写真見合いで結婚する設定の映画は珍しくはないが、本作の場合は、苦労すると分かっていながらペルーに来てしまうヒロインの気持ちがよくわからない。風景だけでは説得力がない。頼りにならない夫。もくもくと働く…
>>続きを読むはるばる山口から幼い息子連れて、文通で城の跡地に住めると騙されて夢いだいて婿の住むアンデスの村まで山をよじ登り、まだ到着もしていないのにすでに現地感溢れる焼けた肌の左幸子。シラミのたかった少女の髪の…
>>続きを読む顔も知らぬ夫のために新婚旅行の出立ちでアンデスの高山に挑む左幸子。すでに顔は日焼け気味。ろくに働きもせず胡散くさいまじないで遺跡探しに没頭する日系の夫アンセルモ福田さん。場所関係なく平常通り正義感の…
>>続きを読む渥美清をアフリカはタンザニアにひとり放り込んで撮った『ブワナ・トシの歌』に続き、羽仁進自身の妻である左幸子をペルー/ボリビアを跨ぐ中央アンデスにひとり放り込んで撮った映画。こんな作品を成立させる左幸…
>>続きを読むドキュメンタリー要素が強いこの映画
ペルーのインカ遺跡あたりに住む現地人インディオだけでなく日本からの移民やドイツから戦争を逃れてきたメノニータ(メノナイト教徒)なども出てくる
現地の生活が描かれて…