これが一度目の映画化。
パウル・レニ版のサイレント映画。
オープニングの巨大な猫に囲まれる人や髑髏がすっと見えるなど幻想的で怪奇的。この屋敷は幽霊屋敷と言われ、誰も近寄ろうとしない。
屋敷内もずっと…
莫大な遺産を相続することになったヒロイン。相続条件は、健全な精神の持ち主であること。彼女の屋敷では、奇怪な出来事が続き、次第に正気を失い始める。ドイツh調弦主義のパウル・レニの起用が成功したアメリカ…
>>続きを読む猫とカナリアはあらすじ面白そうだったがまあまあ……。
映像表現としては面白いものが多く、字幕の出し方の工夫であったり、映像の重ね合わせだったりは結構良かった。特に最初の猫とカナリア=瓶の間で戸惑う当…
変人の富豪の残した遺言状の開封のために幽霊屋敷と噂される屋敷に集められた人たち、そこで起きる怪事件、「犬神家の一族」の元ネタのようにも思えるシチュエーションで雰囲気も悪くないんだけど、「最後の警告」…
>>続きを読む屋敷とそこに住む人の姿を多重露光で重ね合わせる際に、家に対して人のサイズがやや大きいのが面白い。中にいます感が強い。ランドマークのマスに人間の駒を置いたような。家自身が、家の心の中で人間を思い出して…
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