ミステリーとかサスペンスかなって思ってたら、思った以上にちゃんとしたヒューマンドラマやった。
市子の生い立ちが辛い…。
「ある男」に似てるけど、こっちの方が過去の辛い描写が多くて精神的にやられて…
戸籍の問題にせよ、家族の障害の問題にせよ、貧困の問題にせよ、実は行政や専門機関などを頼ればあそこまでどん底までいかなかったのかもしれない。
でも本当に追い詰められている人は、そういう判断も出来ないん…
法律は役に立たない。
どうすればよかったのか?
普通に今の介護の現場も変わらない
必要な助けは受けることができず
声を上げても届かない
ヤンクケアラーという言葉も実態も
過去のものになるように
願わ…
戸田彬弘監督・原作(自身の主宰する劇団チーズtheaterの旗揚げ公演として上演した舞台「川辺市子のために」)
脚本:上村奈帆、戸田彬弘
川辺市子:杉咲花
長谷川義則:若葉竜也
北秀和:森永悠希
…
夏のジメジメを感じさせる作品。杉咲花の演技が素晴らしく、物語全体の暗さを、長谷川との日々を振り返るシーンでの笑顔で吹き飛ばすようだった。
北くんの行き過ぎた気持ちは、どうしようもなく、歪み過ぎた愛だ…
めっちゃこわい、人の戸籍を次々奪う寄生虫。だけどそうさせたのは無戸籍を選んだ親やその後の環境。幸せになれないことが決まっている人生で生き続けられる市子の執念は凄まじい。誰にでも演じられるもんじゃない…
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