このレビューはネタバレを含みます
「心の豊かな、爽やかな風のような男ですってね、僕はその反対だ」「二人の男を同時にお前は愛せるというのか?」「愛しています!この胸をたち割ってお父さんにみせてやりたい、右の心は洋一さんを慕い、左の心は…
>>続きを読む三度目の鑑賞で再レビュー。
スコアが爆上がり。
学生時代にTVで初めて観た時から異常に惹きつけられ、その後、VIDEOでそして本日アマプラで。
よくある吉永小百合様と浜田光夫様の共演なんかで描か…
凄く好みの作品だった。
婚約者のいる大学生のレイコ。
レイコ役の吉永小百合は美しく元気いっぱい。古本屋を営む叔父の店で万引きをする訳あり青年ジュンに出逢い運命が狂い出す。ジュンは渡哲也。
吉永小百合…
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インサートされまくる波の映像。破波の音が銃声のようでこわい。しかし何が一番こわいって。なき母親が終始画面上にでてこない事。でてきてもながい黒髪をふりみだしてのなぐられっぱなしの後ろ姿だけ。声もはっさ…
>>続きを読む石ころ帽子で古本屋感増し増しの下元勉。清水将夫とーさんとマリア様の前で問答するクリスチャン親子。とにかく一言一言でグサッと相手を磔にする寝たきり少女の二木てる美が素晴らしく凄すぎるけど、そこは小百合…
>>続きを読むいつもの日活青春映画かと思って見ていると、終盤にかけて発生する唐突なまでの悲劇ラッシュに面食らう。
脚本が松山善三と知って合点。この人にはこういう悪癖がある。
親子の愛憎ドラマも全然収拾ついてない…
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関口宏いいな〜結婚〜(終)で15分ぐらいで脳内完結したが、渡哲也が出てきちゃうとやはり渡哲也がいい〜ってなる。自分の欲望に忠実過ぎる小百合、ズカズカ海に入水してくのは流石にオモシロが過ぎる。
恋にう…
渡哲也の万引きを父に相談するときの小百合からして思い込みが走りまくってる。そしてひとの事情にぐいぐい首を突っ込んでいく姿勢、ほんと鬱陶しいやつで嬉しくなる。父と叔父の軋轢も穿鑿好きというかもはや探偵…
>>続きを読む古本屋で店番してる小百合を覗き見る叔父の下元勉(石ころ帽子被ってます)の場面だけでもう本当の父親がいきなりわかる。2人の男を愛してしまったと殊勝に悩みまくる小百合の正攻法な悲劇の乙女かと思いきや。や…
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