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大地と自由
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『大地と自由』に投稿された感想・評価

Omizu
3.6
【第48回カンヌ映画祭 国際映画批評家連盟賞】
『わたしは、ダニエル・ブレイク』ケン・ローチ監督作品。カンヌ映画祭コンペに出品され国際映画批評家連盟賞を受賞、ヨーロッパ映画賞作品賞にも輝いた。

ケン・ローチに外れなし。個人的には最近の作品の方が好きだけど、これはこれでケン・ローチらしくていい。よく出来た戦争ドラマ。

スペイン内戦に参加する英国人をめぐる物語で、作中のメイン言語はスペイン語。ケン・ローチの中では異色の作品では?

フランコ軍と対立する組織に入ったはいいものの、反独裁の中でも分裂が起こってしまう。真面目な作品だが適度にユーモラスなところもあったりするバランスがいい。

反ファシズムというのはよくみる構図であるが、その中でもスターリン主義か反スターリン主義かで分裂が起こっているという構図はあまり見たことがなかったので新鮮。

ケン・ローチらしいリアリズムに基づく作品で好感が持てる。主義に翻弄される英国人デヴィッドを主人公に、スペインでの攻防を上手く描いている。堅苦しすぎないストーリーテリングが流石ケン・ローチという秀作。
3.8
スペイン内戦で義勇兵として戦ったイギリス人男性の話。ジョージ・オーウェルの「カタロニア讃歌」が原作か?と思わせる設定が多かった気がしました。

スペイン内戦とは第二次世界大戦の前に起こった内戦で、ファシストの反乱軍vs打倒ファシズムの共和国軍の構図。反乱軍にはファシズム政権のナチスドイツとイタリアが軍事的支援、共和国軍にはソ連が条件付きで武器の支援、イギリス、フランス、アメリカは中立という立場。主人公が所属する義勇軍は共和国軍側で闘った。

内戦に参加した主人公。そこにはスペイン人だけでなく様々な国から参加している義勇兵がいた。共に闘うも、市民が巻き添えを喰らったり、教会の牧師が敵側で戦っていたり、そして戦友の死を目にする…そんな中、部隊内では武器を支援してもらうためにスターリン主義を支持すべきという人達が現れるも、主人公達はこれに反対し今まで通り主義主張を変えず旧式の武器でも戦うことを望む。
そんな中、訓練中に銃の暴発で主人公が怪我をし、治療&リハビリのためバルセロナへ移動。しかし、そこで見た光景は…まさに内ゲバ…共和国軍の中でのスターリン主義を支持する者とそうでない者との争い…

スペイン内戦を描いた作品が少ない理由が改めて分かったような気がします…ファシズムvsスターリン主義ではねえ(しかも共和国軍側は教会を弾圧してたし…)…描きにくいですのね…

ただし、内戦前(蝶の舌)と内戦後(ミツバチのささやき、ペーパーバードなど)を描いた作品は名作ばかりですが…

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