久々に 重たく不条理でありながら
しかし人間の本質に深く迫った作品に出会った気がする。
皮膚の特殊な腫瘍に罹患したことにより
醜く奇怪な顔を持つ主人公のエドワードは、そのことに負い目を感じ人目を避…
映像の粗さ、演出の古さが気になった。
そして2時間無いのに長く感じた。
結局顔が変わっても中身は変わらないって事?
オズワルドが最初に舞台を観に来た時って、エドワードはマスクしてなかったっけ?そ…
自分に対して何かしらの感情を掘り下げてゆくと、途中の壁は過去に体験したことだったり、創造主(親かも)への不満なんかで固められているかも知れないけれど、底は当然「私」でしかない訳で、いい大人はわかって…
>>続きを読む顔を捨てたことがきっかけで、自分という物語そのものが崩壊する。
タイプライターも役も女も、執着した全てを「特別じゃない」と捨てられる虚無。
自分が世界の一部(モブ)に過ぎないと悟った瞬間の笑い、これ…
途方に暮れてる顔がこんなに似合う人いるのかというぐらいセバスタの配役が炸裂している
顔が最終的にセバスタになるのを知ってるのは自分が観客だからで、もし自分が治験して顔が剥がれ落ちてきたらと思うとその…
この話の歪さを生み出す仕掛けはいたってシンプルなのだが、それが却って人間の黒い部分を暴いているというか、皮肉を炙り出しているようで、かなり面白かった。イングリッドが「創造物とヤリたいの」っていうシー…
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