よしまるさんの映画レビュー・感想・評価

よしまる

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ぼくのエリ 200歳の少女(2008年製作の映画)

3.9

 ストックホルムの家庭を訪れたことがあるのだけれど、まだ小学生の男の子が父親に薦められたと言ってまだ日本では和訳されてなかった「fact fullness」を読んでいて驚いた。意識高い系か!w

 北
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皆殺しの天使(1962年製作の映画)

3.3

 不条理なもんは不条理と言うだけあって、理屈で理解できるものではない。監督が作ったものを1から10まで知ろうなんておこがましいにもほどがある。問題はそんなところにはなくて、映画が面白いかどうかだ。>>続きを読む

戦場にかける橋(1957年製作の映画)

3.6

 今日8月4日は「橋の日」だからレビューするんでしょう?と思った貴方、残念でした〜😃

 前回レビューした「猿の惑星:聖戦記」を観て、もっかい旧作に戻ろうかとも思ったのだけれど、実は旧シリーズの1と2
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猿の惑星:聖戦記(グレート・ウォー)(2017年製作の映画)

3.5

 3部作の最終章、完結編。一度も劇場へ行かずじまいだった。振り返ると結局、シーザーという猿にそこまで思い入れることが出来なかったのかもしれない。

 1作目「新世紀」は、旧シリーズの「猿の惑星」と仮に
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ロープ(1948年製作の映画)

3.8

 マンスリーヒッチコック。月に1本、ヒッチコックをレビューしています。

 今回は、初のカラー作品にしてワンカット風映像にこだわった意欲作「ロープ」です。

 2人の男が友人をロープで絞殺するシーンか
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ゲット・アウト(2017年製作の映画)

3.7

 ネタバレ無しで観ていて、カラクリはともかく一番怪しいはずの人にまったく気づかなかった自分が恥ずかしかったw

 しかしいくら自分の身が危ういところまで追い詰められたとしても、やはり信じていた者に裏切
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グラン・プリ(1966年製作の映画)

4.0

 マフラーの中に現れるタイトル。スパークプラグ、キャブレター、レンチ、スパナ、まだF1マシンが機械仕掛けだった頃、リチウムイオンの電動ドリルもなかった時代、こんなものが公道を270キロでかっ飛んでいた>>続きを読む

蒲田行進曲(1982年製作の映画)

3.6

 先日観た「セーラー服と機関銃」は角川の皮を被ったキティだったわけだけれど、この「蒲田行進曲」は皮は角川+松竹でも中身は東映そのものだった。もう気持ち良いくらいに。今振り返ると角川のしたたかさばかりが>>続きを読む

ロールスロイスに銀の銃(1970年製作の映画)

3.6

 
 ブラックスプレイテーションの元祖、バディムービーの元祖と云われながら、永らくソフト化もされず町山UFOにてようやく鑑賞。

 ゴキゲンなソウルミュージックをバックに破天荒な黒人2人組の凸凹刑事コ
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バタフライ・エフェクト(2004年製作の映画)

3.7

 小さなきっかけがとんでもない大きな変化をもたらすバタフライエフェクトという言葉はカオス理論に興味を持ったときにお勉強して聞き馴染んでいたのだけれど、果たしてこれをどんなふうにドラマに持ち込むのかと興>>続きを読む

ランボー ラスト・ブラッド(2019年製作の映画)

1.9

 スタローンが、70歳を超えてまで最後の最後にランボーに遺したかったものは何だろう?

 1作目でたった1人しか殺さなかったランボー。2、3、4作目と回を重ねるごとに殺人の数は倍々ゲームで増えていった
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隠された記憶(2005年製作の映画)

3.3

 遅まきながら初ハネケ。どうせこういう作りの映画だろうとタカを括って観てみたら、意外にフツーで、でも最後はやっぱり、ああ、これねって感じだったw

 解釈を観客に委ねるという手法は、時として深みを与え
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ショート・ターム(2013年製作の映画)

4.2

 なんらかの精神的問題を抱える10代の子供を預かる短期の保護施設、ショートターム12。
 そこに入所してくる子供たちとケアマネージャーとの間に次々と起こる事件を通し心の交流を描いたハートウォーミングな
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コンタクト(1997年製作の映画)

3.4

 続編初観賞シリーズ、もう飽きてきたのでちょっとお休みw
 しばらくしたら再開しますね。

 さて今回は、ゼメキス監督、ジョディフォスターというオスカーコンビ、カールセーガン原作、さらに熟練の名優達と
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AVP2 エイリアンズVS. プレデター(2007年製作の映画)

3.1

 「1作目を再鑑賞してから見逃していた2作目を初鑑賞チャレンジ」というのをやっておりまして。

 ちなみに完全版のほうを観ましたがフィルマには無かったので通常版の方に。

 まー、悪評しかない続編を見
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エイリアンVS.プレデター 完全版(2004年製作の映画)

3.7

 エイリアンやプレデターを観たことない人には、なんだこれー?ってあんまり楽しみ方がわからず、かといってめちゃ詳しい人には、そらないわ!って怒りしか湧いてこないというビミョーな立ち位置の作品。
かくいう
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ゴーストライダー2(2011年製作の映画)

3.2

 「1作目を再鑑賞してから見逃していた2作目を初鑑賞チャレンジ」。

 いま思えばなんで観てなかったのかと思う、思うのだけれども、あーもっと早くに観ておけば!と全然思わなかった。いやむしろ、少し間を置
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ゴーストライダー(2007年製作の映画)

3.7

 「1作目を再鑑賞してから見逃していた2作目を初鑑賞チャレンジ」第二回だよー。

 みんな大好きニコラスケイジ。コッポラの甥っ子なんて呼ばないで。おれは孤高のヒーローさ。
 うん、なんだか芸術家や著名
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ボルサリーノ2(1974年製作の映画)

3.0

 「1作目を再鑑賞してから見逃していた2作目を初鑑賞チャレンジ」でござる。

 さてさて、1回目のお題「ボルサリーノ」の続編、「ボルサリーノ2」。
 原題は「Borsalino & Co.」つまり「ボ
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ボルサリーノ(1970年製作の映画)

3.8

 お久しぶりなのだ。忙しすぎて劇場に足を運ぶ機会がまったくないので、どうにか時間を作って自宅鑑賞をしているこの頃。急に思いついたことをやってみた。
 
 1作目だけを観て、しかもそんな嫌いでもないのに
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アップグレード(2018年製作の映画)

2.7

 わー、久々だなこの感覚。

 何が久々かと説明しますと、観ている間じゅう自分の中で全然ハマれなくて、そのまんま終了。さて、さぞ皆さんも散々なことでお疲れ様でしたねえと、ねぎらうつもりでフィルマを開け
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セルフレス/覚醒した記憶(2015年製作の映画)

2.8

 これはすごい、タイトル(邦題)がまさかのネタバレ、てか完全に出落ちww

 まさかそんなことはないだろうとあらすじを伏せて観てみたのだけれどもやっぱり開始早々に「記憶が覚醒した」ww

 まあこれだ
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三十九夜(1935年製作の映画)

3.8

 月イチヒッチコック、今月は「三十九夜」。
イギリス時代の最高傑作とも呼ばれる本作は初めて。いったいどんな夜なのかと楽しみにしてみれば、原題は「39steps」。はて?

 何をしている人かもよくわか
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みじかくも美しく燃え(1967年製作の映画)

3.3

 北欧の美しい風景をバックに身分の異なる男女のはかない不倫劇を描いた、実話ベースの映画。予備知識なく観てみると、恋に落ちた2人が現実から逃避する駆け落ちモノで、前回レビューした「フレンズ」とまったく同>>続きを読む

フレンズ/ポールとミシェル(1970年製作の映画)

4.0

 重いトランクを抱えた、おさげ髪にミニスカートの女の子。お墓参りのちパリの駅に降り立ち、流れ出すエルトンジョンのテーマソング。ここまで約1分。
 クレジットが進み、華奢な身体に似合わないサングラスとく
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バトル・オブ・ザ・セクシーズ(2017年製作の映画)

4.1

 あなたSEXは?と聞かれて、まぁ多目的トイレで少々、なんてつい返事をしてしまうことはあっても、すぐ男ですと答えられる日本男児はいないだろう。いや、どっちもないですw

 男子テニスに比べて賞金も待遇
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書を捨てよ町へ出よう(1971年製作の映画)

3.5

 寺山修司の映画初監督作品。と、いうだけでだいたいの内容は予想できるのだけれど、まんま予想通りで、思ったほどの衝撃はなかった。

 というのも、80年代末から90年代にアングラがオシャレなものとして再
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存在の耐えられない軽さ(1988年製作の映画)

3.7

 原作未読。映画は2度目、ただし、、物語はほぼ覚えていなかった。唯一ビノシュのいくつかのエロくないエッチシーンと、プールの全裸体操は脳裏にあったw

 複数の女性と関係を持つことに疑問すら感じない好色
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ビューティー・インサイド(2015年製作の映画)

4.6

 
朝起きるたびに別人の顔と身体になっているという有り得ない話。おそらく誰もがちょっと大丈夫なんかこれと疑心暗鬼な目で見始めることだろう。
 しかししかし、半分も進まないうちにそれは間違いだと気づく。
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スウィーニー・トッド フリート街の悪魔の理髪師(2007年製作の映画)

3.7

 ミュージカルは嫌いではないが踊らずにただセリフに曲をつけただけのように見えてしまったのはなぜだろう。
 音楽に乗せて独特の台詞回しとカットバックで見せるバートン節が、ミュージカル形式になったために逆
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母なる証明(2009年製作の映画)

3.9

 ポンジュノ監督の作風をボクは「予想の斜め上」と見ている。この言葉自体はすでに様々な使われ方をしていて適切かどうかはわからないのだけれど、単純に「方向」という意味で捉えた場合、上でもなく下でもない、真>>続きを読む

シャッター アイランド(2009年製作の映画)

3.0

 続いてレオティン・デカセッシによるサスペンス。
 このスコプリオのコンビ、よほどお気に召しておられるのか4回目だそうだけれど、個人的にはギャングに続いて2度目の体験でお腹いっぱいになってしまった。
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ギャング・オブ・ニューヨーク(2001年製作の映画)

2.9

 胸を撃ち抜かれても腹を刺されても死なないって、昔の人の肉体は強靭だなぁ、、という感想に至るまで約2時間、長いっ!

 そこからようやく話が動き出す。いつもなのかどうかそんなにたくさん観ていないのでわ
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ラムの大通り(1971年製作の映画)

3.1

 なにはともあれブリジットバルドー、30代も後半に差し掛かり、あと数本で引退という円熟な味わいを堪能できる超娯楽映画!

 ほかに書くことが、無いっ!ww

 というわけにもいかないので絞り出してみよ
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告白小説、その結末(2017年製作の映画)

3.4


 ロマンポランスキーとオリヴィエアサイヤスが脚本でタッグを組んだというので吉と出ると凶と出るかと楽しみに観てみたら末吉だったw

 ちと脱線するのだけれど、お暇な方はお読みください。
 これまでボク
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暗殺の森(1970年製作の映画)

4.2

 ベルナルドベルトルッチ、初期の傑作。このときナント29歳。天才かよ、でなきゃ化け物かよw

 一見、政治色の強い映画かなと思いきやあくまでファシズムは題材に過ぎず、映画的には思想の内容そのものよりも
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