原題:『家宅捜索』
邦題は内容とはだいぶ違う。
邦題があれだから、あの内乱に特化した内容かと予想してたけど、
権力とジャーナリズムの闘いを描いたドキュメンタリーだった。
あそこまでメディアに干渉し…
2025年映画館鑑賞映画74本目
ポレポレ東中野。
10月7日鑑賞。
これもTBSラジオ『こねくと』火曜日の映画評論家、町山智浩さんのコーナーで紹介されていて興味を持ち観に行った映画でした。と…
報道の本義とは権力の監視である。そう言い切る非営利調査報道機関ニュース打破の記者達の、国家権力に屈することなく対峙し、真実を追求する姿勢に思わず涙した。
警察の捜査範囲のはずが検察が大挙して押し寄…
今なお続く、「激動の韓国近代史」
2024年12月3日、当時の韓国大統領、尹錫悦(ユン・ソンニョル)は、緊急のテレビ演説により「非常戒厳令」を発出し、世界中を驚かせた。
この出来事はBBCなど主要…
息を呑むリアルな恐怖と憤り。
鑑賞中、眉間に皺がよるのがわかって辛かった。
国家権力ふりがざした奴が家に来るんだよ?
日本ではその狭間で苦しんで亡くなる方までいる現実を思い出したりして苦しくなりまし…
尹錫悦へ対抗する独立系メディアニュース打破。
その始まりが尹錫悦さんが検事時代の不正から、大統領になりその強権ぶりを強めていく。そして非常戒厳発令からの失脚と10年以上の経緯があったことは驚いたが、…
公判前に記者がジャーナリズムの精神を自身を取材する記者たちに語りかける場面にグッとくる。聴聞会で口汚く罵ってきた与党の議員が大統領失脚後に態度を変える姿が今どきマンガでもやらない小物ムーブ過ぎてやる…
>>続きを読む“当事者”の制作とはいえ、昨年暮れの政変に至る政治ドキュメントを早くも上映してしまう韓国映画の迅速さよ。
ユン前大統領(元検事総長)側が株価操作に加担し、有力容疑者の捜査をスルーした疑惑を報じ続け…
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