1911年のアルジェリア。フランス陸軍の中尉・サガンは、アフリカの植民地を広げる祖国のため戦闘に明け暮れている。そんな彼を、サンティレット家の令嬢・マドレーヌが見つめていた。農民出身のサガンは、違い過ぎる身分から想いに応えられずにいたが…。
彼女の決断が、やがて世界を動かす―― 20世紀初頭、ひとりの女性が英国を旅立ち、アラビアの地へ向かおうとしていた。彼女はイギリス鉄鋼王の家庭に生まれ社交界にデビュー、オックスフォード大学…
>>続きを読む第一次世界大戦の最中の1916年。英国陸軍のカイロ司令部に赴任したロレンス少尉は、 アラブ民族の動向を探るため現地に派遣される。砂漠で出会ったハリス族首長アリに導かれ、 トルコへの反乱を起…
>>続きを読む科挙の試験に落ちた行徳は、失意の末に西夏へ向かう。西夏軍に捕らえられ、外人部隊に編入させられた行徳は朱王礼と出会い、参謀として重用される。やがて、行徳は敦煌で辞書の編纂をするようになるが、…
>>続きを読むアフリカからヨーロッパ侵略の機会を窺っていた回教徒ベン・ユーサフは、ムーア人の諸公を煽動してカスティールに侵攻。カスティールの若き武将・ロドリーゴは彼らを捉えたものの、情状を考慮して釈放し…
>>続きを読む