慟哭の作品情報・感想・評価

慟哭1952年製作の映画)

製作国:

上映時間:114分

3.6

『慟哭』に投稿された感想・評価

佐分利信5本目の監督作品。劇作家の佐分利に劇団研究生の阿部が近づく。彼女の面倒を木暮に頼むが、阿部は脚本作りに影響を与える。木暮は、「育ちや人柄が演技に出るから、日ごとが大切」と阿部を指導するが、彼…

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3.0
劇作家と新人、ベテランのよくある三角関係。佐分利信が可愛くも、才能も無い新人に言い寄られる形でずるずると関係続けていく様が嫌に現実的で笑える。
RM
2.0
このレビューはネタバレを含みます
The 貞操観念。これだけ天衣無縫な女性がガッチガチに落ち込んでて笑う。時代だろうけど。

アンニュイインテリジジィが大人の美人な女よりも、若くてキャピキャピした中途半端なブスを選ぶという、あるあるでどーしよーもない話。
キャピ女と温泉に行く場面でオフスクリーンの声の演出が印象的。このオフ…

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あ
4.1

かなり音声挙げないと最初のモノローグが聞き取れない。丹阿弥谷津子の死に顔、ベレー帽千田是也めっちゃギョーカイ人ぽいな!?と思ったがそりゃそうなんだよな…  
演劇・役者道を語る木暮実千代先生をみて「…

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4.0

文芸大作みたいな趣がありながら、実は佐分利信監督作品特有の中年男のマゾヒズム感が満載な変態作品(タイトルもそれを示唆している)。育てた新人女優に捨てられ、過去の遺物あつかいされるおじさん作家を嬉々と…

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期間限定配信、滑り込み鑑賞。
若さ故の未熟さを奔放と捉えるか?
おそらくは、どんな時代にでも、どんな国でも、どんな現場にでもある話しなのでは。そこにあるガジェットや娯楽が異なるだけ。リメイクしたら大…

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3.8
このレビューはネタバレを含みます

奥さんを亡くしてからというものの、劇作家の男が夏川っていう舞台女優に付きまとわれる。いわゆる悪女(わる)で見てて結構エネルギー取られる感じがするが、他にも神近っていう同じ劇作家の先生がいて、三角関係…

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ああ、オープニングがすごかった。佐分利信の映画っぽさ全開。子どもを失ってから気が狂い、二階で臥せっている妻。子どもの名前がどうのこうのとうわ言を言いつつ呻いている。夫で舞台脚本家の佐分利信は、心の中…

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