倉本聰の脚本を井上芳夫が監督した難病もの。妻を亡くし、9歳の息子の世話を妹に任せきりにしている天知茂。息子が不治の病で余命3か月の宣告を受ける。今まで任せきりで、息子との触れ合いがなかったことを悔い…
>>続きを読む医師が内藤武敏、もっと偉い医師は中村伸郎。医者のプロが揃う。倉本聰だからすぐ喫茶店、内藤医師まで誘ってくる喫茶店。帰るなり「コーヒー淹れてくれ」の天知。コーヒー淹れてないけどなにかっていうと映り込ん…
>>続きを読む録画消化。
1971年が舞台。ニッポンのサラリーマンはモーレツがよしとされ、学校は個性があまり尊重されない時代なので、劇中の描写が前半は結構不愉快。
子供が仕事しか頭にない父親に全く相手にされない…
翌年のNHKドラマ「赤ひげ」73年の渡辺淳一原作「白い影」と立て続けにヒューマニズム溢れる医療ドラマを送り出すことになる倉本聰先生の医療・余生ドラマの先駆け的作品の映画版。シリアスな演技も上手い天知…
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