よしまるさんの映画レビュー・感想・評価

よしまる

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モーリタニアン 黒塗りの記録(2021年製作の映画)

3.4

オンライン上映会のお題。長らく見逃していたものが出てくるのも嬉しい。

アメコミファンとしてはドクターストレンジとシャザムの競演、さらに犯人はマダムウェブのスパイダーマン、エゼキエルだった。

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日本列島(1965年製作の映画)

4.6

オンライン上映会、この時は自選の回。熊井啓作品をいくつか観ていて、この初期作品は未見だったので友人の評価も知りたくてお題に挙げさせてもらった。

いつも骨太な社会派ドラマを描く監督だけれど、2作目
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MINAMATAーミナマター(2020年製作の映画)

3.4

オンライン上映会のお題。

作品を通じて知らなかった事実を知れてよかった!という映画は数あれど、そのことと作品の評価はまた別物。

恥ずかしながらたぶん見た事もなかった有名な1枚の写真「入浴する
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明け方の若者たち(2021年製作の映画)

3.0

オンライン上映会のお題。

R指定詐欺。これ本気の成人映画だったら面白かっただろうなあ。

別にエッチなシーンを観たい訳じゃないよ。

ただ、この手の話、男女の心の揺れはセックス抜きには語れな
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ザリガニの鳴くところ(2022年製作の映画)

3.8

コロナを機に関東、関西の友人たちとオンラインで上映会のち盃を交わしながら語り合うってのを月イチで初めて早4年。
いまだにオンライン飲み会やってるのはまずまずの絶滅危惧種😆

どんなに多忙であって
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フェイブルマンズ(2022年製作の映画)

4.2

友人とのオンライン上映会のお題に上がってきて、全然ノーマークだった作品。

なんかスピルバーグが自分を題材にしたような映画を撮ってるらしい程度の知識で観てみると、まるっきり自叙伝で驚いた。

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ベイビーわるきゅーれ 2ベイビー(2023年製作の映画)

3.9

つーわけで待望の続編の登場である。

どう考えても1作ではもったいないよね、というキャラクター。アニメでは追いかけるように「リコリスリコイル」という同じくガンを扱う女子2人組のTVシリーズが大ヒッ
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べイビーわるきゅーれ(2021年製作の映画)

4.1

2023年公開の邦画レビューを続けてきましてあと一本、その前に前作をまだマークしていなかったので先に書く。

邦画でエッジの効いたアクション映画というと70年代まで遡るか、もしくは北野武や白石和彌
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岸辺露伴 ルーヴルへ行く(2023年製作の映画)

3.8

ボクの考えた病のひとつに、映画化の際にかかりやすい「劇場版症候群」というものがある。たぶん誰も言ってないしググッても出てこないからやはりボクが考え出したのだろう。

実写でもアニメでも、TVシリー
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シン・仮面ライダー(2023年製作の映画)

1.5

出来る限りハードルを下げて鑑賞したのだけれど、予想を遥かに下回った。飛び越えるハードルというよりむしろ下をくぐるリンボーダンスの最下位置をくぐり損ねたような虚しさ😭

公開時にちょうど多忙を極めて
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ゴジラ-1.0(2023年製作の映画)

3.4

山崎監督は非常に苦手ながら、ゴジラとなれば観に行かないわけにはいかない。

時代背景や吉岡秀隆の出演から「ALWAYS3丁目の夕日」をつい想像してしまい(あの映画は自分はまったく無理)、とりあえず
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ザ・スーパーマリオブラザーズ・ムービー(2023年製作の映画)

3.6

🍄マリオたちがゲームの世界の住人なのか、それともあくまで人間でゲームの世界に入り込むのか、ネタバレ無しでそこに興味を惹かれて観た

🍄ふたつの世界が融合するという設定はまったく予想外で、オーソド
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スパイダーマン:アクロス・ザ・スパイダーバース(2023年製作の映画)

4.5

前作がアニメーションの新たな地平を創出したエポックであっただけに今作に対する期待と不安も相当なものだったのだけれど、もちろん迷わず劇場へ、そして見事に前作を超えてきて大満足!
あ、スコアが低めなの
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グリッドマン ユニバース(2023年製作の映画)

4.5

MARVELやエブエブですっかりお馴染みになったマルチバース。

いやいや、我が国の誇る仮面ライダーやプリキュアでも昔からマルチバースは当たり前のように取り入れられていたし、それより以前に本作とお
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BLUE GIANT(2023年製作の映画)

4.7

今年に入って2023年に観た洋画のランキングを勝手にお届けしてきまして、邦画やアニメは省いてたのでササっとレビューしておきます。

2023年の泣けるアニメと言えばもうこれで優勝でいいでしょう。
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ブラックパンサー/ワカンダ・フォーエバー(2022年製作の映画)

4.2

 お休みしていてレビュー漏れしているのがあるので続いてこちら、、

チャドウィック・ボーズマンの死がMCUにもたらした影響は計り知れない。
全米に限れば、前作ブラックパンサーの歴代興行収入は6位
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ブラックアダム(2022年製作の映画)

3.7

 2022,2023年は随分とレビューをお休みしていたので、観たけど書いてない映画の多いこと!
 流れにまかせて徐々にリカバリーしていくのでよろしくです😃

 今やDCEUの「無かったことにされる」の
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ブルービートル(2023年製作の映画)

3.5

(ちょっと自分への覚書のつもりでダラダラ書きます)

アクアマン2よりも後に製作されて先に公開されたと何かの記事で読んだ(要ソース)ということは実質的なDCEU最終作とも言えるブルービートル。

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アクアマン/失われた王国(2023年製作の映画)

3.6

ワイルドでいこう!の爆音とともにハーレーのカスタムチョッパーを駈るジェイソンモモア!
彼はハーレーダビッドソンのアンバサダーにも就任していたし、昨年のワイスピ最新作でもハーレーにまたがった。要する
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メドゥーサ デラックス(2022年製作の映画)

2.6

世界的なヘアアーティストのユージンスレイマン監修という触れ込みだけで、せっかくなのでいろいろ見方を教えてもらお〜、と、美容師さんと一緒に観に行ってみたところ、2人ともしっかり船を漕いでまいりました😪>>続きを読む

マーベルズ(2023年製作の映画)

2.9

多忙でご無沙汰してまいました〜。

数々のMARVEL映画を観てきたのだけれども、劇場にて鑑賞時に2点台を付けたのは初めて。で、忙しくしてるうちに配信が始まったので念のため再見したものの、評価は
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マイヤ・イソラ 旅から生まれるデザイン(2021年製作の映画)

3.0

 実はインテリアファブリック、オーダーカーテンのお店を20年以上やっていて、マリメッコのテキスタイルに魅せられて取り扱うようになってからもかなりの年月が経つ。うちみたいなちいさなお店でも量販店に潰され>>続きを読む

インディ・ジョーンズと運命のダイヤル(2023年製作の映画)

3.1

個人的にいま最も信頼のおける監督であるジェームズ・マンゴールドということで大船に乗った気持ちで観ていたのだけれど、船があまりに大きく、ゆったりすぎてちと退屈だったかも🤣

ルーカスとスピルバーグが
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ミッション:インポッシブル/デッドレコニング PART ONE(2023年製作の映画)

3.2

このシリーズにはあんまり思い入れがなくて、監督により毛色が変わる面白さもトムの発言力が増すにつれ平坦化、良い意味ではクオリティが確保されているとも言えるけれど、例えば007みたいな破天荒さ(あえて言>>続きを読む

アントマン&ワスプ:クアントマニア(2023年製作の映画)

3.3

5年前の2作目の時はまだあまりフィルマにレビューを書いてなかったんだなぁ。

て事で一応3部作の完結編となるアントマンシリーズ最新作。1.2作目が4.0以上をマークしていたのに、ガクンと低評価。興
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ダンジョンズ&ドラゴンズ/アウトローたちの誇り(2023年製作の映画)

3.3

2023年洋画ランキングに戻ります。21位はこちら。
「ダンジョンズ&ドラゴンズ」。世界初と言われるテーブルトークロールプレイングゲーム。
友人が英語版を買ってきて、必死で翻訳しながらプレイした
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さらば宇宙戦艦ヤマト 愛の戦士たち 4Kリマスター(1978年製作の映画)

5.0

昨年のランキングカウントアップ中ですが、20位まで来たところで小休止。
フィル友の@七色星団 さんがレビューされてるのを見て、いてもたっても居られず期間限定特別興行に行ってきました!
七色星団さ
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さらば宇宙戦艦ヤマト 愛の戦士たち(1978年製作の映画)

5.0

markしてなかったのでとりあえず当時の自分の感想として5点を献上。

観たことのない方は1作目のTVシリーズもしくは総集編となる劇場版1作目を先に観ないと意味が分かりません。

「4Kリマス
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アステロイド・シティ(2023年製作の映画)

3.4

 もうすでにウェスアンダーソンを愛でるには作法が必要という域に入ってきてしまった。

名だたる俳優がこぞって出演したがり、常連に加えて今回もトム・ハンクスやマーゴット・ロビー、スティーブ・カレル、マ
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エブリシング・エブリウェア・オール・アット・ワンス(2022年製作の映画)

3.5

 映画をセレクトする時にハマりそうなキーワードが3つあればとりあえず観てみる。このたびはA24、マルチバース、アベンジャーズのルッソ兄弟。え、3つ揃っても何にも想像出来ないんですけど?
そこに加わっ
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シャザム!~神々の怒り〜(2023年製作の映画)

3.5

 前作から4年も経っていることにとりあえず驚く。
コロナのせいとはいえ時の流れは残酷だ。

コドモがオトナのヒーローに、しかもチームを結成というシチュエーションが抜群だった前作のときのまだあどけない
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トリとロキタ(2022年製作の映画)

3.6

ベルギーの映画監督、ダルデンヌ兄弟の作品を初鑑賞。噂に聞いていた、徹底したリアリズム、ドキュメンタリーさながらのハンディカメラ、有名俳優は出てこず、BGMは一切無し、という評判通りの本気作だった。>>続きを読む

小説家の映画(2022年製作の映画)

3.6

 まだホン・サンスを観るのは2作目。だからこれが彼の王道なのかそれとも異端なのか知る由もない。
けれども延々と会話が続く長回し、意味のわからないロングズーム、女性に対する独特の目線といった特徴的な記
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バービー(2023年製作の映画)

3.6

 フェミ映画か、逆にアンフェミ映画か、どっちに振れてても嫌だなぁ、バーベンハイマーの一件も余計だしなぁ、、とぼんやり考えてるうちに結局、私事も重なって映画館に行けず。配信での視聴となってしまった。>>続きを読む

生きる LIVING(2022年製作の映画)

3.7

あまりにも完成された世界観を持つ名作をリメイクするというのはほんとにハードルの高い作業、しかも異国の場合は言葉も違えば文化も価値観も変わる、大丈夫なのか?と思いながら劇場へ。

カズオ・イシグロ氏
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アアルト(2020年製作の映画)

3.7

フィンランドの建築家でありプロダクトデザイナーでもあるアルヴァ・アアルトの生涯を捉えたドキュメンタリー映画。

彼の残した数多くの建築物、家具、照明、器、ファブリックが生まれていく過程にはアアルト
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