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⾚い⾵船 4K
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目次

⾚い⾵船 4Kの作品紹介

⾚い⾵船 4Kのあらすじ

ある朝、少年パスカルは学校に⾏く途中で、ふわりと宙に浮かぶ⾚い⾵船を⾒つける。⾵船は街灯に紐が引っかかって動けなくなっていたのだ。 パスカルは⾵船を持って学校へ向かうが、教室に⾵船を持って⼊れず、⾨番に預けた。放課後、⾵船を持って無事に家へ帰り着いたが、窓から⾵船を放り出されてしまう。 しかし、不思議なことに、⾵船は窓際にふわふわと浮いてとどまった。⾚い⾵船と友達になったパスカルは、どこにいくにも⾵船と⼀緒だ。 だが、パスカルと⾵船の仲の良さを妬んだいじめっ⼦たちは、⾵船を我がものにしようと追いかけてくる。 パスカルは⾵船とともにパリの街を逃げ回るが・・・。

⾚い⾵船 4Kの監督

アルベール・ラモリス

原題
Le Ballon Rouge/The Red Balloon
製作年
1956年
製作国・地域
フランス
上映時間
35分
ジャンル
ドラマコメディショートフィルム・短編
配給会社
セテラ・インターナショナル

『⾚い⾵船 4K』に投稿された感想・評価

短編映画として、どう考えても完璧な作品。

監督&脚本担当のアルベール・ラモリスが映画監督ではなく“映像詩人”と称されるのも大いに納得。

第二次世界大戦終戦から10年後に制作された本作。まだ戦禍の爪痕が生々しく残るパリの石造りの建物群、石畳が続くグレイッシュな街並みに澄んだ青空と、この赤い風船が映えること、映えること!

実際、赤い風船の色味やサイズ感、艶感があまりにも完璧で、今の時代の作品なら絶対CGだと思うだろう。

終盤の展開はあまりにも美しく素晴らしい。特にラストカットはルーベンスの絵画の如く…。

本作こそは4Kデジテル修復版で再鑑賞出来て良かったと思う次第。
4.0
48歳で亡くなった伝説の監督・アルベール・ラモリスの短編が、初公開から70年の時を超えて4Kデジタルリマスター版でスクリーンに甦った。第29回アカデミー賞脚本賞、第9回カンヌ国際映画祭において短編パルムドールを受賞。多くのクリエイターに影響を与えたというこの作品を劇場で鑑賞出来たのは幸運であり、感動的だった。

パリ20区アーティストが多く集う街、メニルモンタンが舞台。少年と赤い風船の友情を詩的に空想的に描いたファンタジー。まるで生命を持ち意思があるかのようにふわふわと漂う赤い風船。70年前だからCGでもないし、機械仕掛けとも違うその驚異の撮影は本当に見事。ほとんど台詞もないのに純粋な少年の自然体の反応が愛らしい。固定観念に捉われる大人たちや子供達の集団暴走などユーモアがある風刺も楽しめた。

ある朝、学校に行く途中、街灯に紐が引っかかって動けなくなっている赤い風船を見つけたパスカル少年は、その風船を持って学校に行く。バスには乗れないし、教室にも入れない。帰りには雨が降り、行き交う人に声を掛けて風船に傘を差し掛けてもらう。パスカルにとってはもう大切な友達なのだ。しかし、自宅に帰ると母親が窓から風船を放り出してしまう。ふと見ると風船はまるで心があるかのように彼の部屋の窓辺に留まっていた。それから何処へ行くのも一緒。やがて、彼と風船の仲を妬んだ子供達が石を投げて風船は萎んでしまう。落ち込む少年の元にパリ中の沢山の風船が集まる。

主人公のパスカル少年は、監督の息子のパスカル・ラモリス。青い風船を持っていた少女は、監督の娘であるザビーヌ・ラモリス。ラストは幻想的な夢のような描写で最後まで惹きつける。70年前のメニルモンタンが堪能でき、赤い風船がその街並みに映える。魔法のような不思議な映像体験を味わった35分だった🎈
「ホウシャオシェンのレッドバルーン」を先に観ていて、元ネタの本作をやっと鑑賞。

可愛らしい好編だった。
風船が人のように演技をするのがみていて楽しい。「ホウシャオシェンの」の方もそうだが、どうやって撮影したのだろう。
街並みや当時のフランスの風土がみれたのもとても良かった。
正直、物語的にはそこまで今現在では驚くものではないが、のびのびした心地よい御伽噺だった。

併映の「白い馬」はコンディションが悪かったのかウトウト。また再見した時、レビューしたいと思う。

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