白い夏の作品情報・感想・評価

『白い夏』に投稿された感想・評価

芦川いづみさん演じる郵便局長の娘がひたすら美しい~!!!
まさに清楚なお嬢さん!
グイグイアタックしてくる系ナースな中原早苗さんも可愛い。

でもお話は田舎町怖え~っ!って感じ。
余所から赴任してきた真面目朴訥青年の主人公が、因縁つけられて悪評流されたり暴行されたり...
いやいやいやいや、ひどすぎるでしょ。
怖いよ~~
お嬢さんと思いは通じてるはずなのに報われないし...
あのラストはラストで切なくて良いけども、でも報われてほしかったー!!
2019/4/13@ 神保町シアター

芦川いづみちゃんに癒しを求めて。いづみちゃんだけでなく中平早苗と青山恭二という3人も可愛い子が出ていてちょっと元気でた。
小さな町の郵便局に真面目な青年がやってきて三角関係。恋の行方は。
いづみちゃんの音声メッセージ、自分の出演作について「末永く観てくださいね」の言い方が特にめちゃくちゃ可愛い。
地味な良さ。

職員5人という沿岸部の過疎い郵便局に派遣されて(しかも1/5は娘)、先輩は配達物を盗み読んでるわ、宿直率はやたら高いわ、弁当時間に皆のお茶汲みさせられるわ、西村晃が記者な時点で怪しい新聞に低レベルなディスり記事を掲載されるわで、もうたーいへん!!
でも、お嬢さんは凄く魅力的だし、キュートなよっちゃんにもグイグイ来られて毎日ドッキドキ!
ある日、お嬢さんには次期市長候補No.1のフィアンセが居るらしいという話を聞いて…

みたいな話です?

新聞記者が、自分だと目立つからと言って選挙戦に備えた賄賂の封筒を手下の郵便局員にバラまき配達させるのに笑ってしまった。

田舎では犯罪が軽い(個人の感想)

女の子がモダンとでもいうのだろうか、
浴衣にサングラスして膝に猫!とか、
噛んでたガム壁にくっ付けて男の子に迫るとかいかす。

特に中原早苗はウザ可愛い。

餞別に私の大切な物をあげる、だが断るという押し問答の末のだるまのシーンの後、下宿の魚屋夫婦が寝てしまった次の場面が朝ということは…!?と
なってしまいました。

それでも、街の人々とは淡白な別れのバイバイしてたイノさんが麗子さんを見つけた時のあのリアクション!

人生とはままならないね!
やばい、伊野くんがいい子過ぎてちょっと泣きそうになった。

最初の方は伊野くんの純情ぶりに赤面しそうだったし、失笑してしまうようなギャグがある作品でもあるんだけど、

伊野くんが暇な時間にハーモニカ吹いてるとか、裸足でバッターボックスに入ったりとか、子供に似顔絵描いてもらって、それを見ていたりとか。

こういう素朴なのには弱い。

「恋する女優芦川いづみ デビュー65周年記念スペシャル」@神保町シアター
mingo

mingoの感想・評価

3.5
小津に師事してただけあって武市作品はやはり小津っぽい。言えぬ想いを抱えた青山恭二の錯乱が狂気じみてて楽しい。床にバターン好きだあぁぁあからの左右にゴロゴロゴロゴロは笑った。純朴少年のくせにアクションバカでけえ。謎ギャップ。ラストは賛否かなり別れるだろう。夢破れて田舎町を去ることになるが思い出だけが胸の中に残る演出は歯切れの悪さかさては爽やかさどちらか。また肉食中原早苗と草食?芦川いづみの対比も見所。
房総沿岸部という開けたロケーションと相まって、序盤こそ明朗篇さながらに躍動感の横溢する人間模様で楽しませてくれるものの、そこから風向き一変。雲行きの怪しい展開が続く。
肉食系中原早苗という嬉しい収穫はあったが何とも歯切れの悪い幕切れ

@神保町シアター
法水

法水の感想・評価

3.4
青山恭二さん扮する青年・伊野は今では珍しいような純朴な青年。芦川いづみさん扮する麗子への思いに苦悩するあまり、床を転がって悶絶するぐらいだから、中原早苗さん扮するヨッちゃんにモーションをかけられ(死語)、「私の一番大事なものをあげる」と山口百恵さんばりに迫られても逃げるしかない。ラストの別れのシーンは爽やかな余韻を残す。
この頃の芦川いづみさんはまだおぼこい感じ(ちなみに『幕末太陽傳』の9日後に公開されている)。中原早苗さんはおしとやかないづみさんと好対照のキャラクターで実に魅力的だった。
秋日和

秋日和の感想・評価

4.5
例えば、バスの中でお土産を落としてしまうこと。泳ぎに夢中で海に帽子を落としてしまうこと。或いは、達磨を階段から転げ落としてしまうこと。何かが落ちる度に観る者をドキリとさせるこの映画は、最早「落下の映画」と呼んでもいいのかもしれない。何処まで本気なのかも分からないこの不思議な連鎖は、不意に現れ、そして画面を豊かにしては去っていく。物が落ちることによって不幸は招かれず、寧ろ何とも言えない幸福感を(香水の匂いと共に!)残してしまうのはどうしてだろう。物憂げに歩いていく芦川いづみの後ろ姿を捉えたショットが中盤で用意されているとはいえ、観ている間中、何故だかずっと楽しかった。
「スタンダールの『赤と黒』なんてお読みになるかしら」と書かれた置き手紙と盗まれたラブレター。二階のベランダでサングラスを掛けながら回るレコードに合わせてダンスを踊る中原早苗(汗をたっぷりと吸った服がまさに夏!な感じ)。海辺を走る二人乗りの自転車に、波止場を駆ける男と女。……書いていて恥ずかしくなるくらいの夏の連続に、少し眩暈がしそうになった。全くもう斎藤武市って人は……と、思っていると、終盤のとある切実なシーンで、驚くほど肌理の細かい仕事をしていることに気が付く(ややブレッソン)。ああ、あの「落下」もここに結び付けるためか、なんて思ってしまいたくなるくらいにお見事だったと言いたいです。「好きな人の好きな人」ポジションになることができない、中原早苗を演出する方法としてはピカイチだったよ(対する芦川いづみは放っておいても最高だから)。ヒロインじゃない女の子に向ける眼差しが優しい監督は好きになれる。最後の最後に「さようなら」と叫ぶ権利がないからこそ、後ろに回って彼の背中を押す姿が悲しくて美しいんじゃないかなぁと思ったり。

あなたにおすすめの記事