脚本家としても演出家としても、橋本忍という人の力量がよく分からない世代というのか、あまり馴染み・共感度がない鑑賞をしてきた。しかし、なんとなくまわりの持ち上げ方から、映画界の巨星のひとり…
>>続きを読む実際の機帆船遭難事故をもとに、遺族たちの失意と再生を描いたヒューマンドラマ。
『七人の侍』『生きる』などを手掛けた脚本家・橋本忍の監督作品。監督作は本作と『私は貝になりたい』『幻の湖』の三本のみで…
監督としての橋本忍と言うと、「『幻の湖』(半笑い)」となりがちだが(僕は『幻の湖』も普通に!好きだ)、四国の小さな港町が舞台のこの小品も普通に良い映画だった。海難事故で5人の船乗りの男が死ぬ。その様…
>>続きを読む映画館で知り合った50代くらいのおっちゃんとだいたいフィルセンで出会うのだが、いつも寝ちゃいました〜てへぺろて言う癖に本作だけはいやぁ橋本忍凄いですね凄すぎて感動しちゃいましたよって言われたけど、逆…
>>続きを読む 漁船遭難事故、悲劇の家族への深い人間洞察に舌を巻きましたw…
事故前後、漁村の村民、親戚、残された家族や恋人の心情の表現が巧みです。
哀しみだけでなく希望も醸し出すシナリオと映像に感銘を受けました…
四国の南端、海に生かされ海に殺される小さな集落の人々の群像劇。
男女のドロドロを含む田舎独特の歪んだ空気がよく描かれていた。インターネットはそういう歪みを世界で共有するツールかも知れないと思った。悪…