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はなればなれに 2K 修復版

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はなればなれに 2K 修復版の作品紹介

はなればなれに 2K 修復版のあらすじ

心優しいフランツと女たらしのアルチュールは強盗計画を立てている。狙うのは、純粋な娘・オディールの叔母が家に隠している大金だ。アルチュールに惹かれるオディールも計画に加わるが……。

はなればなれに 2K 修復版の監督

ジャン=リュック・ゴダール

原題
Bande à part/Band of Outsiders
公式サイト
https://www.zaziefilms.com/env/
製作年
1964年
製作国・地域
フランス
上映時間
96分
ジャンル
ドラマ、コメディ、クライム
配給会社
ザジフィルムズ

『はなればなれに 2K 修復版』に投稿された感想・評価

Kisssh-Kissssssh映画祭2026での先行上映で再鑑賞。
シネマ203で観ましたが、飽く迄映画祭企画内の先行上映なんで、鑑賞方法はこうしておきます。

昨年の年末に鑑賞済みなので、細かい感想は割愛。
相変わらず、本作のアンナ・カリーナは可愛さと美しさを両立できてて、ゴダールの語り口調は相変わらず主語がデカかった。
映画の文体も、「はなればなれに」
では愛は❓


『はなればなれに』修復晩 (1964)
🇫🇷フランス  96分


●スタッフ

監督・脚本
ジャン・リュック(・シネマ)・ゴダール

原作 (小説、原題『愚か者たちの黄金』)
ドロレス・ヒッチェンズ

撮影
ラウール・クタール

編集
アニエス・ギュモ

音楽
ミシェル・ルグラン


●キャスト

(オディル)
アンナ・カリーナ

(アルチュール)
クロード・ブラッスール

(フランツ)
サミー・フレー

(英語教師)
ダニエル・ジラール

(ヴィクトリア夫人)
ルイーザ・コルペン

(ナレーション)
ジャン・リュック・ゴダール


●パケたん🐱レビューφ(・ω・ )

タイトルバックの監督表記が、ジャン・リュック・シネマ・ゴダールとなっていたので、ゴダール(当時33歳)🕶️は、自ら映画の神って、云いたげだよなぁ
自信家ではあるw 周りは大変そう😿w

原作小説はノワールな犯罪小説みたい、
ゴダールはこれを解体して、青春映画、
半ミュージカル映画、そして、中途半端な犯罪映画としている

とっても自由な演出

アルチュールとフランツは、パリの英語学校に通っていて、そこに、デンマークからの留学、オディール(アンナ・カリーナたん👱‍♀️✨)がやって来た

アルチュールはオディールと付き合うが、フランツ含めて仲良しである

劇中、カフェで、唐突に、三人がダンスを踊る(通称「マディソン・ダンス」)場面が、スタイリッシュでおしゃれ✨👗👠 キュンキュンする😻😘

映画の中で、突然、変なダンスを踊り出す所は、ベルトルッチ、タランティーノ、ジャームッシュなどに受け継がれていて、映画史と映画自体のエモい流れである

三人のカフェ☕での会話シーンで、音声が無音となったり、逆に喧騒の音だけがしたりして、ドキリとする、新鮮

ゴダールのナレーションも、意外に渋い声でいいね👍

唐突に、アンナ・カリーナたん👱‍♀️✨が、『シェルブールの雨傘』の主題歌を歌うので、これも自由な演出で、ゴダール🕶️は同映画📽️を気に入っていたのかも

シャンタル・アケルマンも、『私、君、彼、彼女』(1974)の中で、ベルトルッチの『ラストタンゴ・イン・パリ』の主題曲を長時間流していたので、ゴダール🕶️の自由な演出は、様々な監督たちに影響を与えているなぁ

有名な、「ルーブル美術館を横断する」シーンは、青春の純粋さを強調しており、名場面なシーンである
このシーンを映画館で見れただけでも、オイラ、価値があるよ🐱

齢(よわい)33歳にして、映画史及び美術史に永遠に残るであろう、ヌーヴェル・ヴァーグの本流である矜持を、感じることも出来る、疾走のシーンだよね
🏛️🏃🏃‍♀️🏃🏛️


そして、このシーケンスも、ベルトルッチやジョン・カサベテスが引用をしている

自由であること、即興的であること、犯罪を解体して青春映画にすることは、自由過ぎて、観客の感動を分断することに繋がる

即興的な演出が、シーンのひとつひとつがエモいかどうか、その辺りの有無が、観客の感動に繋がるかとは、思う

観客の感動を分断することを、構わずに映画的な実験を繰り返すのが、ゴダール🕶️の(傲慢な)やり方かなぁ

ベルトルッチは『ラストタンゴ・イン・パリ』で、即興演出の限りを尽くしたが、ヴィットリオ・ストラーロによるカメラワークがひたすら魅惑的で、感動に繋がる、この辺りが、ゴダール🕶️との違いだよなぁ

ヴィスコンティの映画に出てきそうな、貴族的で高貴な顔立ちを持つ、ヴィクトリア夫人の館で、ハイヒール👠の足音が、姿を見せずに、コツコツと右に左から聞こえる、音声の演出は、エロチックでエモい
オイラ🐱が監督ならば、引用したいよん😻🎵

反面ヴィクトリア夫人がタンスの中で、死んでしまう演出は、唐突で、投げやりでダサい、サイレント映画味もある

前半のアンナ・カリーナたんは、大アップになったりして、可憐で、まるでルネ・クレールの『巴里祭』みたいでクラシカル🎹だったなぁ

そして、ラストシーンは、オディールとフランツが、船旅で、寄り添って南に向かう場面だったので、まるで、成瀬巳喜男の『浮雲』(1955)じゃんって、唐突に感涙しそうになったオイラ🐱だけれども、二人の後ろにワンコ🐶がいたので、チャップリン風味をもまぶしていたよなぁ

まだ、ストーリー性があったので、ゴダール🕶️の割には見易かったかも

犯罪映画でもあるので、アンナ・カリーナたん👱‍♀️✨が段々と暗い表情になって
いたよ

そこに、愛は、あったのかなぁ🐱❓


KBCシネマ🎦 (聖地枠)
シネマ2

2026ー58ー53
最後のナレーションでゴダール自身が「三文小説のような終わり方」と言ってるが、それこそ全編三文小説みたいなお話をバッチリ決まった画とアンナ・カリーナの顔で保たせているのはやはり見事。終盤の撃ち合いのシーンとか「これぞ映画の力」と思わせる素晴らしさ。

本作の事をゴダールが気に入っていないのも、タランティーノが気に入ってるのもなんか分かる気がする。

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