アンナ・マグダレーナ・バッハの日記の作品情報・感想・評価

『アンナ・マグダレーナ・バッハの日記』に投稿された感想・評価

固定ショットと最小限のカットで演奏をそのまま提示し、ドラマ的な感情移入の経路をあえて閉じる。そのことで観客は物語に浸るのではなく、画面と音を前に能動的に思考する鑑賞態度を強いられる。

語りはほぼ全…

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耳が幸せでありました。演奏シーンはすべてワンシーン・ワンショットで動きは皆無かあるいはわずかな寄せ引きのみ、しかも全編同時録音という。バッハを聴かせるのに映像は不要、と言わんばかりの(映画なのに)非…

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5.0
今年の再見44本目。 初見から7年。 やはり良かった。 内容を知って見てもまず来るのは「驚き」だと思う。 バッハをお好きな人にはぜひ見て頂きたいです♪
nuj8mc
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それぞれに曲を与えるバッハ。胸が苦しくもうっとりしていた。やはりバッハの曲の過剰さ。この過剰さが私にはたまらないがまだ言葉が足りない。映画って愛じゃん。
sss
4.7

真に音楽的な映画。

風景をみるように、
木々が風に揺れるように、
音楽を奏でる人々を見つめる行為。

ロベール・ブレッソンが「田舎司祭の日記」にて試みた、文学→映画の素直な翻訳の手法を音楽で試みら…

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数いる作曲家の中でバッハをこの上なく好む自分にとってなんと私得な映画!

バッハの楽曲を皆頭に入れた上で観なければ本来の面白さも分からないだろうし、映画だから仕方ないないが高音で音割れするのが何とも…

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SunO2
3.0

偽日記(元々英国作家の創作だが、独語訳の際作者名が伏せられた)の映画化というよりタイトルだけ借りた一応史実に基づく創作。全編奥様のボイスオーバーと関連する演奏シーンで進行。子13人中成人したのは6人…

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Ryoma
3.8

蓮實重彦の精子でパンパンの金玉を両手で擦ってあぁ…って感じで嘆息する能無しのアホ共よ/アテネフランセに棲み憑くカビ臭ぇ糞ジジイよ/己の弱ぇ金玉をテカテカの金メッキで塗装してアハァン…って感じでお高く…

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5.0

18世紀初頭のヨーロッパ,宗教改革や戦争の影響を受けた時代背景が彼の音楽に深い層を与えていたと..
生きた時代の混乱と対立が,彼の旋律にどれほど深い意味を与えていたのかが伝わってきました。

音楽へ…

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3.5

聴覚的快楽を極限まで高める代わりに、視覚的面白さ、楽しさ、喜びをことごとく削ぎ落とす。正直、ストローブ&ユイレは禁欲的すぎて近寄りがたい。そこまでして視覚的快楽を封殺しなければならない理由がよくわか…

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