顔を捨てた男の作品情報・感想・評価(ネタバレなし)

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『サブスタンス』以上に笑ゥせぇるすまんのような、シニカルで救われない物語だった。

ドッペルゲンガー的な怖さかと思ったら、よく似た全くの別人というのがより不気味だった。
一方で、気の持ちようで人生は…

自己同一性、自己嫌悪、自信、自我、自分にとっての自分の捉え方や向き合い方。他者の見え方や他者との接し方は、常に自分へのそれを通過しているのかもしれない。

何を得て、何を失ったのか、案外曖昧で複雑で…

傑作。


冒頭は予想通りの展開。
こんな感じか、テンポは良いけど、と思っていたら、オズワルドが出てきてからがすごい。

えっそうなの、どうなる、どこまでいく？
そんな終わり方！凄いヤバイ！(語彙力…

顔が極端に変形したエドワード、新薬によって別人になるが、彼の前に以前の彼の容姿に似た人物が現れる。
イケメンになり不動産の営業で成功したにもかかわらず以前と変わらず不安に付きまとわれるエドワード。
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