ミルドレッド・ピアースの作品情報・感想・評価

「ミルドレッド・ピアース」に投稿された感想・評価

wowowで見ました。多分?
たしかオスカー受賞した作品ですが・・
授業の一環として鑑賞。

この映画が公開された1945年、アメリカは第二次世界大戦が終わった直後で戦争帰りの兵士たちが普通の生活に戻りつつある時代。

戦時中は人手不足で女性も積極的に外で仕事をする様に勧められた。戦争が終わった後も女性たちは自分で手にした賃金や自由を手放したくなく、仕事を続ける人もいたものの、男性の家庭や社会での権威を取り戻すため、映画などでもFemme fatale(ファムファタール)と呼ばれる魔性で魅力的な男の権威を脅かす女性は最後はバッドエンドを迎えるような脚本が多かったらしい。

娘が典型的なFemme fataleだった。自分の利益のためなら親さえも巧みに使い、美貌や才能を生かして男に取り入る。自分の過ちを全く悪びれない。サイコパス!!!

授業でこの映画の背景やFemme fataleについて学んだからいつもとは全く違う視点で見ることができた。とても面白かった。
映画って深いな、、、
マイケル・カーティスの映画は、「カサブランカ」「ホワイト・クリスマス」が有名で他の作品見たことないなというだけで鑑賞。しかし、最初は、痴話喧嘩映画化と思いきや女の一生と拝金主義を痛烈に批判した作品であった。ある意味アメリカ版「罪と罰」。「ラルジャン」より分かりやすい。45年製作で日本は、終戦の年。そんな時にすでに甘やかしすぎによる人格のゆがみとか、一卵性親子の事等が問題として出てきている。日本で出てくるには、70年代からだと思うだけにアメリカの豊かさを変な意味で実感する。ジョン・クロフォードは、ほんにキレイ!回想する形式を使ってミステリーのようにしているの職人な映画ですね。原作者は、「郵便配達はニ度ベルをならす」と同じなのでセンセーショナルな小説を書く人なんだと思う。HBOのリメイクも見てみたいですね。
サスペンスのイロハをきちんと踏襲した火サス的な作品。登場人物少なくシンプルな構成で非常にわかりやすい。

娘のためなら何でも。異常な母娘関係に興味をそそられる。子育てのバイブルにしてもいい。美しい娘だがまさに虚飾の美である。
Kiri

Kiriの感想・評価

2.6
荒々しく言ってしまえば、過保護な子煩悩の母親と、親を小馬鹿にして好き勝手生きている生意気な娘の話です笑

うーん、どの登場人物にも共感しがたい…😅というのが私の感想で、母親が稼いだお金をたっぷり使っておきながら、散々仕事を貶してくるどうしようもない娘をあそこまで庇う理由がわかりませんでした。
娘が最後の最後までクソすぎて見ていてイライラするし、母親も母親で、お人好し過ぎない?と思ってしまいます。

でも、中高生くらいなら誰しも、自分中心に世界はまわっているって心のどこかで思っている節がある気がします。
私もそうでしたから笑

それに、母親にしかわからない感情があるのでしょう。
子供にせがまれたら頼みを聞き入れてしまう。最終的には、このような子供に育ててしまったのは自分の責任だからと自分を責めて身を滅ぼしてしまう。
それが果たしていい親なのか、悪い親なのかは人それぞれの価値観ですが、私の場合は悪いと思います。
子供のために身を粉にするのが親なのか、子供のためだったら自分の人生を狂わせてでも尽くすのか。
自分の人生もろくに満たせていないのに、そんなので子供の人生を満たせるとは思いませんね。だからこそ、この作品ではこのようなエンディングが導かれたのだと思います。

かなりイライラはしましたが、女性一人の人生や、親子の関係性などについて深く考えさせられる作品でした。
自分が親の立場になったらもう一度観てみたいです。
honmosuki

honmosukiの感想・評価

4.0
ミステリー。冒頭、射殺される男、逃げる女。何が起こったのか、時間は過去に遡る。女性の自立や親子関係のテーマもあって面白い。ジョーン・クロフォードが綺麗。
Ning

Ningの感想・評価

2.8
重い!救われない!

主人公も娘もとっても美しかったですが…

人間関係ごちゃごちゃ。
ストーリーはちゃめちゃ。
感情移入できない😱

謎解き風の展開だったので最後まで見れました。

このレビューはネタバレを含みます

これがあの「カサブランカ」を作ったマイケル・カーチスが監督したって、ちょっとびっくり。

確かに「カサブランカ」もエンディングまでどうするか迷ったくらいだから、客観的にどんな印象を与えるか考えられない人だったのね。

アメリカ人は、キャラクターも設定も、わかりやすくて大味なものが好きだったのがよくわかるわ。

「共感できなかった〜」ってブー垂れる奴は、映画がお前向きに作ってない、当時の観客向けに作られた大作メロドラマってこと忘れちゃいけないわね。

ハリウッド全盛期の華やかなりし雰囲気を、仰々しいバックグラウンドミュージックと「JOAN CRAWFORD」!以下2人の俳優の大文字、そしてタイトル・バックで感じられるかどうかが試されてるわ。

その仰々しさを跳ね返す、飛び出さんばかりの目玉で圧倒的な存在感を放ったジョーン・クロフォードは、これから海に投身自殺しようかというのに毛皮のコートで迫力満点!違和感も吹き飛ばしてしまう。

ダメな亭主に愛想を尽かし、女手一つでウエイトレスからレストランチェーンの経営者に成り上がる強引な設定も、周りに近づく人間たちも、全てジョーン・クロフォードの存在感を際立たせるための小道具に過ぎないと、改めて気付かされる。

子育て間違えて次女を死に追いやり、長女を生意気に育てて口答えしたらビンタ!教育方針も大味でわかりやすい。

個人的には、何度も肘打ちされながらもめげずにしぶとくジョーン・クロフォードを口説こうとスリ寄るジャック・カーソンが大好き😘

こういうかわいい顔してるくせにカラダがデカくてズル賢い奴は、セックスもネットリして激しそうw

勧善懲悪な裁きが下り、スターはいつも許される、そんな爽快な気分で映画館を出た当時の観客のことに、美しいモノクロのライティング技術から思いを馳せたわ。
クロフォードの演技が
見たくなったのでこれを機会に
前から気になっていた本作を鑑賞。

序盤で1人の男が射殺されるシーンから
ジャック・カーソンがハメられて
閉じ込められるシーンまで最高🤤

一体誰が殺したのか
ミステリーでもあるんやけど
人間関係もドロドロしてて見応えあり🙆‍♂️
終盤はゾワッてした( ´△`)

クロフォードは女優としての人気が
無くなっていてこの作品で
また返り咲いたそうですね🤔
監督は使いたくなかったらしいけど。笑
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