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コロッサル・ユース 2Kレストア版
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『コロッサル・ユース 2Kレストア版』に投稿された感想・評価

深緑
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アンチ表情・脱エモーションの徹底ぶりにカウリスマキを想起したりもしたけど、裏側に忍ばせてる何かを想像出来るカウリスマキとは違ってこっちは全く分からんかった。
「くら寿司じゃないんだから」っていう無添加具合。
ペドロ・コスタの金字塔はこれであろうと思わされるような作品でした。

『ヴァンダの部屋』で再開発の様子が描かれていたリスボン郊外のフォンタイーニャス地区は、今作では見違えるように近代的に様変わりし、その街を彷徨う主人公ヴェントゥーラ。

光と陰のコントラストを巧みに操った今作の映像美はペドロ・コスタならではで、他作よりもフィクション味を感じたのは映像がドキュメンタリータッチにしてはあまりにも美し過ぎるから。

コスタに心ばかりの花束を贈りたい。
川
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『溶岩の家』の舞台であるカーボ・ヴェルデからの移民であるヴェントゥーラを中心とした映画であり、『ヴァンダの部屋』の続編のようになっている。

窓から家具が投げ出されるショットから始まるが、ここで投げ出す人は映されず、あたかも穴のような窓から家具が噴き出ているかのようになっていて、これは火山の噴火で、家具は溶岩なのだろうと思う。そしておそらくカーボ・ヴェルデ島だろう島での思い出を語りながら、暗闇に消えていく(おそらくヴェントゥーラの)妻のショットが続く。画面にはナイフを持った手だけが残る。

『ヴァンダの部屋』から時間は経過し、移民地区(リスボン近郊のフォンタイーニャス地区)の取り壊しは進み、ヴァンダは薬物をやめ、団地に暮らすようになっており、子供も生まれている。ひたすらに今を映し出していた『ヴァンダの部屋』に対して、この映画にはヴェントゥーラとヴァンダを含むその子供たち、そしてその子供であるヴァンダの子供という、過去から未来への線がある。ここでヴァンダの子供は『血』での子供と同様に早生児だと語られ、未来の不安定さのようなものが含まれる。

妻と家具を失ったヴェントゥーラは団地に広い部屋を借りて、〈子供たち〉を集めて暮らそうとする。ここでヴァンダもその子供たちの一人として扱われる。であれば『ヴァンダの部屋』で言及されながらも登場しなかった(はず?)彼女の継父がヴェントゥーラということになるが、実際に、本当に〈子供たち〉が子供たちなのかは曖昧である。

ヴェントゥーラの過去が並行で映し出される。ヴェントゥーラはもう一人の労働者と共に革命軍や警察、白人から追われ、身を隠している。ヴェントゥーラはもう一人の労働者の故郷への手紙を考えるが、その手紙の内容は『溶岩の家』でのものと殆ど同じである。そしてヴェントゥーラは『溶岩の家』でのカーボ・ヴェルデからポルトガルへの労働者レオンと同じく、工事現場で落下し、同じように頭に包帯を巻く。レオンが意識不明となるが、ヴェントゥーラは無事である。『溶岩の家』においてカーボ・ヴェルデ島の住民たちは名前を剥奪されたかのように、入れ替え可能なように映されていて、ヴェントゥーラやもう一人の労働者もまた、レオンや他の出稼ぎ労働者たちの分身のようにある。

マグマは流れ、地表へと出た時に溶岩となり固定され、そこから動けない。それは商品のようにポルトガルへと運ばれ、殆どが島に帰れないまま労働によって命を落とす出稼ぎ労働者たちの比喩のようである。はじめの、まだ固まりきらない溶岩のように流れ出す家具のショットは、固定された彼らが再び流れ出したことを示すかのようで、ヴェントゥーラもまた、新しい家を作り出そうとする。

ヴェントゥーラと共に身を隠していた労働者は、その後家を手に入れたが、それを自ら燃やしてしまった。彼らが望んでいたのは「溶岩の家」、つまり島での家であり、ポルトガルの家ではなかったのかもしれない。燃やすことによって、それは溶岩の家となる。しかしそこに住み続けることはできない。おそらくヴェントゥーラの妻もそこが溶岩の家ではないからこそ、家にあるものを全て破棄し、島での思い出を語りながら去ったのだろうと思われる。

『ヴァンダの部屋』と同様に光と影のコントラストが非常に強い撮り方となっていて、移民地区では、取り壊しによる壁の破壊などによってくっきりと角ばった影を作り出され、団地は真っ白で均質に照らされている。ここで、団地のヴァンダの部屋にはヴァンダやそこに訪れたヴェントゥーラが生み出す影がある。それは移民街から持ち込まれた影であり、ヴェントゥーラたちの過去に落とされた影でもあるように感じられる。はじめ、画面は全体的に暗いが、終盤に向けて影の占める面積が少なくなっていく。そしてヴァンダの娘は常に画面の端、ベッドの脇にいて、影から顔を覗かせている。ヴェントゥーラがもう一人の労働者と再会するとき、一回だけカメラが移動する。そこで映し出されるのは光と影が調和した木漏れ日の川であり、そこを舟が進んでいく。水は溶岩のように固まらず流れ循環する。ヴァンダを含むヴェントゥーラの子供たちがベッドの上に固定されている(寝る、入院する、座り込むなど)様が繰り返し映され、ラストにおいて寝ているヴェントゥーラもベッドの上に固定されている。彼の組まれた足によって作り出される縦の影もまた動かない。

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台北ストーリー

上映日:

2017年05月06日

製作国・地域:

上映時間:

119分

ジャンル:

3.8

あらすじ

台北市内のガランとしたマンションの空き家を訪れる男女二人。女は、ステレをあそこに、テレビはここに、と夢を膨らませている。 男は気のない様子でバッティングの素振りのフォームをしながら「内装に…

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