奥さんが出て行って娘を訪ねたあとから意識がなくなってしまって、起きたら移住先の内見をするとこだった。ベッドで出産時のことを語る女性、途中でヴァンダじゃないか!と気づいたけど最後までどんな映画なのか分…
>>続きを読むアンチ表情・脱エモーションの徹底ぶりにカウリスマキを想起したりもしたけど、裏側に忍ばせてる何かを想像出来るカウリスマキとは違ってこっちは全く分からんかった。
「くら寿司じゃないんだから」っていう無添…
◎ 再鑑賞
廃墟とそこに住み着く亡霊のエピソードがこの映画の要みたいに思えた。
レンブラントやカラバッジョの絵画みたいな決まった漆黒のショットがやはり印象的。
新興住宅外の白い建物との写りも無機質…
人間が溶け入るようなスラムの深い闇と衛生陶器のような焼け付く団地の白。自分が注意散漫なせいで何がなんだか誰が誰だかはさっぱり分からなかった。ファーストショット以上に面白いことは起きなかったような気も…
>>続きを読む朽ち果てたコンクリートの壁に、黒々とした影が鋭利で直線的な図形を描く。画面の大部分が暗がりに沈み込み、一体そこがどんな空間なのか判然としない。
こんな映像を、私はペドロ・コスタの作品でしか見たことが…
待望のコロッサルユースです。
事前に「ヴァンダの部屋」で予習していたので、他の作品より入り込み易かったですかね(それでも半分くらい???でしたけど)。
映像美は圧倒的でした。
一週間の間にペドロ・コ…
ペドロ・コスタ監督特集で『コロッサル・ユース』(2006)2Kレストア版鑑賞。
政府によりスラム街が取り壊され、ヴァンダは新築住宅に移り住むんでいた。高齢のカーボヴェルデ移民・ヴェントゥーラが、新…