ぼくらのさいごの作品情報・感想・評価

ぼくらのさいご2015年製作の映画)

製作国:

上映時間:30分

3.2

「ぼくらのさいご」に投稿された感想・評価

石橋監督特集が青山シアターのアプリでやられていたので、一気見しました。

この田舎の感じとかすごくいいんですけど、「青春したーい」と言いながらかなり「青春」ちっくに撮られている感じとかが???となりました。

なんか、この監督の作品ほぼほぼ見ましたけど、こだわりがない感じが圧倒的に見ていてキツイんですよね。

特に「atmosphere」とかヤバさの極みだったんですけど、まさに雰囲気だけの映像(映画でもなし)の連続を見せられて「マジか~」と思ってしまいました。

この作品の話じゃなくて恐縮ですが
「atmosphere」は画面の作り込みとかが本当に甘くて、そこで生活感みたいなものが全て抜け落ちてる。そうするとこのお話自体がマジでなんもなくなってしまうんですよね、、、マジでなぜ撮った?ってレベルのものに落ちてしまう気がする。

「ぼくらの~」に関しても同じようなこだわりのなさが見えていて、何故か主人公の家がデカくて綺麗だとか、そういうところにこだわらないでどこにこだわるの……
ヒキの画は綺麗に撮れる監督なので、なかなか貴重だと思うのですが、それ以外のカットにおけるこだわりの甘さが画面に現れていて、それが非常つまらない。

この監督の作品については全て同じ感想ですね、、
内容はシンプルだが、だからこそ田舎の中学生たちの絶妙な空気感が伝わってきて確かに本物の時間が存在する映画であった。
雄大な自然の中、川のせせらぎと蝉の鳴き声に常に耳をやられながら一瞬で過ぎていった夏の、当人からすればなんてことないでも思い出そうとすると苦しくなるあの不気味な感触に到達している。

短編だがここまで心を掴まれたのは初めて。カタルシスを感じるこれぞインディーズ映画。
Yuumi

Yuumiの感想・評価

2.9
石橋夕帆監督作品4本目。『それからのこと、これからのこと』と似ているものを感じた。自分が年齢を重ねるに連れて、忘れていってしまうような感情を思い出しました。切ない。日本のどこかでこういう日常が存在するって考えると(いや絶対に存在する)、何気ない日々を切り取った作品が1番切なく胸キュンする気がします。満足度は高いのですが短編なのでこのスコア。

目覚めたら ひさしぶりに寝ぐるしくなく朝を迎えられたことに気づいた。

少し冷やっとした風が肌をなでて
秋の虫の鳴き声がした。

今年も夏が終わってしまうのかなあと思うと
少しセンチメンタルな気持ちになって

でも、夏から秋にうつる、
寂しくも切なくも感じる時期がとてもすきだったりする。

気づいたら今年、花火も見てないし
すいかも食べてないし、入道雲も見ていないし
蒸しっとした空気に混じる草の香りを嗅いでないし

夏らしいことに全く触れていないなあと思っていたとき
この映画のことを思い出して観た。

夏の終わりが切なく感じるのは、
季節の変わり目に感じる香りの変化や風の温度が
幼い頃や学生時代のいろんな記憶を思い出させるからなのかもしれない。

実際夏らしいことはできなかったけど、この映画の世界に浸って
少し甘酸っぱい夏を感じることができてしあわせだった。

田舎のゆるい空気に包まれてふわっと流れるストーリーの中に『宇宙人を呼べる』という同級生の存在と
宇宙と交信するときのシュールさが
いい感じのスパイス効いててよかったなあ。
特に何があるというわけではないが逆にそれがウリとも言える作品。
「自分が自分が」「人人人」で埋め尽くされる傾向のあるインディーズ映画の世界だが、この作品のように構図の奥行きを意識してたり、余白を作っているものはそれだけで印象に残る。

音にはだいぶ問題があったが、30分尺と短いのでそこまで気にならなかった。
30分尺だからこそこれ以上の点数も付けられないが。
あぁ、僕ァもう歳をとっちまったんだな
初恋ってどんなだったっけ
懐かしさ
スイカのシーン
言えないよなぁ、冷たくしちゃう感なぁ
懐かしい感
絵が綺麗
素敵な世界観で、自分が歳をとって失っていた感情を、
ほんの少し思い出し落ち込んでしまう

正直中学生を演じるには少し無理があるのでは?
と感じた出演者達の年齢と外見ではあるのだが
世界観の構築が素晴らしく、そんな違和感をすっ飛ばしていた

セリフひとつひとつが丁寧に厳選されてるように思えた

その一言で、その人物像や関係性が伝わる

『その話、本当だよ』とか『宇宙人出たから?』など

タイトルが何故『ぼくらのさいご』だったのか
少し考え込んだ

色んな解釈ができると思う

分かり合う事で失われる感情もあるのかもしれない
K

Kの感想・評価

4.5
夢見たかもしれない、夢見てないかもしれない。
経験したかもしれない、経験しなかったかもしれない。
うぶで、大人になってしまった皆にはもう思い出せない程の小さな感情が、スクリーンの中でしっかり心に爪痕残してくれました。

荻上さんぽい、妙な空気感も好き。
mamoru0704

mamoru0704の感想・評価

2.0

このレビューはネタバレを含みます

田舎の学生の些細な日常を切り取った、青春もの。

情緒豊かなのはいいが、
肝心の台詞が聞き取れなかった。
どうにかならないものなのか。。。
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