新エクソシスト／死肉のダンスのカーズWSAのレビュー・感想・評価

『リサと悪魔』にエクソシスト要素を付け足して再編集した映画。
と、書き出さなければなりません。皆さんに僕も倣います。だって書きたくなるもの。

悪魔憑きシーンを入れたことで安定感が出てわかりやすくなりました。そのせいでテリーサヴァラスの立ち位置があやふやになってしまって目立たなくなり。

また『リサと悪魔』はわけのわからなさが好きだったのにはっきりと、これは夢、としてしまってつまらん。

一方でエクソシストシーン自体はまんまとは言えグッド。エルケソマーちゃんがこんなんなるなんて。エクソシスト同様、童貞中学生ばりの下ネタで神父を口汚く罵り続ける。

体を張って大惨事を演じたエルケソマーには大賛辞を送ります。
ふたりの協力？でブリッジしちゃってエクソシストでエクササイズ。

そして追加シーンだけでなく細かいところに若干の変更を加え、エルケソマーとシルヴァコシナのおっぱいをちゃんと見せたり知らないスッパの女子を唐突に登場させたり、グロいとこを少し見せたりと、良くも悪くもお客に媚びてる仕様に。俺が神父ならシンプルにあのシーンで負けてる誘惑。
続けて観たので違いがよくわかったのは楽しめました。

んだよ！ここで切り替わるか！
『リサと悪魔』でエルケソマーのシャツのボタンを外してくとこ、この『死肉のダンス』では全男子の叫びをすくいとっていただいて感謝いたします。

フワフワした幻想の怪談話だった『リサと悪魔』の方が好きだけどな〜。世に出すためのアレンジと言われれば納得も出来なくは無い。
それでも待っちゃうのはテリーサヴァラス。僕はいつの間にかサヴァラーになっております。

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