ベラ・ルゴシの 幽霊の館の作品情報・感想・評価

「ベラ・ルゴシの 幽霊の館」に投稿された感想・評価

原題が“INVISIBLE GHOST”なんだけど幽霊で見えないって何なの? 空気なの? って思うんだけど、そのまんまだ! ってなるよ!
ホラーや怪奇趣味というよりニューロティックなサイコサスペンス。
見えない妻が可視化されることで殺人スイッチが入ってしまう男の愛ゆえの狂気と愚かしさと、憐れ。
でも、観てる側からすると本当に全てが可視化されてるのでサスペンスフルではないのが残念。
ベラ・ルゴシが所々で時折々にオリジナル・ラブの田島貴男に見えます。
怪作!!
キチガイ殺人鬼の話であって、幽霊は出てこないのだが、記憶喪失の妻の唐突な登場と、話の都合上、強引かつ唐突な死の圧倒的不条理さがヤベェ。

ご都合主義が映画そのものに力を与える事もあるのだ…!

雨でびちょびちょに濡れた窓にへばりつくように現れる白い妻のカットの凄さといったら無い!!

ルゴシに殺される女メイドからの主観ショット。一度、画面が暗転し、絞殺されたかと思いきや、画面上部からルゴシの顔が再び出現する悪ふざけも恐い。

いやー、ルイスは天才ですね〜!