虎に翼の127の情報・感想・評価

エピソード127
最終週「虎に翼」(第127話)
拍手:58回
あらすじ
調査官の音羽(円井わん)と寅子(伊藤沙莉)はそれぞれ考え方の違いはあるものの、お互いのやり方について率直に話せる間柄になる。
コメント31件
bon

bon

大人になることって「自分は特別ではない」と気づくことかも。 家族や近しい友人の中では、人は誰しも特別だけど交友関係が広がったり、自分よりもできる人をみたり、挫折したりして自分だけが特別ではなくて、個々それぞれがそれぞれに特別。
R

R

2024/10/11 テレビにて鑑賞
anop

anop

このコメントはネタバレを含みます

美佐江。美雪。
蒼空

蒼空

美佐江と美雪を演じた片岡凛 「世の中に自分の存在を知ってもらいたい」TikTokをはじめ芸能事務所からスカウト。特別な自分を目指しただけあって、微妙な仏頂面ができる。唇の片側だけ痙攣させてイラっとさせる表情を作るとか。声もいいのでオーディブルもいけそう。 伊藤沙莉、円井わん、片岡凛の舞台劇のような緊迫感。 なぜ人を殺してはいけないか。 その答えはわからない。自分なりにその理由を考える。でも、それは日本だけではない、人のルール。 美雪の心境はやっぱりわからない。 そして、昭和48年4月 尊属殺人事件の判決の日
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age58

age58

息を吐くように嘘をつく。あの女の子はそうかもね。違うかもね。伊藤さんはそれに気づく。それでも信じる。私に出来るか?
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ジュうお

ジュうお

寅ちゃんと美佐江さんが会ったときは家庭問題や職場問題たくさんあったし余裕がなかった。でも美雪さんと出会ったときはまだ余裕もあるしなんていうか人との交わし方も増えた気がする…タイミングと経験値の差
きりん

きりん

いやー最終週だなあって 寅子が高い地位にいるからでなく、あの時掬えなかったものを経験を積んで真摯に対応することで掬ったんだなあ で、一人一人にこんな対応できる訳ないよねとちゃんと顧みる。音羽さんに託しすぎなのはどうかと思うけれど、ね、、、 歳を感じる貫禄も思わせる。伊藤沙莉さんほんとにすごい!
ぁぃぁぃ

ぁぃぁぃ

なぜ人を殺してはいけないのか。 ラスト週重いテーマ。 わからないから。もどれないから。
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ソリ

ソリ

うーんみさえみゆきの件よく分かんないし、 尊属殺人と並行して描くの「はて?」って感じ・・・ 今このシーン流してる場合か・・・?と思いながら鑑賞 でも女優さんは素晴らしかった。また演技見たい。
はな

はな

美雪ちゃんは美佐江に比べると詰めが甘いというか、やっぱりあそこまで洗練された賢さとか異質さがないんだけど、それを別人レベルまで完璧に演じ分けた片岡凛さんがすごい。少年少女を愛で救う。家裁のあるべき姿を見た。
spoon

spoon

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命。永遠に失ってしまう事への代償は何ものにも変えられない。 どんな貴方でもいい。だから話しましょ、何度でも。 本気で向き合ってくれている寅子の姿勢が心に届けば、もしかしたら改心するかもしれない。
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sinimary

sinimary

2024/9/24録画
しゅん

しゅん

83カット。 みさえの話はここで終わりか。「怪物じゃなかった」というところは悪くないが…みゆきの扱いはどうなのだろう。みゆきをどう映すかが定まってない感じがしてしまう。後ろから後頭部を映すカットとか。ちょっとわからない。
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せぐうぇい

せぐうぇい

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自分は母と同じ異質、特別だと思い込み、頭も良く、容姿端麗、経済的にも豊か、なのにこの男性社会において女であるということ。 このことが彼女を歪ませてしまったように感じる。 虎に翼の特番で、米津玄師さんが、この作品は社会の爪弾き者のことを扱っている、と言っていて、それはきっと、社会的には裕福で幸せだと思われがちな、美佐江や美雪のことも言っているのだなと思ったら、この作品の懐の深さを感じた。 なぜ、人を殺してはいけないのか? この言葉も、こういった背景が生んだもののように思うし、もしかしたら物語の中で語られてない、日本社会の高度経済成長が生んだ歪みも関係してるかもしれない。 強烈な自尊心と高いプライド、すべてを持ち合わせてるにも関わらず女であるがゆえにその辺の男にも勝てないことへのフラストレーション。 頭が良い、賢いがゆえに見えてくる社会の不条理。そして生まれるこの世の中への憎しみ。ある程度の人生経験を積んだ30代とかでこれらに気づけるならまだしも、10代の若さで気づけてしまうからこそ、うまく対処できなくてより苦しんでしまうのかもしれない。 また、こんな言葉が、示し合わせてもないのに親子で出てきてしまう時点で、相当母と似通った精神状態になっているのがわかる。 また、女であるにもかかわらず、この社会で大活躍している寅子への強烈な羨ましさや憎しみみたいなのも美佐江は特にあったのかも。 何週にもまたがってきたパートであるにはきっと理由があって、美佐江や美雪のような存在は、この虎に翼においてめちゃくちゃ作品のテーマに関わる大事なところなんだと思う。 女性の自立と、平和にはなったけれども生まれてきた新たな問題、平和になったにも関わらず変わらない問題等、それらが凝縮されたのが、寅子と美佐江と美雪の話なのかもな、と思った。 そして、彼女らのような人たちを救うことが、寅子が作中ずっっと取り組んできたことのようにも感じて、だからこそ今回の話にはとっても感動しました。 今回の話で、覚悟を持って向き合い、理解しようと、対話をしようとしてくれたから、美雪は変わるきっかけになったんだろうな。寅子の、美雪を見る目と、音羽さんを見る目が、自分自身のフィルターを何とか通り越して相手を見ようとしているように見えて、なるほど、こういう風に人を見ようとしてるからこそ、寅子は慕われるのだな、と感じた。
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こっこ

こっこ

今日の話は過去から未来へ続くべき話、って感じでした。 美佐江がかつて寅子に「どうして人を殺めてはいけないの?」と無邪気に問いかけ、 その問いにうまく応えられなかった寅子は、美雪に今度こそは、と言葉にして伝える。 そうなの、だれでも良かったって、誰かをころしてしまう事件があるけど、 だれでもよくないの。誰もが特別なの。 人を殺すというのはその日との未来を奪うだけじゃなく、その未来のなにかを奪うことにも繋がる。 だから戦争なんて、もってのほか。 美雪にちゃんと響いているといいな。。 寅子の願いや想いが。 そして、いよいよ大法廷判決の日。 桂場さんの脳裏に過るのは誰かなあ。
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サムカワ

サムカワ

一度は失敗し、後悔をした寅ちゃんだから言葉の重みがある。寄り添い話を聞くこと。詰まるところこれがすべての真理なのかもと思った。 子供の未来に、土砂降りでも構わず飛んでゆく力を与えうるかもと思った。
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うりぼう

うりぼう

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20240924 NHK総合 朝ドラ 美雪と対峙する寅子、今度は逃げないと心に誓う。美雪、寅子にどうして人を殺してはいけないの?と母と同じ問いを発する。寅子、慎重に考え、実行すれば2度と会うことも、話すことも出来ない取り返しのつかない行為だから。 美雪、当たり前でつまらない。母は特別だった。寅子、貴方のお母さんは怖かった、特別だと思った。でも、ノートを見て、普通の子だったと知った。当たり前の事が見えなくなっていた。今回は同じ過ちは犯さない。 母は特別だ、私も特別とナイフを取り出し立ち上がる。音羽、警備員を呼ぼうとするが、寅子が制する。 貴方も特別だけど、誰もが特別であると同じで普通の子。お母様の呪縛でなく、貴方を生きて、どんな貴方も私は認める。私は普通はいやと寅子に迫る。だが、寅子の気迫に押され、ナイフを投げ出し、美雪退室する。座り込む寅子、音羽に今日はここまでと。 寅子、最終的に美雪を施設に措置し、数ヶ月、審判の日を迎える。祖母と美雪に対する寅子、美雪どうしたいか訊く。美雪、施設に残りたい。理由は、出れば祖母が気を使うから。 寅子、それで貴方はどうしたいの?美雪、答えられない。祖母が大きな声で私は美雪と暮らしたい。美雪は面会する度に落ち着いてきた。美雪、涙声で祖母と暮らしたいと。寅子、美雪を不問とする。遂に美佐江の20年来の呪縛から解放される。 最高裁、判決の日、桂場、法服を纏い入廷に向かう。ドキドキ。
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mumu

mumu

美雪と話して更生の見込みを感じるまでにできたからといって美佐江への後悔が昇華されたわけではない。けど美佐江への後悔がなかったら美雪とここまで向き合って、心を救うことはできなかったのかなと思うと後悔や失敗ほど糧になるものはないんじゃないかと思う。にしても伊藤沙莉はすごい!!!
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FranKa

FranKa

言葉にすると陳腐だが、《愛》ある大人のもと生きることが、人にとって、とりわけ子どもにとって、どれだけ大切かを突きつけられる回だった。 家族の象徴資本のために学歴を追求「させられる」子どもや(例:ミサエのケース)、愛を知らずに生きてきた子ども(例:美雪のケース)の場合、自分の生存意味が、掴みにくくなってしまうのではないか。逸脱という形をとってでも、《(歪んだ)特別》であろうとしてしまうのではないか。 理由がわからないからこそ、行動を早急にとらずに、まず、対話してみる。それはそのとおり、だとは思うのだが、そのとき、信頼関係のもと、対話できる相手が見つけにくいことに、このような境遇にある子どもたちにとっての、切実な問題があるようにも思われる。
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青

寅ちゃんの倫理への所感には共感できるところが多いなぁと感じる今日この頃。論証の正しさだけでなく、直観の適切さも併せて初めて実践的な推論は正しくなると考えている。だから、論証から直観に反する帰結が導かれたら、直観を信じて、結論を出すことは保留にしてよいのだ。 でも、美雪のこと、私は好きになれないな。仕事なら関わるかもしれないが、寅ちゃんほど誠心誠意をもって関わろうとは思えないかもしれない。人の根本が変わるとは思えないし。 あ、でも美雪はまだ10代か。20代半ばでそれだともう手遅れな気がするが、10代なら変わることができるかも…ね。ちゃんと叱ってくれる人の存在はありがたい。(優位性を示すために怒鳴りちらすとか、ハラスメントチックな怒りをぶつけるなどは論外だけど) 他人との関わり方は、転じて自分自身との向き合い方でもある。他人を学歴や属性で見下す人、挨拶しても無視する人、若さや美貌でしか人を見ることができない人、頻繁に嘘をつく人、いろんな人がいるもののそれらの誰もが自分自身をそのように眼差している。そういう人に対して、気が遠くなるほど愚かだなって私は思っちゃう……寅ちゃんのようにはなれません。このドラマは寅ちゃんという正しさを通して、私の限界も自覚するはめになるので、観ていて苦しくなりますね。
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3億円

3億円

どんなあなたでも、私はなんだっていい! どんなあなたでも、どんなありきたりな話でも聞くわ 寅子にしかかけてあげられへん言葉やった 美雪も絶対に辛かったんやろうな 憲法第14条
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ポーチドエッグ

ポーチドエッグ

美佐江と向き合えなかったあの時から、ずっと考えていた寅子。前段の元に戻せないから、生きることに尊さを感じる。という考えが好き。 美雪にも届くといいな。 寅子の成長をとても感じる回。 明日、いよいよ最高裁判決。
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つむ

つむ

長い間考えてきた寅子なりの答え。 美佐江には向き合えなかったけど、美雪にはしっかり向き合った寅子。 明日は最高裁の判決か。 あと3回で放送も終わり。 ○○ロスなんてあんまり縁がなかったけど、今からこんな気持ちなのちょっとまずいなこりゃ。
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なぜ人を殺してはいけないの?時々問われる事だが自分だったらどう答えるだろうか? 美雪と向き合い、母親を背負う事は無い…自分の人生を生きてほしいと語る寅子。美雪は自分を取り戻し、祖母の胸で泣く…幸せな人生を歩んで欲しい。
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あらなみ

あらなみ

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寅ちゃんが20年前、美佐江に言えなかったこと、やっと寅ちゃんなりに答えをだして、美雪に伝えられたの、よかったなぁって思った。 美佐江は間に合わなかったけれど、美雪は間に合った。 これってかなり大きな違いだよね。 「お母さんみたいにならなくていい」 3歳で自分を捨てた母親を妄信的になぞるようにしていた美雪の呪いを解いてあげられる言葉がこれなんだよね。 そう思ったら、ドラマ見てた時は流れなかった涙があふれて止まらなくなってしまったよ。 特別視せずに、一人のどこにでもいるありふれた子供として扱うことが正解。 人はだれしも「特別な自分」っていう妄想はどこかで捨てなきゃいけないけれど、美雪はそれに自分ひとりでたどり着いたらきっと美佐江の二の舞になるから突きつけるしかないっていうのはある種残酷だけれど、それを受け入れた美雪はとても肩の力が抜けて楽そうに見えたのがとてもよかった。 美雪がナイフを床にたたきつける姿と、美佐江が寅ちゃんにあげたミサンガを奪ってたたきつける姿。 構図を重ね合わせた演出は素晴らしいなぁって。 新潟の置き土産がやっと片付いて、安心。
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真昼の幽霊

真昼の幽霊

そんなに簡単に答えを出せないし出してはいけない、そして今度の答えに関してもそれは厳密には「答え」ではない。寅子はこう考えたけどあなたはどう考えるか?と視聴者に投げかけているようにも思える。何かと安易に答えを求めたがる大衆はモヤモヤするだろうけど。 あと「特別ではない」は「特別な何か」であろうとする連続殺人犯などに「お前のようなやつは特別でもなんでもなくありふれている」と宣言してるようにも見える。 そして後半、何気なく寅子が言う「私たちのように仕事に人生を捧げることをすべての人に強要すべきではない」というのも大事な要素だった。日本人、仕事こそ至高みたいな考え方に陥りがちだから。
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かりん1

かりん1

美雪との面談 ・友達に売春をさせて金品を窃盗させた疑いは美雪は全部の罪を認めた さらに美雪の質問の内容は 『どうして人を殺してはいけないのか?』だった ※この質問は美佐江も同じ質問をしていた...。 寅子の答え=『奪われた命は元に戻せない 死んだ相手とは言葉を交わせないし触れ合う事、何かを共有することも永久に出来ない だから人は生きることに尊さを感じて人を殺してはいけないと本能で理解している』 『美佐江に対して 救うに値しない存在では無く そういう存在だと自分が思った事が間違いだった』と言った! 美雪はそれを納得はしてない様に見えたのだが..。 寅子は試験観察にし、そして施設に入った後に不処分にした。 朝ドラの最終週でこんなに重い題材 短い回数で終えるような内容ではないと思ったが、案外あっさりと解決に向かった 良かった🤗 ・昭和48年《尊属殺人の判決》 最高裁大法廷の判決日がやってきた
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ホーランド33

ホーランド33

寅ちゃんの部下の子いいなぁ。なんか武骨で。他人とは思えない。こういう子を描けるのが虎に翼のリアリティ✨みゆきちゃんよかったな…
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AMY

AMY

美雪はお母さんをなぞってしまったんじゃなくて、なぞろうとしてたのか… あの時の美佐江に向き合えなかったことが間違いだったと寅子は言っていたけど、あの時の寅子では今日のような返しはまだできなかったはず 美佐江のことを救えてたらそれはたしかに良かったけれど、巡り巡って今度は美雪と向き合える場が与えられたことが運命のようにも感じる
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melody

melody

冒頭のスタッフロールで極端に登場人物が少ないなと思ったら、15分間ほぼ美雪さん。 真っ当に美雪さん『本人』と向き合った寅子。 あの時みさえさんを特別に恐れてしまったことが間違いだった。 だんだんと変わっていく美雪さんの(中の人の)表情が良かった。 またどこかで、違う役でお目にかかってみたいです。 さて、最高裁判決。
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