離愁の作品情報・感想・評価

『離愁』に投稿された感想・評価

Gocta
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社会性も持ったメロドラマの傑作。登場人物が皆、それぞれ理にかなった行動を取っており素直に映画に浸れる。戦争、そして息子の出征をめぐるそれぞれの考え方の違いが浮き彫りになり、反戦映画でもある。現在実際…

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オーソン・ウェルズは、若い頃から老け役が多い印象だ。
話自体は古いメロドラマで大して面白くない。
しかも今と価値観が逆転しており、共感を得にくい。
時代が変わるとこうも常識は変わるものかと思う。

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4.0
第一次大戦から第二次大戦への流れで二度辛い思いをした人の事については考えたことがなかった。別々に切り離して考えがちだったからだ。メロドラマという前提で観たが印象はそうではなかった。
邦訳タイトルもいいけど、原題のタイトルもとてもいい。

ドニーとケースラーが語る戦争論は、かなり今の日本に通じるところもあって、「おお!」と唸ってしまった。
ひたすらに綺麗事を並べられ、これが高潔な愛であると押し売りされた気分。
とりあえずブランデーが飲みたい

@シネマヴェーラ
4.0
ラストシーンに絶句。

見直した際には途中退屈に感じられる場面もちらほら。
でも全ては美しいラストのための伏線だと思えば許せます。
ラストシーン映画なるジャンルが出来たなら、真っ先にこの映画を挙げます。
kyoko
3.9

こんなに切ない恋愛モノも珍しくてね…
ジョルジュ・シムノン原作の第二次大戦下の恋を描いた話です。
貨車の中の恋。すぐに引き離される運命の二人なのに。
ラスト、究極の選択、こんなの困ります。
でもああ…

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