そして、アイヌの作品情報・感想・評価

『そして、アイヌ』に投稿された感想・評価

3.8

ここ2年くらいで"カムイのうた""シサ厶""ゴールデンカムイ"とアイヌの映画を数本見た。墓荒らしの件はカムイのうたでも演っていて、時代は大正だったが、まだ解決していなかったのかとなんだか嫌な気分にな…

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ニコ
3.6

照代さんの娘さんの笑顔がすごく良かった。

照代さんがそうだったように、楽しみながらアイヌ文化を表現していた。

また朝鮮の伝統楽器に熱中している少女の話も胸を打った。

若い感性で、アイヌや朝鮮文…

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冒頭、アイヌ文様が美しいアイヌ民族衣装を纏った女性が民族楽器ムックリを演奏するシーンにいきなり引き込まれる。自身30年程前に北海道旅行に行った際、ムックリを口に弾いたもののただ糸の音しか鳴らなかった…

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チ
5.0
本当に観て良かった。自分の大切な事とか疑問に思っていた事とか環境とか色々繋がっていて驚いた。世界の解像度が少し上がった。

ノーアザーランドの予告編で見る決意。

真っ暗な画面に流れるバヨーン、バオーン、と弦を弾いた音。そしてアイヌにルーツを持つ女性が映り、音の正体が判明。ムックリという弦楽器を加えながら弾く口笛の一種(…

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Sora
5.0

本州でもアイヌ語由来の地名が多い東北・岩手生まれの自分にとって、知っているようでまるで知らなかったアイヌの人達の今が描かれている作品。

在日の方や被差別部落出身の方も出演しており、我々が「日本人」…

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アイヌをはじめ民族文化を現代の都市生活の中で伝承してゆく人達の話。大久保の狭い店内で神事を行う様子や、他県出身者が文化に惹かれイナウ(神具)作りを担ってるの印象的。民族が宿るのは血統なのか文化なのか…

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北海道以外にもアイヌがいること、マジョリティであることの特権性(それについて考えなくていいということ)、言葉を奪われたことによる筆舌の尽くし難さ、当事者でなくても参加すること、文化的アイデンティティ…

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Haru
4.0
画面越しにも、監督が撮りたいと思ったという宇佐さんの人柄がどんどん伝わってきた。
言葉と文化を奪うことは暴力と改めて思った

自分のアイヌ文化へ接する機会って100%映画からなので、そりゃアイヌの人って北海道にだけいるわけじゃないよな、ってまず当たり前のことに気付く。若干16歳にしてやりたいこと見つけて邁進する少女の姿も眩…

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