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『チョコラ!』に投稿された感想・評価

Moomin
4.6
ここまでしてと言う程子供にカメラが寄り添う 表情だけでなくそれ以上のものまで切り取っていく それは日常であったり瞳であったりと様々 そんなカメラワークが非常に勉強になったと同時にプロのレベルに圧倒された
実習中なので色々考えることはあるけど、やっぱりカメラの画角って本当に悩む 劇映画と違って取材対象者さんの流れに流される場合が多いし、画角を決めるのに数分でさえ時間をかけていられない状態
これは現場での経験と感覚。そして膨大なる映画の鑑賞数に相応するんだろうなと日々感じる
どんな映画を観ても思うのだ
「もっと映画を観ないとなって」

ケニアのストリートにいる子供達を映す
朝町一番に起き麻袋を持ちゴミを漁る そしてお金を得てシンナーだったり食べ物を買う 日常を写しているのだが、そこには非常にパワフルで生き生きとした子供たちがいた
家族にお前は何がしたいのかと問われる
その時の子供の瞳は映画の映像表現を強く感じる
アンドリューが実家に帰った時、弟と手を繋ぎ撮ってよとカメラマンに向けて言う 一緒にいた犬と後ろにただ座っていた女の子もカメラに顔を向ける ツーショットのはずが奇跡のフォーショット お気に入りのシーンです

追記 付属のチョコラの解説書を読んだ
小林茂さんの「なぜおせっかいにも遠いアフリカまできてカメラを回すのか」という自問に対しての答えが正しくこの映画の表現そのものだった
加えて出演してもらった子供たちのその後が書いてあり、少し苦しい情報もあった
この撮影の人物との異常な親近差は5ヶ月で作り上げたものだと知った 5ヶ月で120時間の素材… 撮影後半の街の人々がカメラを受け入れたシーンがよく使われたそうだ 映画への執念だ
特別協力 作品に尽力された佐藤真さん 「阿賀の記憶」からの小林茂さんとの関係 公開前にお亡くなりということで ここにてご冥福をお祈り致します
AS
3.8
想像以上に隅々まで蔓延っている貧困。10年以上経った現況が気になるところ。
シンナー吸ってラリっちゃってる子も居る中で、しっかり未来を見据えてる子なんかも居たりする。物が溢れかえった中で不自由なく暮らす我々日本人とは比べ物にならない程のバイタリティー。あの暮らしぶりであの笑顔を失わないんなら、何があっても乗り越えていけるんだろうな。
特別協力に佐藤真監督、プロデューサーに矢田部氏
4.6
現実を ありのまま リアルすぎ






監督の小林茂さんの話を聞くことができました。

監督がこの作品を撮ったのは、腎不全で透析を受ける少し前の作品でした。監督が現地に着いた際、移動等で真っ赤な血尿が3度も出たそうです。
作品の中に出てくる字幕に彼を気遣う言葉が何箇所か出てきます。
現地では英語とヒンズー語さらに現地の言葉があり、彼らが話している内容は撮影中にはほとんど理解できていなかったらしいです。
言葉もわからない監督を気遣う現地の人の話を聞いて胸に込み上げるものがありました。

映画とは自分の知らない世界を感じさせてくれる芸術だと改めて思わせてくれる作品でした。

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