✔️🔸『婦系図』(4.2)🔸『雁』(3.3)🔸『朝の波紋』(4.4)▶️▶️
三浦(カメラ・照明)作品を改めてかなり纏めて観てると、その細やかな方法論や高いレベルの処理に、でしゃばりすぎない、し…
甲斐甲斐しくいじらしい山田五十鈴。山田五十鈴のほつれ毛。花火。序盤、倉庫(?)前の長谷川一夫と山田五十鈴のくだりの長回し。同じく倉庫(?)前の長谷川一夫と弟分とのくだりの長回し。武芸に長け先生が捕ら…
>>続きを読む山田五十鈴がとんでもない。最後の芝居なんて神がかってる。
引いては寄って的確な繋ぎもあれば、別れの散歩をねっとりと長回しで抑えたり、縦横無尽の語りの技が見れる。
アクション繋ぎでも微妙にダブらせたり…
スリから研究者へ変貌を遂げる長谷川一夫とその許嫁の芸者山田五十鈴の悲恋物だが、長谷川一夫の恩人の古川緑波が怪物というか変人すぎて彼に振り回されて滅茶苦茶にされる若い恋人の悲恋物という感じもする。ラス…
>>続きを読む川開きの日に煉瓦造りの船着場の倉庫で再会する幼馴染の2人。おぼこい五十鈴の演技に冒頭から心を奪われ、終盤の画面の奥に幽玄と立ち現れる年増の島田髷姿に痺れる。黒沢清のトーン。気合いの入りまくった最初で…
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