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よみがえる声の作品紹介

よみがえる声のあらすじ

在日朝鮮人2世である映画作家・朴壽南(パク・スナム)は、2025年に90歳を迎える。彼女と娘の麻衣が共同で監督したドキュメンタリー『よみがえる声』は、約40年前から朴壽南が撮り続けていた16mmフィルムを基に制作された。広島や長崎で原爆被害を受けた朝鮮人、長崎の軍艦島に連行された徴用工、沖縄戦の朝鮮人元軍属、そして日本軍の「慰安婦」にされた女性たちの声なき物語を描き出す。

よみがえる声の監督

パク・スナム

パク・マイ

原題
되살아나는 목소리/The Voices of the Silenced
製作年
2025年
製作国
日本韓国
上映時間
148分
ジャンル
ドキュメンタリー戦争歴史

『よみがえる声』に投稿された感想・評価

snatch
5.0
戦争被害の層って底無しだと思い知る
圧倒し倒された
あまりにも膨大に知らなかった事もっと知りたい事があった
今からでもいい 学べばと自分に言い聞かす


徴用工として広島の造船所で働かされ被曝した朝鮮の人々
炭鉱掘りとして長崎の軍艦島に連行された朝鮮と中国の人々
そして従軍慰安婦として投げ込まれた朝鮮の女性たち

今年90歳になるパク・スナム監督は日本の歴史の教科書には出てこなかった日本に翻弄された朝鮮半島の人々が辿ってきた過酷な歴史の膨大な証言を記録、一部はドキュメンタリー作品としても発表している
この全ての人々の声と映像をデジタル化して、本作品にまとめたのが娘のパク・マイ監督
全ての証言に日本人として映画館に座っている自分が対峙させられる
以下、内容に一部触れています









彼女がこれらの題材にのめり込む発端となったのが、小松川事件。
昭和33年、定時制高校に通っていていた日本人の一年生の女生徒を朝鮮国籍の在日二世の金子鎮宇ことイ・チヌ が殺害した事件。彼は他にも殺人事件を犯していた
23歳のパク・スナムは自身の在日二世としての苦悩 悔恨が重なるイ・チヌの過去を知って往復書簡を始める。後に彼女はこの書簡を発表、今も読み継がれている
イ・チヌの家庭環境、貧困、差別、絶望が犯罪の一原因となっていて、大岡昇平や吉川英治らが嘆願書を書いたが、彼は実名のまま未成年死刑囚となり22歳で絞首刑となった

パク・スナムさんが被害者の女子高生の母親を訪ねた時、その母親が関東大震災の時に目撃したことを話し始めた。殺された大勢の朝鮮人の遺体のことを。その大きな罪については謝っても謝りきれない。それを考えると娘のことで恨むことはできないと口にしたのである
後にこの母親はイ・チヌの母親に会いに行く
パク・スナムさんの祖父は関東大震災の時、職場の日本人の同僚たちに匿ってもらって命を継なげたという家族の歴史もあった

そこから、パク・スナムさんは、1910年から始まった日本の朝鮮半島の殖民地支配時代に戻り取材を始める。つらい過去の体験を言葉にできない人も多くペンをカメラに変えて記録を始める

広島 長崎 沖縄の歴史の中には多くの朝鮮人もいた。祖国へ戻った朝鮮人の孤独な被爆者たちもいた
日本の負の歴史を検証するこの活動を妨害されようとも怯む事なく歩き続けた七十年の年月

彼女も私もこの作品がなければ出会うことのなかった人々、その声
声をあげることも出来ずに亡くなっていった多くの人々の声
一生をかけてそれを記録に残し伝えてきた姿は筋金入りの日韓現代史の正しき番人だった
「かぞくのくに」「スープとイデオロギー」の映画監督の ヤン ヨンヒ さんが勝手に応援団をされていて、それほどまでに推すならばとその圧に押されて観に行った。あれだけの応援をされるだけあり、確かにこの映画、とてつもない。

どういう映画と聞かれて、一言で答えるのが難しい。それでも説明すると、母 朴壽南(ぱくすなん)、娘 朴麻衣(まい) の二人で共同した作品である。すでにジャーナリストとして確かな実績を作っていた壽南はある時から映像作家として、日本・朝鮮半島に残るのあちこちの戦争犠牲者を訪ねて映像、音声を残していた。その一部は編集され、タイトルが作られ、観衆の目に触れられるものとなっていた。一方で、多大なフィルム、録音のテープが残されたままとなっており、麻衣はあるとき覚悟を決め、それらをデジタル化していこうとした。この映画はそれを証として綴られたものである。

こう書くと、映像を作る人を身内を通して映像化したとだけの要約になってしまうが、それだけの映画ではない。映画の中では、母と娘との葛藤、交流、母の映像作家としての人間性、そして映画の中で挿入される壽南の実際撮影した映像、音声が日の目を見て明かされるのである。

壽南は、広島・長崎の朝鮮人被爆者、朝鮮半島に戻った被爆者、軍艦島で勾留されて労働を従事させられた朝鮮人、中国人、朝鮮人慰安婦など、そしてその関係者にカメラを向け、インタビューを取っている。それらは生々しく、そして人間性がぷんぷんと伝わってくるものだ。例えば、広島、長崎でそれぞれ被爆した女性が向き合い、互いを語るというシーンが有る。そのシーンでは被害の傷跡を見せながら、白粉を楽しむという様子が綴られて、私は見ていて戦争の辛さ、人間の逞しさ、両方を感じ入った。よくここまで作り込まれていると感心するほど(壽南監督の力量もさることながら、当時のスタッフの音声、照明、撮影監督が一流だったのだろうと推察する)すぐれた映像資料となっている。

これらの映像資料に前後して、小松川事件を契機に社会にコミットしはじめた壽南の心情。そして徐々に老いていく壽南が麻衣監督によって撮られ、そして現代も綴られていく。壽南の監督作品「沈黙ー立ち上がる慰安婦」が公開された時には、麻衣はその上映会で右翼が出てきて上映中止を求める騒ぎを映し出している。日本社会を、確かな形で、映し出しているのである。

映像作家についての伝記。その映像。伝記とつくる人と伝記の対象との交流。その時代背景。一本の映画が幾層から構成されている。これをヤン・ヨンヒ監督はミルフィーユと称していて私はなるほどなあと聞いたが、私自身は良くできたスープだと思ってこの映画に向き合っていた。それぞれの素材がとても美味しいし、そして素材どうしが影響を与え合っている。情報量はびっくりするぐらい多いが、その過多に胸焼けすることは絶対にないと思う。

ちなみに小松川事件は差別に苦しんだ当時18歳の在日青年が日本人女子高校生を殺害し、多くの人を巻き込んだ嘆願運動も功を奏することなく事件後、4年でその青年が死刑になったものだが、書籍になっていて広く知られているという壽南との青年の交流だけでなく、青年に殺された被害者側家族と壽南との交流、さらにはその家族と青年側遺族の交流も映画で語られている。この1点だけでも、この映画を見る価値があるものとなっている。

私が見たポレポレ東中野での上映の回は満員御礼。我が事のように嬉しい。この勢いで地方公開が続きますように。
4.2
記録用 
2025No101 上映会&監督トーク
日本語タイトル「よみがえる声」
2023年の釜山国際映画祭にてビーフメセナ賞受賞。今夏8/2より全国順次公開 だそう。
148分とだいぶ長いドキュメンタリー。見応えがあり。現在90歳の在日朝鮮人2世の映像作家パクスナムさんの人生を通して、撮り溜めた16mmフィルムを娘さんが蘇させた。自分のアイデンティティを探し、そして朝鮮被曝者、朝鮮半島から徴用された人を取材しながら、1本のドキュメンタリーに。壮大な映画だったので一言では語れません。教科書には書かれていない歴史について、私が知りたかった事について知れた気がしました。

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