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『千羽鶴』に投稿された感想・評価

1000レビュー目はキリ番にちなんで、何にしようかと思案に思案を重ねました。
大映映画、若尾文子に京マチ子、増村保造監督作、これなら間違い無かろうと事前にDVD購入していましたが、1000で千羽鶴では安直かと999レビューに回すことにしました(^^;;

〜〜〜

川端康成原作。
ノーベル文学賞受賞記念。
新藤兼人脚本。
珍しい平幹二朗の出演。

男ならもう抱くことから逃れられない若尾文子の"しな"がエグい。
情念が紋切り型の科白となり次から次へと放たれる芸。
増村演出でそれはもうしつこくしつこく。
笑ってはいけない。
腹八分目ではあったが美味しく頂けた。

〜〜〜

さて、1000レビュー目作品。
珍作ながら、個人的に見るべき作品をチョイス致しました。
Jimmy
4.0
川端康成原作なのだが、すごい展開を見せるドラマ。
冒頭に「ノーベル文学賞受賞記念」のテロップ✒️

鐘がなる鎌倉の寺が、オープニングシーン。
平幹二郎は鎌倉から東京まで通勤している会社員。
彼の親父=船越英二には愛人がいて、はじめは京マチ子だったが、若尾文子に乗り換えて亡くなった。船越英二と平幹二郎が親子を演じているが、同一ショットには映らない。

そんな平幹二郎が若尾文子の虜になる。
平幹二郎は「初めて抱いた時は復讐のような気持ちでした。しかし、だんだん、奥さんのひたむきな気持ちが分かってきたんです。」という感情のようで、「『生まれたままの女』、『人間以前の女』いや『人間最後のような女』のような気がして好きになりました」という平が若尾に話すセリフは名言。
その発言に対して「嬉しいわ、ありがたいわ。もう死んでもいいわ。」という若尾文子のセリフも気持ちがこもっている場面。
その後も物凄い展開を見せるのだが、割愛。

カラー映画なので若尾文子はとても綺麗だが、はかなくも愛に生きた女を演じている。
京マチ子は、平幹二郎の近くにまとわりついて「お節介で嫌な女」を演じているが上手い。

原作は未読であるが、川端康成の原作だけあって、会話が文学的な感じがする映画である。
また、増村監督であるから、濃厚な情欲場面を織り交ぜながらの映像が繰り広げられる作品となっており、洗練された美しさ。

この映画の初見は2013年、11年ぶりに購入DVDで鑑賞。
一回目よりも、女性たちの気持ちの揺れが伝わって来た。

なお、DVD特典映像に「特報」と「予告編」があり、これらは本編の別カットなどで構成されていてお得感あり(^^)
かつて父親の愛人だった2人の女性との愛憎劇。若尾文子ずっとふにゃふにゃしてる。「死にたい」とか「首を絞めて」とか言ってすごいメンヘラ。京マチ子はめっちゃ性格悪い。
女優2人の演技は良いが、そんなに面白い話ではない。

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