乱闘街の作品情報・感想・評価

「乱闘街」に投稿された感想・評価

Travis

Travisの感想・評価

4.0

このレビューはネタバレを含みます

たまたま読んだ漫画の物語と同じシチュエーションに遭遇した少年が「あれ?まさしくこれじゃん!」って事で仲間を巻き込みながら犯人探しをする。シンプルだけど楽しい♪

戦後間もない時代の映画だけあってロケ撮影のシーンでは、廃墟と化した町が垣間見れる。イタリアの戦後の映画でもそういう景色を多々観ることができるが、それでも映画を作ろうとする熱意には言葉で言い表せない想いが込み上げる。しかし、この作品はイタリア映画に多く見られるようなそれとは全く毛色の違う作品です。勿論、随所に戦後という部分を感じますがこの映画は割と軽いタッチです。
1947年作。モノクロ。乱闘街というゴツいタイトルは一瞬マフィアものかと思ってしまうが、ジャンルはなんとジュブナイルミステリー。古い作品なので字幕の読みにくさ、文字の出るタイミイング等はお世辞にも良いとはいえないが、さながら少年探偵団が好きな人にはたまらない作品だろう。痛快冒険活劇としても楽しめる。数百人もの少年が集結し、窃盗団VS少年探偵団による大乱闘は大変見応えがありモノクロのコントラストも美しい。