お染久松 そよ風日傘の作品情報・感想・評価・動画配信

美空ひばりの二役は普通に混乱するのであまり良くないと思う。
空間にわっと人が集まってくるときの微かな高揚がずっと画面に張り付いている。沢島はいつでもこれくらいやる。
浜辺で美空ひばりが巨大な回転機械…

　比較的初期の、沢島作品。展開でいうとあまり納得出来ない所も引っかかったままだが、若い活力·奔流が一気、観る者を新たな世界へ連れゆく。’50年代後半、プレ·ヌーヴェル・ヴァーグとも言うべき新しい表現…

当時、人気があったと思われる　"美空ひばり"の　おキャンな娘キャラと清純キャラの　一人二役のキャスティングに、芸能界の思い入れが。

油屋の人達が殴り込みをかける集団移動の様が、漫画みたいで非常に可…

#17 女性映画人大会
最高だった！
文楽・歌舞伎の《お染久松色読版》《新版歌祭文》《女殺油地獄》などを一つにした、能天気な時代劇ミュージカル。
とにかく一瞬たりと飽きさせない超快テンポ構成の見事な…

一人二役の正しい使い方。
祝祭的気分を「祭り」という現象で表現し、それを思い切り心象表現に切り替える演出はあまりに見事。美空ひばりがその演出に耐えうる演技をしていたかはわからない。
溝口映画に多く出…

昔の人ってこんなに楽しいもの観てたのか！ヒロインの一人二役は「人生劇場 続・飛車角」でもみた演出でここでもやってんのかよとウケた。Filmarksでは脚本沢島忠と書いてあるからそのまま信じ込んでいた…

恋に悩むモテモテ浩太郎。奉公先の美空ひばりお嬢さまと張り合うのは、故郷で彼を待つ幼馴染みの・・・また美空ひばりかよ！

「女遊びはスポーツや！」田中春男のドラ息子演技はやはり絶品。すこし年齢が行き過…

原作は歌舞伎・浄瑠璃で、実話が基になってるらしい。世話物というのか、登場人物が町人なのが珍しい。

ストーリーが盛りだくさんでよくできてるし、飽きさせない。全体はコミカルだけど、たまにシリアスになる…

京都ヒストリカ映画祭オンラインにて鑑賞。華やかな銀幕の世界を開かせるオープニングから好調なスタート。歌舞伎調で進んでいくストーリーと音楽の使われ方も悲喜こもごもにマッチしていた。華やかさと群衆がブワ…