と別れる😢 多岐川さん死す。 主題歌ピアノver🎹をバックに桂場さんをうつすの良い
つむ

つむ

多岐川さん・・・愛の人だったなぁ。
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age58

age58

愛だな。の一言が大事。隣人を愛する事が世界平和につながる。韓国の人も愛する。プーチン様。
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kojikoji

kojikoji

今日の新聞の一面は期せずして「体験者 医療助成拡充へ」。 今回のまとめ鑑賞の最大の山場は、原爆裁判の主文の読み上げだった。 司法があの環境の中で何を書けるのか?寅子たちの考えに考え抜いた理由、主文が胸をうつ。 原爆裁判、東大安田講堂事件、kuronoriさんの「育ちざかり」レビュー(ちょっと関係ないですが)にも思いを馳せていたら、いつしかこの物語も70年代へ。 いよいよあと一週間。 頭の中は大谷翔平の52-52の活躍まで重なって、訳のわからない連休になっている。
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はな

はな

自分のことを誇りたかったけど差別がそうさせなかったヒャンちゃん。それを薫ちゃんや周りが理解して、お兄ちゃんにも会えて、チェヒャンスクを取り戻したいと思えて本当によかった。松ケンの声も涙も出てないのに死を悼んでる演技がすごすぎて苦しくて号泣した。桂馬さんそんなに好きじゃなかったけど今は気の毒に見えて仕方ないよ。
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anop

anop

このコメントはネタバレを含みます

多岐川さん😭
K

K

多岐川さんの最期の時間の描き方、尊い。
Atsu

Atsu

ダイジェストでもう一回多岐川さんの思いについて振り返ろうと思う、細切れで終わるのはもったいない 本当に、滝藤さんすごい俳優さんだ
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maria

maria

さよーならまたいつか
サムカワ

サムカワ

「声を上げた記憶は自分の芯になる」 怖くても声をあげるほどに自分が譲れないもの、許せないもの、大事にしているものがあるって、ものすごく強いアイデンティティの一部になるし、それに連帯してくれた仲間はものすごく大事に想うよなぁ…。
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Kらりー

Kらりー

このコメントはネタバレを含みます

一週終わるごとに…終わりに近づいている…… 多岐川さん、愛だよね。 戦争孤児たちの犯罪。 ただ時代によって変わった方がいいのかなと思うことも… 多岐川さんの涙を流しながらの法改正への反対意見、笑いながら目に涙を浮かべて食卓を囲む姿、桂場さんへの怒鳴り、泣かないわけないだろ… 来週…いよいよくるのか…!みさこ…!
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Yuichi

Yuichi

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原爆裁判が終わり、社会に一石を投じることができた。ここからは政治への働きかけであると,弁護団のみんな。 そして、学生運動の未成年たち、桂馬の最高裁長官、ヒャンちゃんが復活、あまりにも凄いスピードで進んでいく。一個一個の問題をもっと深ぼって欲しい! 終わりに向かって加速している感じ。。。 たきがわさんの愛の理念は残るのだろうか。罪と罰の関係を個人にきぞくさせるのではなく、環境もそこに影響を与えているのだから、罰するではなく,環境を整える方に大人たちが動くようになって欲しいと思っている。 のどかの結婚もあった。大人だから許可を得なくていいってのも素敵だった。 ゆみは自分でどの地獄で生きるかを選ぶ。 岡田将生おこったり、驚いたり大変。
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あらなみ

あらなみ

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薫ちゃん、なんかあると多岐川さんのお部屋にいるの、かわいい。 多岐川さん、薫ちゃんにとっては良きおじいちゃんなんだろうな。 暴力はいけない。でも、声を上げた記憶は自分の芯になる。 きっと私もそうしてたっていうヒャンちゃん、わかるー😭 そして、ヒャンちゃんの生まれで薫ちゃんのことを差別した恋人最悪ーーーーー!!!!!! 別れて正解ーーー!!!!!!!!!!!!!!! ぜったいモラ男になるからそんな男と一緒にいちゃダメだよーーーー!!!!!!!!!! ヒャンちゃんに小橋と稲垣を会わせないようにした寅ちゃん優しい😭 小橋と稲垣、ちゃんとヒャンちゃんをフルネームで覚えてる〜〜〜〜〜😭 そしてあんまりにも「香子さん」を汐見さんが隠し続けたせいで、イマジナリーお嫁さんかもしれないって言われてたの笑う😇😇😇😇😇😇😇 多岐川さんに抱きしめられて嬉しそうな小橋と稲垣、きゃわ😭 家裁発足した彼らが、 稲垣は岡山家裁所長、小橋が鹿児島家裁所長になってて、本当になんかもう、すごい😭😭😭😭😭😭😭😭😭 法務省の少年法改正要項に慌てて多岐川さんのおうちに来たんだろうな😭😭😭😭😭😭😭 皮肉なことに、後の世では少年法で守られてるからと少年の残虐事件が相次ぐことになるのよね。 多岐川さんの愛を持って接すればきっと公正できる、この理念が届かない時代がくるのがつらい。 大きな犯罪を犯す前に、公正を促せば、あるいはってなったかしら。 もうわかんないのが辛い😭😭😭😭😭 あーーーーヒャンちゃんのお兄さん生きてたーーーーー!!!!!!!!!! よかったーーーー!!!!!! ヒャンちゃんと再会できてよかったーーーーー!!!!!!!! みんなでご飯を囲んで楽しそうに笑う多岐川さんの姿が、視聴者が見る最期の姿って、こんなん泣くなって言われる方が無理な話なのよ😭😭😭😭😭😭😭😭😭😭 登り詰めた桂場さんに、バトンを渡すように少年法改正案への反対書を預けるの、しんどい😭😭😭😭😭😭😭😭 桂場さんはいつ泣くの😭😭😭😭😭😭😭 ちゃんと悼めてるかな、悲しめてるかな😭😭😭😭😭😭😭 心配😭😭😭😭😭😭😭😭😭 ひぇ、次回予告で寅ちゃんが新潟で対峙したみさえがーーー!!!!! みさえ怖いいいい!!!!!!!!!!
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ポーチドエッグ

ポーチドエッグ

暴力はいけないけど、声を上げた記憶は芯になる。 ヒャンちゃんのお兄さん!元気方で良かったよ…。 来週…桂場さんと対決、そして美佐子?????
ぁぃぁぃ

ぁぃぁぃ

あからさまな差別。 兄来た。滝川亡くなる。
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ジュうお

ジュうお

死に目に会えない後悔って消えない
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こそばす

こそばす

虎に翼を見続けて、ストーリーの内容に考えされる事や感動する事もあるのだが、何よりストーリーを伝える役者たちの熱演に感嘆する。たった数分で、その人物の空気感や気持ちを伝える演技は本当に凄いと感じた。 多岐川役の滝藤賢一も、紛れもなく素晴らしい役者ですね。まさにプロ。今作の演技も素晴らしかった👏 本当にお疲れ様でした。
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Clary

Clary

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多岐川さん、癌でどんどん弱っていきながらも、 戦後帰国した時に孤児らを観て決意したことに始まる信念の火は消えていない。 少年法改正の論が出て、むしろその火は燃え上がるかのよう。 ドラマの時代、少年法改正の話が出たのは、凶悪な未成年の犯罪が発生したのも背景にあって。 (少年犯罪の凶悪化って曖昧な解釈なので、凶悪「化」とは使わない) 少年法や未成年の犯罪については 「ケーキの切れない非行少年たち」 を思い出すのだけど、 その話をするには、 現場を知っている者たちの視点を知る必要があるのかな、と感じた。
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sinimary

sinimary

2024/9/13録画
青

当時学生だった方は現在70歳くらい? 運動とその後のしらけムードの両方を実際に肌で感じてきた人に、色々お話をお伺いしたい。 次回予告どうしたの。そういえば松山ケンイチと岡田将生は平清盛と源頼朝のコンビでしたね。つまりマツケンは武士の頂点と司法の頂点の両方を演じたことがあることに。 青少年の犯罪も成人犯罪と同様に扱う方向へ舵を切った桂場。私には細かいことは分からないが、刑罰の内実を保護と教育へ変えたほうが社会的な効果が高いのだと主張する研究は存在する。喜多川たちの思想は単なる温情のゆえではない。それに比べ、桂場のやっていることは(これも私には細かいことは分からないが)、司法の独立をまもるために、人間や社会を後回しにしているように見える。確かに司法の独立は大事なのだが、人間よりも法を第一に捉える立場は、花岡が自分自身で誤りであると(何らか犠牲がつくものだと)証明していたはず。人間あってこその法では、と私は直観的には思ってしまう。
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FranKa

FranKa

多岐川の《愛》の回だった。少年法にしても、香淑の兄との再会にしても、多岐川の振る舞いには、《赦す》ということが、ひとつの重要な指針となっているように思える。 たとえ、過去に「過ち」を犯してしまったとしても、その過去に、周りとの未来の関係性が縛られたままだと、その人はいつまでも解放されることができない。 だからこそ、《愛》には、《赦し》が伴うものなのかもしれない。理性的な因果に囚われたままだと、加害者も被害者も、そのときの関係性や《悪》から解放されないまま、生きることになってしまう。 多岐川の生きざまをみて、とても、考えさせられる回だった。
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ホーランド33

ホーランド33

滝藤さん回。彼の言葉はマツケンさんに届くのか…(?_?)けっこう大詰めなのかもだけど、理解が追い付かない(;o;)
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薫は失礼した。失恋した娘の前で香子はヒャンちゃんに戻る事にした。 多岐川先生はあの水業と謎体操が健康に悪かったのではないか? ヒャンちゃんのお兄さん?!生きていたのか?!家族水いらすのお食事…幸せだね。 多岐川先生…少年法の愛の精神を残して旅立つ。
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うりぼう

うりぼう

このコメントはネタバレを含みます

20240913 NHK総合 朝ドラ 多岐川さんが亡くなった。小山や稲葉と再会し、ハグし、ヒャンちゃん母娘の和解を見届け、ヒャンちゃんを気が強いと認め、少年法改正に対する意見書をまとめ、桂場に電話し、怒鳴り、日本の今後を憂いて桂場に後を託す。変顔をして。 「グレースの履歴」以来、お気に入りの滝藤賢一、思い切り遊んでくれてありがとう。 渋面の桂場、愛嬌の久藤、偏人の多岐川は愛の人、寅子を支えた三バカの一人が去り、寅子の胸中は。それ以上に桂場の方が心配か。
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AMY

AMY

そっか、稲垣も小橋もヒャンちゃんがここにいるって知らなかったのか 彼に血筋のことを言われて、世間の現実的な捉え方を知った薫 お母さんが隠していたことに対して恥ずべきことじゃないのに!って怒ってたけど、自分をそういった世間の目から守るための「愛」だったと知って和解 ヒャンちゃんは、娘の前で崔香淑を取り戻したいと決意
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かりん1

かりん1

薫ちゃん(ヒャンちゃんの娘)が泣いていて 恋人と別れた。 理由は血筋が問題があるからだと ただ薫ちゃんは結婚する前にどうしようもない男というのが分かって良かったと言っている 本当にそうだね! そんな男はいらないね 今でも そんな事言っている人がいるけどそんな人は 広い視野を持てない人だから結婚なんてとんでもない‼️ いい考え方だよ👏👏 ヒャンちゃんは皆に 堂々と顔を出しました。🙌🙌 そしてヒャンちゃんのお兄さんがヒャンに会いに来た💦 昭和45年6月 ・少年法改正について多岐川は 刑罰を科して 執行猶予をつけて『おしまい』ではなくて 保護処分により、家裁の人間と共に自分と向き合い 心身の調和を計る方が適切で、再犯を防げる確率が高いと言って怒って、そして抗議文を残し亡くなってしまった なぜこのような改正を行うのか?? 何だか次々に亡くなっていく人を見るのは辛いなぁー😭 ※来週も波乱の様子。2日我慢だ😣
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