ビューティフル・ボーイの作品情報・感想・評価

「ビューティフル・ボーイ」に投稿された感想・評価

ムエタイ×性同一性障害とタイらしいテーマの掛け合わせだなぁと思った。
成田凌っぽい主人公がだんだん可愛い女の子に見えてくる。でも化粧が厚過ぎてスッピンのが可愛い(笑)
実話ベースみたいだけど日本のシーンが後半あって驚き!本当に来日したのかな?知らなかった。

2021-643
TAKA

TAKAの感想・評価

3.7
ムエタイがこんなに美しいなんて…
プロのムエタイ選手が演じてた。女性になってるところは時々かわいい。
晒し者にされる怖さ、ムエタイで強さを身につける、軽やかな心で

実話。
Melko

Melkoの感想・評価

4.3
素晴らしい。わたしの大好きな競技をテーマにしているのもあるけど、それを抜きにしても素晴らしかった。文句なし、ベストムービー入り。多くの人に見てほしい映画。

ムエタイが好きだ。
昔テレビでやってた総合格闘技戦でブアカーオを見て目覚め、トニージャー、ジージャーヤーニンとムエタイ映画は一通り見てきている。でも、痛いのは苦手。人が痛がるのも。ただ、技の華麗さに魅せられる。蝶のように舞い、蜂のように刺す。
ムエタイ選手は皆、軽量なイメージ。一発一発の攻撃は重くない。が、迅速かつ的確な場所に入れることで一発必殺が狙える。
この話の主人公、トゥムも同じく、痛いのは嫌いだが、技の美しさに魅せられムエタイを極めた人。実在のムエタイ選手パリンヤー・ジャルーンポーンその人。
調べてみたら、知ってた!!見たことある。白塗りの顔。この人だったのか…描かれる戦歴が事実なら、めっちゃくちゃに強い選手だ…

ノンフィクションなので、結末はわかりながらも、何度も涙した。
性同一性障害のトゥム。きっかけは、ほんの些細なこと。そうしようと思って意図的にそうなったわけではなく、もう、DNAに組み込まれたこととしか思えない。女の子が着る物、する仕草、料理、化粧。すると落ち着く、というよりは、安心する。
一方で、その女性性と対極にある男社会なムエタイにものめり込む。最初は家族への仕送りのための賞金稼ぎ。でも、ナヨっとしていじめられてた自分が、ムエタイをすることで自分を守れる。戦える。強くなり、自信をつけていくトゥム。でも……
男な競技を生業にし、心は女。軽量で裸になれず、「脱げ!脱げ!」と野次馬に言われ、話題作りのためにオカマのふりをしてると言われ、遠征先の日本ではタイ人女性に「タイの恥さらし」と言われ。

自分は何になりたいのか。どんなに望んでも、自然に女の体にはならない。屈強で引き締まった「男」な体つきの自分を鏡で見て、一心不乱に全身に白粉をはたくのが切ない。それでも、女にはなれない。
葛藤の先に、たどり着いた答え。お母さんに涙ながらに「この体じゃ死んでも死に切れない」と吐き出す。どれほど苦しかっただろう。苦しみをずっと見てきた家族も複雑だっただろう。
覚悟を決めた手術の日、同意書にサインを渋ったお父さんが、体裁ではなくトゥムの体を心配したからだったのが泣けた。

高スコアは、迫力あるムエタイの試合シーンと、性同一性障害者であるトゥムの内面の葛藤が、非常にバランス良く描かれていたから。どちらかに偏っていたら、点数も満足度ももっと低かったと思う。
トゥム役の俳優は、演技未経験のプロのムエタイ選手。だが卓越した演技だった。心と体の間で葛藤する様子がひしと伝わってきた。
「主役の凄さは、敵役がいてこそ成り立つ」と特典のインタビューで語っていた監督。うーん分かってるねぇ。その言葉通り、作品中出てくる試合は全て、当て真似ではない、ガチの試合。ガチで殴り蹴り合っている。特典映像を見ればわかる。

冒頭、インタビュアーが襲われた時に助けに入るトゥム、赤いドレスがファサッとなりながらの華麗な蹴り!美しい。

同じ白塗りをしてふざけながら挑発する敵選手に、「あんなみたいなブスは女の恥よ!」イカす。

周りの目は厳しかった。でも、トゥムが女性性を確実にしていく過程での、お母さん、女友達、師匠の奥さん等、女性たちのアシストと理解が非常に良かった。

トランスジェンダー、女装家、オネェ、色々な方がいらっしゃるが、各々にトゥムと同じような過去があるのかもしれないと思うと奥深い。

男もツライ。女もツライ。どちらがツライなんてことはない。ただ、「自分が何者になりたいのかを忘れること」がツライ。終盤、各年代の自分がバス停に座ってるカット、良かったなあ。女性になったトゥム、綺麗だったなあ。

ああ、溢れ出る想いで長くなってしまった。ベタでコッテリした画、でも、良い映画だった。
ただ、他の人も書いてるように、邦題!文句言いたい!!ビューティフルボーイ、わかりやすくて端的なタイトルなんだけど、、違うの、、ビューティフルなボクサーなの、、それがトゥムなの…!!
s0o0gle

s0o0gleの感想・評価

3.5
原題 : บิวตี้ฟูล บ๊อกเซอร์

実際にいたおカマのめっちゃ強いムエタイ選手の話。
ปริญญา เจริญผลという人で、あんまり私と歳が変わらない。

タイっておカマに優しいって言うけど住んでいた実感としては単純におカマが多いだけで全然優しくなんかなくてどちらかって言うと差別されているくらいだったから、最近でそうだったと言うことは当時(15年くらい前?)はもっと酷かったんじゃないのかな。

それにしてもめっちゃ強いおカマのムエタイ選手って聞いただけでインパクトが尋常じゃないからそりゃ映画化決定ってなるわなって思う。
あと日本に来た際背景のネオンサインに高清水があって、高清水がタイでも有名になっちゃうぅって思った。
おりな

おりなの感想・評価

3.5
初タイ映画、性同一性障害に悩むムエタイ選手の物語(伝記?)

家族の家計の為にムエタイという格闘技で戦う中で自分の性が揺れ動く。
雄々しい世界の中で「女性の心」を持つTum の苦労は計り知れない。顔に施した厚化粧は苦しさを隠している様にも。

見せ物試合の中にいる暑化粧の少年の口紅を拭い取る、このシーンの為にこの映画が作られたと言っても良いくらい良かった。

昔からタイは性の多様な国というイメージがあったけど。タイだって昔はニューハーフを「第三の性」と認めていなかったんだなぁ。

なんと東京ドームも出てきます。
なんで邦題って不思議な付け替えが多いんだろ??ボーイじゃないんだって!
実話に基づいたお話。
女の子が自分とか家族を守るために立ち上がるってどういう精神状態になるんだろうと思う。
だけど女の子だからきついのではってのもまた偏見だし議論の余地ありまくりですねこのテーマはいつまでも。

このレビューはネタバレを含みます

重要な台詞混みで記録してあります、鑑賞前に見たら魅力が半減するかもしれません。ぜひ一度前情報無しにご覧になって頂きたい…もっと評価されるべき映画だと思います。実話が元で、ちゃんと話がしっかりしてるのが驚き。

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色んな場所で色んな人が男になりたかったり女になりたかったりしてるんだなあ 色んな理由で。

和尚様との対話に涙したり。
「現世で善行を積めば、来世で願いが叶えられるでしょうか?」
「それが運命なら、現世で叶う」

トゥムがどれだけ女性になりたかったのかと思うたびに涙が…
しかも脚本も台詞もジワジワッと良いんですな〜

「自分を守れる気がするから」

の台詞の深み。
真の意味で自分を守るって、何だろうか…。男女じゃなく、人としての強さが必要なのか。とか考えるけど、内容自体は全然重過ぎず、スポーツ映画一辺倒にもなり過ぎず。話の完成度が高いかと。
学ぶ所も多い映画でした。ヒューマンものとしても、興味ある方は一回見てみていいと思います。

「でも一番難しいのは、自分がどうなりたいのか忘れずにいること」

誰にでも通じるテーマですね。しかし唯一気になった、タイトルは原題ビューティフルボクサーでいいかと…なぜボーイに?
johnny

johnnyの感想・評価

3.9
化粧をして試合に臨んだオカマのムエタイ選手、パリンヤー・ジャルーンポンの半生を描いたノンフィクション・ドラマですね
主演のアッサニー・スワンも元プロだそーで、なるほど、素晴らしい技
東京ドームのシーンも、女子レスラーの井上京子も出演してました

バッドボーイズ2を借りようと思ったら、中身がこれだったっていう 笑

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