優雅な世界の作品情報・感想・評価

ソンガンホ先輩、ヤクザとパパを頑張ってた。娘役が「馬医」のワガママ可愛い王女役の子だった。

ジャージャー麺を食いながらカナダにいる家族から届いたビデオを見る。
激情に駆られてジャージャー麺をぶちまけてしまう。
直後、我に返って後片付けをする。
この映画のクライマックスであってラストシーン。
そして真骨頂。

ヤクザはヤクザ。
この世界でなければ生きていけないのに、家族とのはざまで揺れ動く。
セリフもそうだけどソンガンホの表情が語る。
ガンホショーと言ってもいいくらい。
脇を固める面々も負けじといい表情してるなー。

岡田斗司夫さんが、邦画のダメなところを熱弁していた。
韓国映画の良いところも是非熱弁してもらいたいところ。

ホントは満点付けたいくらいなんだけど、この手の映画にしてはちょい地味かなぁ。
軽快なBGMと言い、タイトルと言い、随所にいいなーってつぶやくほどセンスも満ちていた。

いやいや、ただのソンガンホ推しってことかもｗ

ラストのソン・ガンホが泣きながらラーメン食べて丼を投げ飛ばすところが最高だったので、満点をつけたいと思いました。

パパはこんなに頑張ってお前達を育ててるのに何だお前達は！！！！ヤクザだって人間だぞ！と、ヤクザの苦悩を描いた作品をソン・ガンホ先生が魅力的に演じられておりましたねー。やっぱ、先生の演技力はすごいわ。

家族との穏やかな生活に憧れ見栄もはるヤクザなガンホは最悪が最悪を呼んで観ているこっちまであーあーあーと声を上げずにいられなくなっていくけれど流石魅せます笑わせます！捕まえる捕まえる、包丁VSカッターナイフなんてときめきしかありません！軽快なミュージックもバッチグー！
アレは最後は…家族は、幸せになってよかったんだよね！

顔面はもちろんだけど声も間もほんまによろしいなァ！

ヤクザ組織と家族の狭間に立つ中年男にスポットを当てて、異色なノワールに仕立てたあたりが実に巧い作品。

そう、いわば中間管理職だが、裏の世界では一筋縄では行かない人間関係や仕事があって、ついつい見入ってしまう面白さがありましたね。

うん、コミカルな音楽のオープニングで、ベタなコメディかと思いきや･･･裏稼業ならではの緊張感も随所に漂わせ、父親の苦悩ぶりもブレンドさせ、予想外に絶妙な味わいで、夢に見た優雅な世界に想いを馳せつつ、涙の味を噛み締める余韻。

そして、名優ソン・ガンホの哀愁のありすぎる喜怒哀楽ぶりは真骨頂。

ソン・ガンホ主演で、韓国ノワールというより、１人のヤクザ男の生き方に焦点をあてた人間ドラマ。

ヤクザ稼業をしつつも、妻と娘を愛する男イング。
このままではいけない、と思いつつもヤクザ稼業から足を洗えず、妻と娘との距離は遠くなるばかり。
そんな時、昔のしがらみからある悲劇的な事件を引き起こしてしまい、彼の人生はドツボにハマっていく。
最後に彼の人生は救われるのか、それとも。。。
　　　　　　　　　　　　　　　
男も中年ともなれば、昔のしがらみもある。
一生懸命働いても、気持ちが報われない時もある。
そんな時、心の拠り所になる時間や場所、知人があるかどうかがとても大切であると、この映画は教えてくれる。

そして、主演のソン・ガンホが相変わらず魅せてくれる。
ステテコ1枚で家をウロウロし、ラーメンをすするような庶民的な男性を演じさせたらやはり天下一品😊。
同世代の僕も同じ行動をして、家族からひんしゅくを買うこともあり(笑)、本当に親近感を覚えます😆。

エンディングもまた秀逸。
やはり娘の笑顔は父親にとって最高の心のパワーの源です🎵

トランク

愛する家族との平穏な暮らしを夢見るヤクザのイングだが、仕事に精を出すほどに妻と娘から疎まれてしまう日々を送っていた
そんなとき、組織にナンバー2であり幼馴染のサンムと関係が悪化し……

ソン・ガンホ主演の暴力団員の葛藤を描いた人間ドラマ

そっちの世界

家に帰るといろいろ言われる
娘との関係が印象的でした

カーアクションが激しい

最後はどうなることやら

組織と家庭の間で板挟みになり葛藤するヤクザの日常を描いた物語。

不器用な男の哀愁溢れる生き様を映し出したドラマが面白い。

騙されても、死にかけても、居場所がなくなっても、もはや生き方を変える事すら出来ない様は何とも沁み沁みさせられたなぁ…w

終わり方、ソンガンホいいアジ出してるなー。
自分でぶちまけた麺を拾い集めて、ビニール袋に入れるが、嫌気がさして雑巾を投げる。