からっぽの作品情報・感想・評価

「からっぽ」に投稿された感想・評価

emily

emilyの感想・評価

2.9
 存在感のない男子高生・小判は誰からも存在を意識されていない時、テレポートできる能力を持っている。しかしその能力には全裸になってしまう欠点がある。あるとき家を追い出されてしまった小判は誰もいないはずのテレポート先でシーナという女性と出会う

小判を演じるのは清水尚弥。存在感のなさがしっかり表現されていて、河童になって存在感を得ていく変貌も、シーナと距離感も非常に心地良い。シーナ演じるのは平愛梨。後姿や下から彼女を捉えるカメラが彼女の魅力をしっかり引き出してくれている。

 存在感のなさとテレポートでコミカルに描きつつも、青春時代の淡い恋をチラつかせ、孤独だった少年がシーナとの出会いをきっかけに自然と大人とのかかわりを持っていく。スーパーの店長や河童の動きを教えてくれる人など脇を固める個性豊かな俳優勢も盛り立ててくれている。河童からのたまのエンディング曲への流れも穏やかでチープ感があり和ませてくれる。

 人は一人では生きていけない。いつまでも孤独で居ることなどできない。社会に居る限り、誰かとかかわり、その中で自分を見つけていく。自分の存在は自分でつくる。自分の居場所は自分で見つける。そうして周りのひとと関わり自分を埋めていくのだ。自分がいて周りの人たちがいる訳ではない。周りの人たちが居て自分がいるのだ。
うの

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2.5
ここに今ぼくがいないこと
誰も知らなくて
そっと教えてあげたくて
君を待っている

ぼくらは生まれつき
体のない子どもたち
YS

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3.2
2012/6/16
配給 ガフ

奇抜な設定なのに、しっかりと感情線が地に足ついているので、主人公の気持ちに乗っかれる。テレポーテーションの使い方が設定のみの記号になっていないのがいい。
桜井

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3.8

このレビューはネタバレを含みます

メモ
だれにも考えてもらえない、思ってもらえないとテレポート(瞬間移動後、裸)できてしまう小判(清水尚弥)くん
いつもは、人気のないところへテレポートするはずが、2回シーナ(平愛梨)のもとへ辿り着く
それからシーナの居候先へテレポートし、荷物をまとめ同居しはじめるが、本当は別れた店長に迎えに来てほしかったとシーナは泣きつく
2人の同居は解消され、小判くんは市場でかっぱ役を任される、彼はそこで自分の居場所を見つけつつあった
しかし、一方でシーナは孤独になりテレポートをする、小判くんは探しに行き、彼女のもとへテレポート
再会しにっこり微笑み合う、おわり

おもしろかった!こういうの好きです
2人は姉弟以上恋人未満みたいな感じだったのかな
両親もおじさんも面倒みてくれなくて、その末テレポートできるようになってしまった。自分を守るための手段だった。
平愛梨ちゃんの顔をアップに映してて、ゆらゆら画面がゆれてるショットが何回かあったけど、綺麗で素敵でした
「僕とかくれんぼ、、」
清水くんの白いかっぱの格好でのチラシ配り、急にシュールな画になって面白かった
うーん。キャスティング的には平愛梨がいないと商業映画として成り立たないのはわかるけど、ストーリー的には彼女の役が邪魔してるなぁ。ってか、退屈なんだよなー。本筋と絡み合ってるようで絡み合ってないし。
胃散

胃散の感想・評価

2.0
存在感のないためにテレポートできるようになってしまった少年と行き場のない女の話。どちらも居場所がない。それをからっぽと捉えるのか。ミニシアター作品としては面白かったが間延びしている。宣材写真と作品の雰囲気がかなり違うなと思う。
存在感がなさすぎてテレポートができるようになった......!
これはしょうもないけど、深いテーマやでぇ。自分も高校の時存在感がなくて、体育の先生に出席確認の時、お前名前なんやったけ?て聞かれたの思い出したなぁ......切ない
弟二郎

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3.7
存在が薄いオーラの大いなる存在感。主演の清水尚弥、いや彼を見つめる監督の眼差しがいい。抑えの効いた演出。平愛梨の躍動感。白河童疾走からたま。拾い物。こういう切なさが描ける監督はいい監督だと思う。新鋭草野翔吾監督に期待。
杏

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3.4
空気感が好きでした。

不思議だけど、どこかありそうな話しで、や、ないけど。(笑)
V

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2.8
見るのやめようと思ったのになんかやめられへんかった。ゆっくりといい話やった。平愛梨ちゃん可愛すぎ