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夜の素顔
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『夜の素顔』に投稿された感想・評価

マチ子さまが、突然あの世へ召されてしまった…。マチ子さまの代わりなんていない。だからこそ今まで以上に女優・マチ子さまという存在の尊さを強く噛みしめながらこの作品を鑑賞させていただきました…。
フォローさせていただいている方が去年レビューなさっていて、とても興味深い内容に惹かれ即clipしていた作品だし、憧れのマチ子姐さまがヒロインだし、堪らなく観たかった。観終えた今、あまりにもマチ子さまの全てが強烈で、もう放心状態!

のっけからお美しいお着物姿のマチ子さまの舞台のシーン。ドキドキ胸が高鳴る。そして一転、ラバウル小唄にのせてハワイアンコスチュームで踊るマチ子さま。フォローの方も書かれていましたが、ここでマチ子さまのブヨ〜ンと音が聞こえそうな二段腹(失礼しました…笑)に釘づけに。それでもやっぱりチャーミングなんだなぁ〜♡
日本舞踊に人生の全てを捧げ、さらに高みを目指す朱美(京マチ子さま)は、田舎から終戦直後の東京にやって来て、小村流の家元、志乃(細川ちか子さま)を頼って、ヨレヨレの身なりでひたすら頭を下げていた。不憫に思った志乃は一度は朱美を追い返したものの、弟子入りを容認。そこから朱美の快進撃が始まった(マチ子さまがあまりにセクシーだから、えろ仕掛けでのし上がっていく様ばかりが私には強く印象に残ったが )。朱美は着々と前進し、頭角を現していった。朱美の提案で催された舞台の評判は、志乃は老醜、朱美はなかなか良いではないか!だったものだから志乃は怒り心頭。更に朱美は志乃に対し、決定的な裏切り行為をし、そして破門に。でも志乃から奪ったパトロンの力で朱美は菊陰流を立ち上げた。そこでの弟子の一人として比佐子(若尾あややさま)が登場。トントン拍子で物事が進み、ニンマリな朱美だったが、そこから先は、これまで自分が志乃にしてきたような、自分が志乃側と同じ運命をたどる羽目になってしまうとは想像だにしなかったはず。しかも信頼する弟子の比佐子によって…。

もう見どころが多すぎて書ききれないのだけれど、特に心を打たれたのは…
・落ちぶれた門付の唄と、それを見つめすっかり感傷的になってしまった朱美の物憂げな表情。
・朱美と絹江(浪花千栄子さま)の、互いの醜態を晒し合うかのような壮絶バトル笑
とりわけバトルシーンは凄すぎてついついしつこくリピしちゃった笑 超コワいマチ子さまだけれど、彼女に太刀打ち出来る唯一の女は千栄子さまだけ! 千栄子さまの、タバコを持つ震えたおてては、マチ子さまの鋭いお眉のラインくらい目を引いたし。マチ子さまとあややのお二人が主役なのに、私の中ではマチ子さまと千栄子さまになっちゃった。天国のマチ子さま、この気持ち、わかってくださいますよね?!笑
kaomatsu

kaomatsuの感想・評価

3.8
日本舞踊の師範へと上り詰めた、ひとりの女の半生。その栄枯盛衰を、したたかな女同士のバトルを通じて、因果応報的に描いた、監督:吉村公三郎+脚本:新藤兼人の「近代映画協会」コンビが大映で製作した作品。

1942年、南方の戦地で、軍の慰問ダンサーとして踊る朱実(京マチ子)と慰問係の若林中尉(根上淳)は、敵の空襲に遭いながらも愛し合う(京マチ子さまは、日舞だけでなくハワイアンダンスもめちゃくちゃウマいけど、お腹はブヨッと二段腹(笑))。戦後間もなく、何もかも失い、身一つで上京した朱実は、日舞の家元・小村志乃(細川ちか子)のもとを訪ね、何度も懇願して弟子入りした。時は経ち、朱実は志乃の一番弟子にのし上がる。そして、志乃が共演を望んでいた歌舞伎俳優や、志乃のパトロンらを次々と誘惑しながら、最終的には破門となり、同時に自身の流派である菊陰流を創立する。ほどなく朱実は若林と再会し、結婚。そして、プロデューサー気取りの若林の入れ知恵もあり、菊陰流を売り込むため、全国を巡業する。だが、公演には膨大な費用がかかり、やがて朱実の家を担保に入れるまでに借金が嵩んでしまう。欲しいものはすべて手に入れ、日本舞踊界では確固たる地位を不動のものにしたかに見えた朱実だったが、その座を虎視眈々と狙う者がいた。その者とは、かつて朱実が志乃に対して行ったパターンとまったく同じで、朱実の忠実なる内弟子・比佐子(若尾文子)であった。

新藤兼人氏の冴えわたる脚本に加え、盟友・吉村公三郎監督の美しいショットと緻密な演出力。分かりやすく端的に、因果応報による下克上を描いた女のドラマだが、この作品の見所は、それだけには留まらない。まずは何をおいても、京マチ子が纏う着物の艶やかさと、その所作の美しさ。髙島屋の全面協力による、当時としてはかなり斬新なデザインと色彩感覚に溢れた着物の数々を見事に着こなしていて、ついつい見とれてしまう。時代劇ではなく、こうした現代劇において、最も美しく着物が着こなされた日本映画の一本と言えそうだ。あと、大成した朱実のもとを訪れ、のうのうと玄関に居座り、タバコをくゆらす手をブルブル震わせながら、下品に金をせびる朱実の母を演じた、浪花千栄子のキョーレツな存在感は、もはや空前絶後。この、体を張った母娘の罵倒合戦のシークエンスは、ほんのわずかながら、笑ってしまうほど滑稽かつ見応え十分だ。

日舞の世界を描きながら、踊りそのもののシーンが少ないのは、日舞の華やかさよりも、その舞台裏でうごめく女たちの権謀術数に重きを置いたドラマであることを物語っている。その潔い省略が、かえって作品のテーマを浮き立たせているように思える。
マチ子様と山本富士子の『夜の蝶』がとても面白いので期待しました。

これはマチ子&文子の共演😍

最初のモノクロシーンからのカラーへの切り替わりのさりげなさに驚きました。

元は赤線出の2人の女が、踊りの世界でしのぎを削る。それもしたたかにドロドロと...

しかしここでも、船越英二さんが『夜の蝶』同様に洒脱なミュージシャンとして爽やかな男の魅力を見せたのも忘れられません

あややはなぜこんなに色っぽく可愛いの?

マチ子はなぜこんなに天晴れなの?

見惚れました

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