英国の国家サイバーセキュリティセンター 〈NCSC〉 のエリート諜報員ジョージ(マイケル・ファスベンダー)に課せられた機密任務<ブラックバッグ>は、世界を揺るがす不正プログラム<セヴェルス>を盗み出した組織内部の裏切り者を見つけ出すこと。 容疑者は諜報員のフレディ(トム・バーク)、ジミー(レゲ=ジャン・ペイジ)、情報分析官のクラリサ(マリサ・アベラ)、局内カウンセラーのゾーイ(ナオミ・ハリス)、そして、ジョージの愛妻で凄腕諜報員のキャスリン(ケイト・ブランシェット)の計 5 名。任務のタイムリミットは 1 週間。 ある夜、ジョージは裏切者の動向を炙り出すべく、容疑者全員をディナーに招待する。食事に仕込まれた薬とアルコールの作用で、容疑者たちの意外な関係性がつまびらかにされるなか、ジョージは彼らに“あるゲーム”を仕掛けるが――。 複雑に仕組まれた嘘と妻への疑心に揺れる、究極の試練に直面したジョージの真意とは?
舞台は東西冷戦の真っただ中の1960年代前半。米中央情報局(CIA)エージェントのソロと、ソ連国家保安委員会(KGB)エージェントのクリヤキンは、長年の敵対感情をひとまず忘れ、謎の国際犯罪…
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