妖刀物語 花の吉原百人斬りの作品情報・感想・評価・動画配信

『妖刀物語 花の吉原百人斬り』に投稿された感想・評価

4.1
393件のレビュー
深緑
4.2

時代劇の中でも「御大もの」は何だか苦手で、これが初めての作品。
金の切れ目が縁の切れ目を地で行く話(依田先生の解りやすい脚本!)。
他でも言われてるけど、当時としては斬新で、廓の華やかさを際立たせる…

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たと
4.2

名作とはとりあえず粗筋紹介、ネタバレと言った言葉とは無縁な作品と言えよう。ネタバレされて面白くなくなる映画は(小説であれ)そこまでの作品だったということだ。
本作は『妖刀物語 花の吉原百人斬り』とい…

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Mii
4.0

なんてゆうかすごいものを観た…
カメラワークも含めこれは傑作。
タイトルの通りのストーリーなんやけど、タイトルでこーゆう感じやろなとかラストがこうなるってわかっててもおもしろすぎた…🥹ྀི
なにこれ…

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気立ては良いけど顔の痣のせいで女性経験のない金持ちおっさんが風俗に沼って地獄をみる話。

性悪ピンプの対応がいちいちイラっとする
船の上でのお見合い
舞してる船が横切る

リアルなのかよくわからないが妙にリアルに感じる吉原の雰囲気

奥行き感じるショット多め

親方の佇まい

『妖刀物語 吉原百人斬り』(1960)は、内田吐夢的なねちっこさと陰鬱さを前面に押し出した作品である。
冒頭では頼もしく映るが、次第に女性関係の不器用さによって自己崩壊していく主人公を演じる片岡千恵…

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4.0
死ぬほどダサいおっさんの話のはずなのに死ぬほど面白い。序盤の船上お見合いからもうかっこいい。その後の展開を期待させるようなタイトルもいい。
門に残る花魁の手形と開かずの門
女郎は逃げ場はなく死んでいく

主人公が今でいう弱者男性であり無敵の人で(この言い回しは好気ではないけれど)笑えないし、泣けない
imapon
3.8

内田吐夢監督作品で時代風俗考証信頼できるとした上で吉原の事、いろいろ勉強になる。
映画セットが素晴らしい。

捨て子だったが今は絹の大旦那、次郎左衛門・片岡千恵蔵。人柄も良く使用人に慕われていたが生…

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宫痲
5.0
ラストの惨劇に至ってシュトロハイム「愚なる妻」のギトついた画面を軽く凌駕していた。オールタイム・ベスト。

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