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エミリア・ペレスの作品紹介

エミリア・ペレスのあらすじ

弁護士リタは、麻薬カルテルのボス、マニタスから「女性としての新たな人生を用意してほしい」という極秘の依頼を受ける。リタの完璧な計画により、マニタスは姿を消すことに成功。数年後、イギリスで新たな人生を歩むリタの前に現れたのは、新しい存在として生きるエミリア・ペレスだった。過去と現在、罪と救済、愛と憎しみを絡め、彼女たちの人生が再び動き出す――。

エミリア・ペレスの監督

ジャック・オーディアール

原題
Emilia Pérez
公式サイト
https://gaga.ne.jp/emiliaperez/
製作年
2024年
製作国
フランスアメリカメキシコ
上映時間
130分
ジャンル
コメディミュージカルクライム
配給会社
ギャガ

『エミリア・ペレス』に投稿された感想・評価

健一
3.5
キング & クィーン

じゃなくて

キング(麻薬王) から クィーン


第97回アカデミー賞
最優秀助演女優賞(ゾーイ・サルダナ)
最優秀歌曲賞 受賞。
作品賞 含む最多12部門13ノミネート‼️

非英語圏の作品としてアカデミー史上最多ノミネートされたフランス🇫🇷映画。

どれだけ待ったか! ようやく公開!


さて本作 ⚠️ネタバレあり⚠️


究極の合作映画!!!🇫🇷🇺🇸🇲🇽
アメリカ映画っぽいし メキシコ映画っぽい フランス映画。
かなり クセが強い作品だが「アノーラ」よりかはこちらの方が全然楽しめた。

本作でアカデミー史上初めてトランスジェンダー俳優が主演女優賞にノミネートされた。
それが本作の主役!
カルラ・ソフィア・ガスコン
この静かな存在感が この作品を大きく包み込んでいる。
ゾーイ・サルダナは主演女優賞でもいいのでは?と思うほど ほぼ出ずっぱりで作品は彼女の物語と言ってもいいほど。
極悪人の弁護ばかりをしている悩める弁護士を歌って踊って 大怪演!

最強の麻薬王が突然『女になりたい』と言い出す。
金と権力を使ってその夢を果たす。
しかし女性として生まれ変わったエミリア・ペレスにも心残りがひとつあった。

よくこんな脚本を考え出したな と感心する。
女性になってからの展開がかなり盛り上がらず、間に挟むミュージカルシーンでごまかしているようにも感じるが・・・
終始パワー全開な展開は飽きずに観れる。
ラストの展開も もうひと工夫 ほしかったかな?

とは言え こんな力強いフランス映画を初めて観たかも。
カンヌ映画祭でもアンサンブル女優賞を受賞しただけあり 女性たちのパワー溢れる演技合戦に・・・

男たちは ただ震えるばかり。😅


鑑賞後、「マトリックス」を手掛けた
あの『兄弟』 → 『姉妹』 監督を思い出した。


2025年 3月28日 公開初日 8:00〜
グランドシネマサンシャイン池袋screen 2
💺111 席
客入り 私を含め11人

アカデミー助演女優賞を受賞した
ゾーイ・サルダナの受賞スピーチ。

これほどの栄誉に感無量です。アカデミーに心から感謝します。(中略)
私の祖母は1961年にこの国🇺🇸に来ました。
私は誇り高き移民の子です。夢と誇りを胸に努力を重ねて来ました。
ドミニカ系アメリカ人として初めて賞をいただきました。私に続く受賞者が現れると信じてます。
祖母がここにいたらきっと喜んでくれたわ。
《祖母のアルヘンティーナ・セセ ありがとう》(スペイン語)で。
3.5
まさかの半ミュージカル映画。
意外です。

ストーリー
主人公は 正義なんて無い
不満たらたらの弁護士の女性。

ある日
突然 身元の解らない者から
『金をやるから ここに来い』
と電話がある
主人公は待ち合わせ場所に行くと…
いきなりラチされて…どこかへ...。

到着した先には
メキシコの麻薬王がいた。

話を聞くと
自分を女性に性転換して
組織から足を洗い
自分の知らない国に移り住みたいから
その手伝いを依頼してきた。

麻薬王はすでに
幼い頃からの願いを実現しようと
服の下 見えないところの体を女性に変えた
あと残りのパーツを全て変えるのみ
女性弁護士は 依頼を受ける。

まず
組織の抗争で死んだことにした
そして 手術…
成功して数年後
麻薬王は
エミリア・ペレスに名を変えて
別の国で第二の人生を過ごし
事業も順調 成功していた。

エミリアは
全てが落ち着いたので
麻薬王の時の家族
(奥さんと息子2人)を
第二の人生中の家に向かえたいと
弁護士に依頼する。

はじめは 奥さんと子供達は
環境に戸惑いながらも
エミリアの家で過ごす
(この時点ではエミリアは姿は違うが 実は お父さんのことは伝えず)

しかし 順調だった生活に悲劇が!!!
・・・・・が中盤までストーリーです。

記憶に残るのが
まだ 実は パパなんだと伝えてない状況で
子供達が寝るベットに
エミリアが添い寝すると
子供が
『パパ匂いがする…』
と言うシーンです。
ん~切ない

あと
エミリアの人生の結末も切ない。

悪いことしてきて
はい、
リセット なんてしても
神様は そうは簡単には幸福に終わらせない ものなのか・・・・・



ラストシーンの行進見たら
エミリアは・・・・・
良い結末だったのか?
悪い結末だったのか?

是非
映画で目撃を!(笑)

面白い設定で
ストーリー展開で
良かったです。
3.7
フランスのベテラン名監督、ジャック・オーディアールによる新たな挑戦。

カンヌのパルム・ドールを獲得したシリアス・ドラマ「ディーパンの闘い」から、”優しい西部劇”「ゴールデン・リバー」、そしてパリの赤裸々な若者たちの群像劇をモノクロで描いた「パリ13区」と、毎回、同じ監督とは思えないほどの飛躍を見せる監督作品。

今回は、メキシコを舞台にトランスジェンダーの麻薬組織のボスの”女性としての新たな人生”を通し、愛と贖罪、そして人生の意味を問う深いテーマをミュージカル仕立てで映画化するという新たな挑戦。女性器を模したポスタービジュアルからして攻めてます。いやー、72歳。お元気ですね。

そんな本作は、カンヌで審査員賞と女優賞を4名で共同受賞、その後もゴールデン・グローブ賞での作品賞と、次々に賞を獲得、賞レースの台風の目として話題となり、アカデミー賞も確実と思いきや、突如失速。
その理由は後ほど記すとして、まずは作品のレビューから。


■ ミュージカル映画?
本作は全編シリアスなドラマであり、「ウィキッド」のような、むしろ歌が始まるのを楽しみに待つようなミュージカル映画ではありません。

主人公の一人、ゾーイ・サルダナが演じる弁護士のリタは、日々、あきらかな殺人事件を自殺と弁護せざるをえないような、犯罪と賄賂が横行する世界で生きており、そんなヒリヒリするやり取りのなか急に歌いだし、踊りだすのは、やはり若干違和感があります。

今年のアカデミー賞で助演女優賞を受賞したゾーイ・サルダナの素晴らしい歌と踊りによって見ごたえはあり、個人的にこういう挑戦は素晴らしいなと思ったものの、正直それが成功しているかどうかは、?でした。


■ LGBTQが主題の映画?
本作は、トランスジェンダーを公言している俳優カーラ・ソフィア・ガスコンによる、マフィアのボスの性転換の話のメインにした、LGBTQが主題の映画かと思いましたが、性転換は”生まれ変わり”のきっかけに過ぎず、かなり濃密にキリスト教的宗教観がただよう映画だったと思います。

このあたりは内容に触れるので、後ほど。


■ 賞レース失速の理由
アカデミー賞総なめ間違いなしと言われた作品が、なぜ話題にも上がらなかったのか。その理由は、大きく分けて2つありそうです。

1.エミリア・ペレスを演じたカーラ・ソフィア・ガスコンによる問題発言
過去のSNS発言として、イスラム教に対する差別的なコメントや、アメリカの黒人差別BLM運動への中傷、アカデミー賞の多様性に対する揶揄など、数多くの問題発言が明るみに。

さらに問題が大きいと思うのは、本作の共演者であるゾーイ・サルダナを人種差別の話題に巻き込んだり、セレーナ・ゴメスに対する侮辱的なコメント(金持ちのネズミとか言ったらしい)で、自身のキャリアにとっても大切な作品をぶち壊すような行動は本当に意味不明。

ジャック・オーディアール監督も、もう顔も見たくないと言っているそうで、本作の映画関係者全員を失望させたうえに、彼女がLGBTQ+の代表のように扱われるのは許せないということで、これら団体からも反対運動が起きたそう。

2.メキシコ文化の扱い
主要な登場人物はすべてメキシコ人以外で、映画もパリで撮影。監督自身もインタビューで『メキシコについては自分の今の知識で十分で、新たなリサーチは不要』、などと発言し、メキシコで炎上。

貧困、麻薬、暴力といった犯罪イメージのみならず、ソンブレロ(幅広の帽子)にポンチョといった、現代メキシコにそぐわないステレオタイプな古いメキシコのイメージを拡散したことで、メキシコ系社会で大きな批判を浴び、メキシコでの上映は壊滅、返金運動まで起きる事態に。

個人的には、日本も未だにブレードランナーのゴミゴミした屋台のイメージで、日本人はやたらペコペコ頭を下げてる、みたいなイメージが量産されてるのに、結構寛容だよなぁ、とか思ってしまうのですが、リスペクトがなかった監督側にも問題はありそうですね。


■ ネタバレ無し感想
というようなことで、アカデミー賞ではほぼ黙殺。個人的には「ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー」のガモーラ役が素敵なゾーイ・サルダナが助演女優賞を獲得したのが嬉しかったのですが、歌曲賞と2つの受賞に終わってしまいました。

ですが、いろいろトラブルはありつつも、シリアスなドラマ+ミュージカルと言う実験も楽しかったですし、

人生って一度失敗したらやり直せないのか、とか、自分にとっての本当の人生ってなんだろうか、と言ったような、見終わってから色々考えさせてくれる、素晴らしい映画だったと思います。

エンディングにも賛否あるようですが、個人的には”賛” です。


(以下は、内容に触れています)






















ということで、ネタバレありパート。

繰り返しになってしまいますが、本作はかなり濃密なキリスト教感ただよう映画だったと思います。

------------
・エミリアは、トランス女性として新たに生き直し、かつての罪の清算を試みる
 → 「贖罪」 「救済」 というキリスト教的テーマ
・過去を家族に明かせず、自らの身体に傷を負い、苦難と孤独に耐える
 → キリストの 「受難(パッション)」、ラストの「救済」
・ 『自殺することは出来ない』、というセリフ → 教義により自殺は禁止
・度々登場する 『偶然ではない』 というメッセージ
 → 全ては神の意志であらかじめ決まっている
・エミリア・ペレス、という名前
 → エミリア(キリスト教圏で自己を捨て他者に尽くす女性像の意も)
  ペレス(キリストの最初の弟子ペテロに由来)
------------

仏教徒の自分の感覚で書いているので、間違っていたら申し訳ないですが、
以上のように、性転換という行為そのものはあくまでも”生まれ変わり”のきっかけに過ぎず、主題は人生観を問うものである、と。

そんな中、エミリアは聖人になりきれず、あのようなエンディングに至ったとも言えるのですが、一方で、キリスト教的観点からは、エミリアの結末はああならざるを得なかったのだ、と思えました。

レビューは以上です。

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