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そして、アイヌ
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『そして、アイヌ』に投稿された感想・評価

冒頭、アイヌ文様が美しいアイヌ民族衣装を纏った女性が民族楽器ムックリを演奏するシーンにいきなり引き込まれる。自身30年程前に北海道旅行に行った際、ムックリを口に弾いたもののただ糸の音しか鳴らなかったのを思い出した。
余談はさておき今作、大久保にあるアイヌ料理店ハルコロ(ロは小文字)を営む宇佐照代さんが自身のルーツであるアイヌの文化を講演会やイベントを通じ伝えるといった作品。私自身、アイヌに興味はあるものの良く知らないというのが本音。「私はアイヌです。」と手を挙げる人は北海道で25千人、本土で5千人だそうだ。ただあくまでも手を挙げることが出来る方がこの人数なので実際は全然この数ではないだろうと。どういうことかというとカミングアウトしたくない、「日本人」として何事もなく暮らしたい人が少なくないということ。まだまだ差別に苦しんでいる事実があると仰っている。それはアイヌに留まらず琉球民族や朝鮮民族も同じと、出演者の方は語る。僅か3、40年前まで朝鮮出身というだけでアパートすら借りれない。当の宇佐照代さんも電気ガス水道を止められこともあったとのこと。「アイヌ」は「人」という意味で特定でも何でもない。極々普通の人と何ら変わりはない。ただそういう文化があるということ。先祖代々から伝わる伝統。照代さんから娘さんに託される未来への紡ぎ。これは決して絶やしてはならない大切な文化なんだな、そしてもっともっと知るべきだなと感じました。タイトルの「そして、」は繋ぐという意味もあるんだなと思いました。
な
3.8
ドキュメンタリーを見るにつけ、人生の折り返し地点を通過した年齢にも拘わらず、まだまだ知らないことがたくさんあると痛感する。(と、我がアイコンのおでんくん風に言ってみたw)
 本作はフォローしている方から教えていただかなければ、観ることは無かったかもしれない。
(ひなたぼっこさん、「シサム」でお世話になりました)
「語り部」としての出演者たちがとにかく魅力的。特にアーティストの奈良美智さんが出てきたことにはビックリ!アイヌの他に、在日朝鮮人の方も出演していて(白髪のキャラ濃いめの老紳士。ステキだった)たとえ血縁がなくとも、その文化を尊重し、継承していこうとする人たちの心意気に感激した。
 アイヌの方々が全国に散らばって「普通」に生活していること、自分がアイヌだと知らない人もいること、アイヌが差別されてきたこと、返還されない遺骨問題。。。何も知らない自分を恥じたが、私は「知る」ことができた。それが文化を継承する一助となる可能性もある。
ドキュメンタリーを見ると、高尚な人間になったように錯覚できるので、食わず嫌いせずにいたい。
 
 上映終了後、出演者の方のトーク&ライブがあった。さきほどまでスクリーンで見ていた彼女のパワフルなオーラに圧倒された。アイヌ文化を愛し、自分のルーツを未来に残そうとする姿勢にとても感銘を受けた。ムックリというアイヌの竹製の口琴を演奏されたのだが、この音色を心地よいと感じられる感性が私には無かった。しかし、トンコリという弦楽器との合奏になると、不思議とエモさが生まれた。初めてアイヌ音楽の生演奏を体感でき、とても貴重な時間を過ごすことができた。
nomore
4.0
「出会い、知り、気づき、伝えること」

日本は単一民族国家ではなく多民族国家である。

言われてみればそのとおりなのだが、そのことを普段意識することはない。
ないのはきっと自分が「日本人」(和人)としてマジョリティーであるから。

アイヌや在日朝鮮人などマイノリティーの人々は民族のアイデンティティを意識している。
日々意識せざるを得ない。

歴史の中で収奪され、差別や偏見を受けてきた人たちは、その痛みを忘れていない。
「ないもの」にされてきた歴史を忘れない。

マジョリティーの人たちはそのことに気づいていない。
気づかず差別と偏見を無意識に繰り返す。
時に理解するフリをして収奪し差別することもある。
もちろん権力者ではない私自身もだ。

東京・大久保のアイヌ料理店に集う人々
店主の宇佐照代さんの活動を中心に、「アイヌ」の「いま」を伝えるファミリーヒストリー的ドキュメンタリー

アイヌ=人間
アイヌ文化アドバイザーとしても活躍する宇佐照代さんはもちろんだが、韓国民謡奏者の黄秀彦さんの言葉に勇気と元気をいただいた。

「出会い、知り、気づき、伝えること」

日本の中の"多民族"に気づき、知り、理解するきっかけを与えてくれるドキュメンタリー
遠い国ではない。自分の国の"多民族"に想像力を働かせよう。

民族共生
自分の中の無意識の差別と偏見に目を向け、乗り越えていきたい。
まずは"隣人から愛せよ"ですよね。
世界の民族へも思いを馳せながら。

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