番場の忠太郎の作品情報・感想・評価

『番場の忠太郎』に投稿された感想・評価

森繁の人の好い役人。巡礼、障子、襖。中川好みの美術やキャラで、興味深い佳篇。東映仁侠映画は、「瞼の母」の流用、焼き直しが散見されるが、本作のように、備品、美術に目配りを望みたいものだ。

稲垣浩版も加藤泰版も観た。でも中川信夫版(本作)は初鑑賞。
何回も映画化された長谷川伸の『瞼の母』は基本的に母と子の物語だが、本作は道中的な要素を強めたり一層番場の忠太郎という人間に焦点を当てた作品…

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このレビューはネタバレを含みます

「瞼の母」番場の忠太郎なんだが...
(。-ω-)ウーム(。-ω-)...

忠太郎役の若山富三郎の"もたついた演技"が気になって今一つ入り込めず(。-ω-)...
見せ場のはずのシーンも...

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4.5
このレビューはネタバレを含みます

森繁久彌はさすがですなぁ…と思わざるを得ない存在感。

ご存知「瞼の母」であります、天保水滸伝スピンオフ的な…
若山富三郎の忠太郎は少し観ていくと慣れてきますが、私は最初少しだけ違和感があったかなぁ…

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