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ケナは韓国が嫌いで/韓国が嫌いでの作品紹介

ケナは韓国が嫌いで/韓国が嫌いでのあらすじ

ソウル郊外で両親と妹と共に暮らす 28 歳のケナ(コ・アソン)。大学を卒業後、金融会社に就職し、片道2時間かけて通勤している。学生時代からの恋人ジミョン(キム・ウギョム)は、「自分が就職したら支える」と言うが、そんなジミョンにケナは苛立ちを隠せない。だが、ケナの母は、裕福な家庭で育ったジミョンとの結婚を待ち望んでいた。一方、ケナが家族と暮らす小さな団地は老朽化が進み、再開発が予定されていたが、母は転居先の家の購入費用もケナに頼ろうとしていた。ソウルの寒すぎる冬、地獄のような通勤、恋人との不透明な未来、仲は良いけれど息が詰まるような家族との日々ーー。ここでは幸せになれないと思ったケナは、ニュージーランドへの移住を決意する。

ケナは韓国が嫌いで/韓国が嫌いでの監督

チャン・ゴンジェ

原題
한국이 싫어서/Because I hate Korea
公式サイト
https://animoproduce.co.jp/bihk/
製作年
2024年
製作国
韓国
上映時間
107分
ジャンル
ドラマ
配給会社
アニモプロデュース

『ケナは韓国が嫌いで/韓国が嫌いで』に投稿された感想・評価

5.0
【閉塞感の先に見つけるもの】

※監督舞台挨拶

この原作を読んだことはないのだけれども、この映画「ケナは韓国が嫌いで」は、プロローグとエピローグが明らかな対比になっていて、それぞれの違いについて考えると同時に、何故そうなったのか、ストーリーをもう一度振り返るような巧みな構成になっているのだと思う。

韓国に限らず、日本でもそうだが、若者には閉鎖感はつきものだ。たぶん、誰だって若い頃は閉塞感を感じたに違いない。

外国に行けばとか、英語が話せるようになればとか、ブレイクスルーを設定したりする。

ただ、語学留学はモラトリアムになりがちなのも事実だと思う。

(以下ネタバレ)

さて、明らかな対比というのは、最初の出国と二度目の出国のことだ。

最初の出国では、ケナは明らかに韓国が嫌いだったのだが、二度目の出国ではケナの心境は異なっている。
好きとはまだ言えなくても、決して嫌いではないはずだ。

海外で受ける差別やプレッシャー、男女差。
韓国と似たり寄ったりのところもある。

同じ国籍や民族で寄り添わなくてはならない現実だってある。

ただ、二度目の出国は、ケナ自身のどうありたいかという前向きなチャレンジの選択だ。
決してモラトリアムなんかではない選択だ。

ケナは韓国が嫌いじゃない。
3.7
隣の芝生は青いのね🌱‬‪

日本の若者は韓国に憧れ、コリアタウンの新大久保も大盛況。
元々は巨大資本が仕掛けたかもしれないけど、KPOPもアイドルも、ドラマも、韓国コスメも、今では思惑通り定着したのではないでしょうか。

映画好きの私としましては、韓国映画の人物の描き方や、映像表現のクオリティの高さにはいつも驚かされる。

そんな日本の若者、憧れの韓国。
それなのに、実際の韓国の若者は、自国を自嘲気味に言う。
「ヘル朝鮮」と。
地獄のような閉塞感、先行きの見えなさを、そう表現しだしたのは2015年頃。

当時、韓国の東亜日報が記事にして、ネット界隈でもネタのように言われた、チキン屋フローチャート。
韓国の若者が小中高、大学に進学して、その先、文系・理系どちらを選ぼうが、最終的に餓死、過労死、もしくはチキン屋開業しかないという、絶望を描いたフローチャート。( ´ㅁ` ;)
冗談かと思ってたら、あながち間違いが無いという分析をされ、日本のビジネスニュースでも取り上げられたほど。
(【韓国・チキン屋・フローチャート】で検索すると出てくる)

その頃からコロナを経たので、今は乱立したチキン屋自体が廃れてしまったかもしれない。
(そう思うと、開業にこぎ着いても、結局閉店してて余計に地獄( ´ㅁ` ;))


また、近年では韓国の若者が、海外へ出る動きがあるという。
更に、韓国には兵役があるため、企業も兵役終了を就職条件(入社後、兵役2年は困るため)にしているのもあり、兵役を逃れる為に、国籍離脱をする若者が1年で2万人を超えているとか、、。

更に出生率は2024年で0.75。
(これでも上昇した)
隣の国の事ながら、明日はわが国の気持ちで見てしまう。(´・_・`)


そんな韓国の今を描いた小説の映画化。

主人公ケナは大学をでて、企業で正社員として働く3年目。
学生時代から、7年付き合った彼氏はいるが、兵役に行っていたため、彼氏はまだ大学在学中。
優しい家族もいて、貧しいながらも幸せにみえるケナだが、現状に不安と不満がいっぱい。


実家は貧しく、すきま風が入る部屋をビニールで塞いでも入ってくる冷気。
韓国の冬は厳しい。
寝る時もダウン着用必須。
ネトゲ廃人の妹とひとつのベッドをシェアするため交代で眠る。

通勤時間片道2時間。
まだ真っ暗な中出勤する。
儒教文化の為、先輩の文言は絶対。
会社の空気読む馴れ合い文化や、お友達忖度文化は理解できない。
(この辺は日本と同じ)

彼氏の家は金持ちで、ケナの家が貧しいことに同情的、施しを与えようとしてくる。
彼氏も古い価値観の男。
結婚したら、子供を作って、自分が稼ごうと思っている。

親は家の修繕費のお金を貯金から出して欲しいという。
更に母親は早く孫が見たいという。
彼氏と結婚したらいいなんてせっついてくる。

何かクリティカルなダメがある訳では無い。
でもちょっとずつ、今の価値観と合わないのもわかる。
窮屈な靴をずっと履くよう感じ。
その絶妙さ加減は上手いなと思う。

会社に辞表をたたきつけ、暖かい国を求め、南のニュージーランドへ向かうケナ。
割と淡々と進行するので、観ていてリアル。

異国の地にいくほど、自分のアイデンティティが韓国人なことにも気付かされる。
それでも、丁度いいを探すの上手なのは、割とアジア人の得意なところなのかしらね。

つい同日にイスラエルとパレスチナの映画を見てしまったせいで、今作の自国への拘らなさが、もう少しお互いにあれば、戦争にならないのにな、、と思ってしまう。
(宗教を無視して居る時点で比較にならないが)
落差が激しい(•ᴗ•; )

日本でも「自分探し」みたいな言葉はあるけど、自分は受け入れるか変えるもので、探すものでは無いと個人的には思っていた。

だが、今作の他に行けば幸せがあることへのポジティブさ、移民になることも、今後の選択肢なのかもしれないとは思ってしまう。
ヘル朝鮮のダメなフローチャートに行き着くくらいなら、、ね、、。
日本でもオーストラリアに職を求める若者がいるし。

作中、ケナは「みんなは幸せを過大評価している」と言う。
食べて寝れたら幸せで済まないのが、今の日本も韓国も同じかなと思う。


予想したエンディングを肩透かししてきたのは驚いた。
原作もこうなのだろうか。
韓国の人はどう受け止めるのか。

ペンギンは可愛い。
🐧♡

                   
3.7
 ソウル郊外で両親と妹と共に暮らす28歳のケナ(コ・アソン)は大学を卒業後、金融会社に就職し、片道2時間かけて通勤している。満員電車に押し潰されるような生活で往復4時間は地獄だが、『パラサイト 半地下の家族』にもあったが、ソウルでは土地の価格が高騰し、よほどの稼ぎがなければマンションなど借りられない。学生時代からの恋人ジミョン(キム・ウギョム)は、「自分が就職したら支える」と言っているがそんな日がいつ来るのかわからない。そんな彼にケナは苛立つが、ケナの母は裕福な家庭で育ったジミョンとの結婚を待ち望んでいる。どうして同い年なのに彼氏の方が就職が後なのかは、韓国では男性は兵役に就くためである。ケナが家族と暮らす小さな団地は老朽化が進み、再開発が予定されているが、母は転居先の家の購入費用をケナに頼ろうとしていた。ソウルの寒すぎる冬や、地獄のような通勤、恋人との先の見えない未来、仲はいいけれど息が詰まるような家族との暮らしに、ケナはここでは幸せになれないと思い、ニュージーランドへの移住を決意する。

 何度も言うが、人は生まれて来る場所、時代、性別を選べない。2010年代は若者の閉塞感を表す言葉として「親ガチャ」や韓国でも「スプーン階級論」と言う言葉が爆発的に流行したが、政治家や財閥の子供として生まれれば最初から確変連チャンタイムだがそんな運の良い人間は一握りで、大半はケナのような普通の凡庸な暮らしをせざるを得ない。K-POPや韓流の影響もあり、「隣の芝生は青い」で韓国に憧れる日本の若者は多いが、その一方で韓国では受験、整形、結婚、家賃、家族と多くの課題が20代女性には突きつけられる。今作は正に『あしたの少女』や『82年生まれ、キム・ジヨン』同様の世界線を提示する映画である。若者たちが未来に絶望するその裏には、セウォル号沈没事故やソウル梨泰院雑踏事故があるとも言われている。その後の警察の拙い対応も明らかになった両事件は、果たして自分がこの国にいても良いのか考える大きな契機ともなった。ニュージーランドに渡ったケナの自分探しは、心なしかイキイキして見える。「ふるさとは遠きにありて思ふもの」とは室生犀星の詩だが、韓国の中から祖国を見るのと遠く離れたニュージーランドの地で見るのとはあまりにも違う。システムや階級を越えられないなら、強制退場するしかない。本当の豊かさとは、そして幸せとは何か?について深く考えさせられる。

『ケナは韓国が嫌いで/韓国が嫌いで』に似ている作品

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