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アンナ・マグダレーナ・バッハの日記

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『アンナ・マグダレーナ・バッハの日記』に投稿された感想・評価

一
3.5
フランスの名匠 ストローブ=ユイレ監督の代表作

クラシック音楽の巨匠バッハの半生を彼の作った名曲をバックに、第二の妻アンナ・マグダレーナの日記をナレーションに綴った伝記映画

大半はかっちり固定されたカメラで延々続く演奏シーン
そのひたすら続く演奏も雅やかな音楽ばかりなので、浴びるように気高さを感じ続けてもはや夢見心地状態

セリフもほとんど無く演技らしい演技も特にない
ストーリーのほとんどは演奏の合間に日記のナレーションが挟まれるのみという淡々さなので、あってないようなもの

もっと小難しく哲学的な映画だと思っていたのに、意外と普通に娯楽性のある映画というのは拍子抜けだったけど、構図は凄まじく美しい

ひたすら優雅なピアノの音色や綺麗なオペラの歌声を聴いていられるクラシックコンサートを眺めているみたいな感覚で、語弊があるかもしれないけど作業用映画としてもありだと思う

何もない心地良さ、なにより音楽の力は凄まじく、画面に映し出される音楽家達をあたかも自分が操っているかのように、なぜか大富豪になったような気分に浸ることができた

Chronik der Anna Magdalena Bach

〈 Rotten Tomatoes 🍅※100% 🍿65% 〉
〈 IMDb 7.0 / Metascore - / Letterboxd 3.7 〉

2021 自宅鑑賞 No.135
RIO
4.5
「マタイ受難曲」が隅から隅まで全神経に響く
きっと生涯愛する楽曲
「ケーテン公葬送音楽-BWV244a」も
素晴らしい歌声に涙でます

後期バロック期のドイツの作曲家・音楽家
ヨハン・ゼバスティアン・バッハは
一流の音楽のため
オルガニスト ブクステフーデの演奏を
聴くためにアルンシュタットからリューベックまで歩く
400km!約77時間

バッハ演奏史上の貴重な音楽映像

ブランデンブルク協奏曲第5番-BWV1050
ヴィオラ・ダ・ガンバとチェンバロのためのソナタ第2番-BWV1028
マタイ受難曲-BWV244
ゴルトベルク変奏曲-BWV988
カンタータ第42番-BWV42
イタリア協奏曲-BWV971
音楽の捧げもの-BWV1079
楽曲25曲

演奏シーンの撮影のために当時のヨーロッパの主要な古楽器演奏家たちが総動員で一発撮り
1本のマイクか最大でも3本のマイクで
同時録音されて
ひとつのひとつの楽曲がバロック時代の
古楽器が用いられている

息子のカールとバッハの弟子のヨハン・フリードリヒ・アグリコーラが
書いたバッハの「故人略伝」*1754年と手紙や公文書などに基づいてる

フランスの映画監督ジャン=マリー・ストローブとダニエル・ユイレが製作・監督
ストローブは
「音楽を伴奏としてでも解説としてでもなく、美学的な素材として用いて映画を作りたいという発想」が出発点だったと語っている

youtubeでかなりの綺麗な映像と字幕あり
自分は特にクラシックの曲名が覚えていられない
きちんと演奏にタイトルが出てきます

バッハの音楽への信仰
愛そのものに他ならない
バッハの名曲群に酔い痴れるひと時。
ジャン=マリー・ストローブ&ダニエル・ユイレ。
タイトルから想像出来る通り、音楽の父、ヨハン・ゼバスティアン・バッハの後妻であるアンナ・マクダレーナ・バッハによるナレーション及び、バロック時代の衣装、古楽器で演奏されるパートから成る作品である。

本作で興味深いのは、語り部となるアンナ・マクダレーナの良人であり、劇の中心人物たるバッハに就いては、ほぼ無言劇である点に在る。
劇よりも演奏パートの比重が重く、更に劇自体の進行も極めて散文的で、推測を含まず単に事蹟のみをアンナ・マクダレーナ目線のナレーションで語る形式である為、我々はその折々のバッハの心理を知る術が無い。
虚飾やアレンジの一切を廃してバロック期の奏法を用い、また同時代の建築物内で行われた演奏と云い、事実のみを積み上げて作品を構築している様は、まるで一つの計算され尽くした建築物を見ている様な気分にすらなる。

ほぼ室内一発録りの長回しであるが、カメラは寄りと引きを駆使し、また唐突に汀の画を挿し込む等、圧迫感と臨場感、そしてそれからの解放感と緩急のついた構成となっている。
惜しむらくは私自身にバッハの苦悩や人生、バロック音楽その物を語れる程の素養が無い為、本作を真底から理解し切れていない。
音楽史に詳しい方のレビューが待たれる作品である。

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