2021/8/8
女シリーズの3作目。中村メイコ、左幸子が演じた金沢の妻・竜子役が、本作ではさらに市原悦子に変更。二人に比べると可愛すぎるのでは?と思ったけれど、意外に市原悦子の竜子も良い感じ。そし…
@ シネ・ヌーヴォ 59
みんな違ってみんないいじゃなくて、みんな違うぜそれがどうしたなのがとてもよい。
必死で生きてりゃいいことが…なんて甘いお話ではないけれど、とりあえず必死で生きてりゃ扉は…
劇場で鑑賞。フィルム状態悪かったため、赤みがかった色調、若干飛んでる箇所複数あり。
・夏純子演じるスリの浮子は森繁久彌に捕まえられたことをきっかけに新宿芸能社へ転がりこむ。売春宿のおぼこ娘を救い出そ…
この映画の登場人物の一人である米倉斉加年扮するスリは「笑わせるぜ」を度々口にする。最初は単にニヒルぶってるだけかと思いきや、彼のキャラクターがわかっていくうちにその「笑わせるぜ」という一言には様々な…
>>続きを読む中村メイコも良いけど市原悦子の人情お母さんが最高。笑えない世の中を「笑わせるぜ」と笑い飛ばす諧謔と、「こんな稼業なんだからあぶれ者はみんな身内だよ」という優しさ。全てが失敗前提で進み、その失敗をみな…
>>続きを読む新宿芸能社ものではこれが一番好きかもしれないなー。夏純子の大きな三白眼がかわいいから…
米倉斉加年の哀愁。笑えない時に言う「笑わせるぜ」。
森崎東の初期作でいつも驚くことだけど、ひととおり映画一…
@シネマヴェーラ渋谷
森崎東追悼特集にて
新宿芸能社シリーズ3作目。
森繁は変わらず森繁で、奥さんは今回は市原悦子。市原悦子の演技力はすごいし、それてもあくまで主役を支える脇役に徹するのが良い。
…
狭い空間で入れ替わり立ち替わりの猥雑なフレーミングや小気味よい啖呵の応酬など、ひたすらエネルギッシュな作劇に圧倒される。奪うでなく分け与うを是とする人情の美学も、笑えない現実を笑うしかない現実へと転…
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