猫とカナリヤの作品情報・感想・評価

『猫とカナリヤ』に投稿された感想・評価

莫大な遺産を相続することになったヒロイン。相続条件は、健全な精神の持ち主であること。彼女の屋敷では、奇怪な出来事が続き、次第に正気を失い始める。ドイツh調弦主義のパウル・レニの起用が成功したアメリカ…

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3.0

猫とカナリアはあらすじ面白そうだったがまあまあ……。
映像表現としては面白いものが多く、字幕の出し方の工夫であったり、映像の重ね合わせだったりは結構良かった。特に最初の猫とカナリア=瓶の間で戸惑う当…

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ICHI
3.0

変人の富豪の残した遺言状の開封のために幽霊屋敷と噂される屋敷に集められた人たち、そこで起きる怪事件、「犬神家の一族」の元ネタのようにも思えるシチュエーションで雰囲気も悪くないんだけど、「最後の警告」…

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同監督の『最後の警告』とほぼ似たような感じ。リアクションのカットが多すぎてかったるい。
3.5

このレビューはネタバレを含みます

サイレント映画の夭折の巨匠パウル・レニによるホラーコメディ。
狂死した資産家の遺言が彼の死後20年経って開かれる。
遺産相続人に選ばれたヒロインに襲いかかる殺人鬼。
登場人物たちの表情やリアクション…

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tBi
3.2
Rec.
❶24.06.15,シネマヴェーラ渋谷/サイレント期の巨匠たち
片側が窓に面し、白いカーテンが揺れる境界線としての廊下。
カメラの高低を変え、 玄関側・室内側の両方からも捉える。

サイレント後期の多彩な表現もあり。
メガネが外れると覚醒する。
ぱ
-

屋敷とそこに住む人の姿を多重露光で重ね合わせる際に、家に対して人のサイズがやや大きいのが面白い。中にいます感が強い。ランドマークのマスに人間の駒を置いたような。家自身が、家の心の中で人間を思い出して…

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カリガリ博士やノスフェラトゥのビジュアル
欲望と恐怖の塩梅が良い

https://youtu.be/j2N6yH1_lOY?si=miQ9DHPAifpfoOiM

表現主義の黄昏。劇伴も表情もずっと過剰な屋敷ホラーで、殆ど室内劇だが巧みな美術設計と暗すぎる照明全てが心理演出へ還元される。メイクも絶妙にキモい。
背後の本棚が開き、何も気付いてない女性に向かって腕…

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