シテール島への船出の作品情報・感想・評価

『シテール島への船出』に投稿された感想・評価

よつゆ

よつゆの感想・評価

4.4

テオ・アンゲロプロス監督、国境三部作の一作目。

ちゃんと集中してみないと、冒頭から置いていかれる。
本作における現実と劇中劇の境界が非常に曖昧で、分かりづらい場面が多い。
その曖昧さ故に観客は混乱…

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力強い愛のパンチ。終始静かで、人物も遠いシーンが多いけれど、かなりパンチが効いている。愛が強すぎる。最後はノックアウトされクラクラして、わんわん泣きました。
由奈

由奈の感想・評価

4.9
119:106
場面の繋ぎ方がどれもすごい好き

何も信じてないことに気付き ぞっとする
生きてる実感は
この体だけなの
夜光虫

夜光虫の感想・評価

3.5
共産主義という幻想は終わった。リンゴは腐ったのか、元から腐っていたのか。嵐の海の上を漂うシーンが印象的。
254.

セピアブルーの色、構図、長回しやっぱりこの監督の作品はずっと見てられるな。

最後本当に居場所がなくなったって感じで辛かった。
R

Rの感想・評価

4.0

アンゲロプロス初めて見た。すげー。黒沢清は相当アンゲロプロスの影響を受けてるだろうなと思った。
カメラの引きと人物が画面奥へ遠ざかるショットが多く奥行きへの意識が途轍もない。特徴的なのはやっぱ長回し…

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「シテール島への船出」

ようやく手を出したテオ・アンゲロプロス監督作品。TSUTAYAディスカスで数本借りられたのでここ1、2週間はアンゲロプロス作品を立て続けに鑑賞しようと思う。

自身が監督す…

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NS

NSの感想・評価

5.0

このレビューはネタバレを含みます

老人の、老いた男女の、夫婦の映画。男女が性交に及ぶ場面が二つあるが、それらは意味的な繋がりこそないにせよ、物語の中の老いた男女、夫婦に於いてその実存が晒されている精神の飢餓と、それ故にこそ生じる希求…

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とうとうみてもーた。お父さん悲しすぎ。悲劇は偉大な人にしか訪れないというのはまさにこういうことなんだとおもた。
香港

香港の感想・評価

4.0
アンゲロプロスの真価が発揮されるのは、実はこのくらいのサイズで、そして歴史ではなく人にフォーカスした作品なのではと思う。

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