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『リップスティック』に投稿された感想・評価

この頃の映画のレイティング(年齢制限)ってどうなっていたんだろう?

この映画は、いわゆるレイプリベンジムービーである。しかもレイプされた被害者の1人(主役の妹)は、明らかにローティーンであったはずだ。

にも関わらず、私はこの映画を小学生の時に劇場で観ている。特にこっそりと潜り込んだ記憶はないので、年齢制限などなかったのだろう。

映画の主題は当時から問題となっていたアメリカの同意なきセックスに対する法の無力。そしてそれに対する許されぬ私刑(個人の判断による超法規的裁き)である。

〝法の網目をかい潜る不埒な奴〟への〝超法規的裁き〟に対する観客の喝采は、古今東西人々の溜飲を下げてきた。アメリカでは「狼よさらば」のポール・カージーや「ダーティハリー」のハリー・キャラハン、日本なら藤枝梅安や中村主水。

特にアメリカでは強姦事件の裁判で被害者が勝つ見込みは、僅かに2パーセントだと言う。この映画の主人公も法の壁の前に涙を飲む。

更にあろうことか、犯人の毒牙は幼い妹にまで及ぶ。許し難い事実を目撃している観客は、主人公に感情移入し許されるはずのない法を超えた個人的な裁きを拍手喝采容認する。

ラストに生じたカタルシスを小学生ながら感じ取れたという事は、小学生が見てもいい映画だったということか?

主演があのアメリカが誇る文豪アーネスト・ヘミングウェイの孫のマーゴ・ヘミングウェイと実の妹マリエル・ヘミングウェイであったことも当時話題となった。

ラストの主人公の顔が今でも脳裏に焼き付いている。



〈余談ですが〉
書くべきか迷ったのだが、この映画についてその内容以上に忘れられない出来事がある。

この映画は小学6年生の時に同級生の友人と見に行った。衝撃的な内容と強烈なラストに自分の頭の整理がつかない状態で劇場を出た瞬間、友人が突然こう言ったのだ。

〝ええ女だったの〜〟

人は歳を重ねると昔のことを徐々に忘れていく。嫌な記憶を消して自分の過去を美化していく。

だから小学6年生は、ピュアで純粋で単純で……。そんなふうに思ったりしてしまう。

だが彼は、いや僕らはもう既にオスだった。今見てきたばかりの許し難い内容について憤りを覚えると同時に男としていい女を見ると興奮する、紛れもないオスだった。

だから私はそれ以降、小学6年生を見ても純真だなんて思わない。彼らはオスでありメスである。ただ、その感情を気づかれぬよう包み隠す手立てまでは、まだ身につけていないだけで。
3.0
思春期の頃、テレビで良く観た問題作。

ヘミングウェイの孫娘、マーゴとマリエルが出演。

だけども、テーマはレイプ。

すごく重い作品だった。
妹の音楽講師にレイプされてしまう女性モデルを描いた、作家ヘミングウェイの孫娘であるマーゴ・ヘミングウェイとその妹マリエル・ヘミングウェイ主演(&劇中でも姉妹を演じた)サスペンスで、監督は「ラスト・アメリカン・ヒーロー」のラモント・ジョンソン。今作のような作品でも昔は昼間にテレビ放映していたというのが信じられません。

クリス・サランドン演じる一見紳士に見せかけて、自身が作ったいびつなシンセサイザーの曲を聴かせる辺りから感情的でサディスティックな狂気を露にする音楽講師の男が恐ろしい。被告である男の弁護士に犯行の詳細だけでなく性的嗜好まで聞かれたりと妹まで苦しませる今ではセクハラ的な裁判もセカンドレイプといった状態で、結局男が無罪となる流れは三重苦。おまけにその男は妹の学校の同級生達やシスターに慕われ姉妹以外には評価が高いのが姉妹の閉塞感を浮き彫りにしています。

他のサイトでも言及している方がいましたが、説明もなく突然明らかとなるエンディングの「狙撃能力」の高さや裁判後主人公と男が同じビルで仕事をしたり、その姉の仕事現場についていき別のフロアに居た男に事件後にもかかわらず近付く妹・・等々一部説明不足というか、制作側が思い描く展開に都合が良い条件が揃い過ぎてるのが気になる点。

ただ無罪判決になったとはいえど、アン・バンクロフト演じる女性弁護士が主人公をフォローしつつ被告の男を巧みに動揺させ本性を暴こうとする姿勢は痛快であり、「目には目を歯には歯を」な終盤も想像通りながら娯楽性を感じられる所で、男を追い掛けビルから出た主人公を映してるなと思えば真上のビルのガラス窓に移動し、今度はそこに映る彼女を撮ったカメラワークは見事でした。

ミシェル・ポルナレフが担当したドラマティックなBGMにも注目。

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