不知火檢校の作品情報・感想・評価(ネタバレなし)

『不知火檢校』に投稿された感想・評価

座頭市のプロトタイプみたいなことに結果的になった勝新の出世作みたいなやつ
でもこれは主人公が悪役だから憎たらしいぞ
目がみえないから優しくしてあげようとしたりすごい舐めてかかったりとかするから騙され…

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白塗り二枚目で長谷川一夫の後継者を市川雷蔵と競った勝新太郎が、貧乏長屋の盲目の倅から、悪知恵を働かし一塊の按摩から不知火検校に上り詰めるピカレスク時代劇で開眼し大映の屋台骨を支えるスターに成長した森…

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盲人の按摩が欲望のままに悪行の限りを舐め尽くして、盲人の最高位である検校に上り詰めていく悪漢物語。
勝新太郎の愛嬌たっぷりの丸顔笑みが、悪魔の笑みへと変りっぷりがたまらない。
検校に上り詰めてからは…

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宇野信夫の歌舞伎のための戯曲を、犬塚稔が脚色、森一生が監督したカツシンの新境地を拓くことになった、按摩の悪行によるサクセスストーリー。主人公のカツシンには、共感は出来ないが、行為に対する説得力はある…

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64年前とは思えない圧倒的な面白さは何なんだ?!

目が見えないめちゃくちゃ悪い奴。その魅力的な主人公の描き方が素晴らしい。

若き日の勝新太郎が中村玉緒と出会った作品。中村玉緒もまた可愛い。

いやー、悪いわーw ゾクゾクするわーw

勝新さんにとって、ふたつの意味でターニングポイントとなった作品かと。ひとつは、この役で、俳優として大化けしたこと(そして、あの”座頭市”に繋がっていく)。…

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tBi
3.8
Rec.
❶24.10.19,ラピュタ阿佐ヶ谷(35mm)/日本映画監督協会プレゼンツ “時代と切り結ぶ”映画作家たち&「映画監督って何だ!」

盗み・殺人・強姦…何でもござれ。悪事全てに手を染める人格崩壊者・悪徳按摩師を勝新太郎が熱演!!!

題名は不知火検校(しらぬいけんぎょう)と読む。

不知火←最初読めなかった!
本作は戯曲が基らしい…

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K
4.4

自分と同じぐらいの世代で、大して映画など観てこなかった自分のような人間の大半はおそらく、勝新太郎という名前を何度か耳にしたことはあっても「何か豪快なおっちゃんでしょ?あのテレビでわーわーおちゃらけて…

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4.5
勝新さんと玉緒さんが出会った作品だね。とにかく悪に徹した勝新がかっこよい。座頭市の元になった作品だね。

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