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パッション
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『パッション』に投稿された感想・評価

lemmon
3.8
最近デュバリー夫人付いていて、ルビッチも手がけていると知り、拝見!

感想の前に、映像がとても鮮明で感動🥹。
最初の方のカーテンのシーンはトリハダ🥶。
小粋なシーンが沢山だったなあ。

先日観た作品もそうだが、物語だけなぞるとデュバリー夫人ことマーガレットはなかなかのしんどい状況が続くのだが、それを楽観的にクリアしていく様がなかなか頼もしい。ゆえに計算高くはないから墓穴を掘っていくのだが。。。

真面目なドラマの中にもほんのりとユーモアが挟み込まれ、長尺だったがまったく飽きなかった。

デュバリー夫人のポーラネグリ、ルイ15世のエミールヤニングス、アルマンドのハリーリケートと主要キャストもよかったが、怪しげな眼差しの執事っぽい役のラインハルトシュレンツェルが印象的だった😳。

106年前。
堂々たる大作。
Jimmy
4.5
シネマヴェーラ渋谷で開催中の「ルビッチ・タッチのすべて」にて鑑賞🎥
これは、今回のルビッチ特集上映で必見の傑作‼️✨

序盤は「お洒落なラブロマンス・エピソードで顔がニマニマ」😄笑
後半は「歴史大作として圧巻のモブシーン」、素晴らしかった🎥✨

物語は、16世紀半ば、フランス王ルイ十五世の寵愛を受けていたデュバリー伯爵夫人の数奇な運命を描いたもの。

ある帽子屋で働く女性(ポーラ・ネグリ)には彼氏がいて、帽子を届ける途中で彼氏に会いに行くような仲であるのに、彼女は美女として貴族にもモテまくり、フランス王ルイ十五世(エミール・ヤニングス)にまで愛されるようになる。

このあたりの展開で「ハッ!」としたのは、貴族の部屋に食事に呼ばれて入っていったポーラ・ネグリ嬢が部屋に入ると、後ろのカーテンが左右に開いて「いかにも貴族らしいディナーがセットされたテーブルが上品に描かれる場面」😳
こうしたお洒落感覚が素晴らしく、さすがルビッチ監督!

その後、いろんな展開を見せて、国民目線も描きながら歴史的なドラマとなっていく。

奥行きがかなりあるような高級な広間などの描写があり、撮影にあたっては貴族の屋敷、セットなどでロケされたのではないかと思われる。

以前から観たかった映画だが、なかなか上映されないエルンスト・ルビッチ監督のサイレント映画で、ようやく鑑賞🤗

今回のエルンスト・ルビッチ監督特集でも上映回数が少なめだが、今年の酷暑は半端なく、やっと「今日の18:20~20:14の回を観ようか…」と、昼過ぎの少し早めに家を出たものの最寄り駅に行くまでが滅茶苦茶な酷暑だったので一旦は帰宅…(^^;

早めに出発するのを止めて、再度、夕方出発して酷暑は覚悟の上で(我慢しながら)シネマヴェーラ渋谷に辿り着いて鑑賞😂w

しかし、観終わったあとは、「いやぁ~、コレは本当に観て良かった!」と思える映画で幸いだった🙂

個人的には、今年の夏のイベント=エルンスト・ルビッチ監督特集上映が、ようやく始まった🫡

初期サイレント作品に未見作が幾つかあるので、これから何回か通う予定 ^⁠_⁠^
初めてアメリカで公開されたドイツ映画(二番目は同年の「カリガリ博士」)。ルビッチ監督のドイツ時代の代表作で、エミール・ヤニングスの出世作。原題は「Madame DuBarry(デュバリー夫人)」。フランス革命時代のフランス国王ルイ15世の愛人デュバリー夫人の数奇な運命を映画化。

18世紀後半パリ。帽子屋のお針子ジャンヌ(ポーラ・ネグリ)はアルマンという誠実な恋人がいるにも関わらず贅沢に憧れて次々と貴族の愛人になる。やがて国王ルイ15世(エミール・ヤニングス)に見初められ、公妾となるために形式上デュバリー家に嫁ぎ貴族の一員となる。一方、アルマンはジャンヌが公妾となったことにショックを受け、革命派の一員として戦いに身を投じていく。。。

衝撃的なトラウマ映画だった。個人的には「ダンサー・イン・ザ・ダーク」(2000)を上回るダメージを受けた。前半は後のルビッチ監督作のような艶笑コメディ風なので尚更ショックが大きかった。“善と悪を区別しない”デュバリー夫人ことジャンヌの悲劇は充分に伝わってきたが、当時「フランス革命を侮辱する表現」と批判が出たのも無理はない。

セットや衣装はゴージャスでフランス革命時の群衆シーンは迫力があった。本作を観たアメリカ批評界がルビッチ監督を“フランスのグリフィス”と称したのも頷ける。同年のグリフィス監督は不寛容がもたらす残酷悲劇「散りゆく花」(1919)を撮っているが、本作は人間の愚かさを描く残酷喜劇のように思われる。そのドライさはドイツ的なのか、先進的なのかどうかはさらに考察が必要だ。 

ラング監督やムルナウ監督がキャリアをスタートさせたドイツ表現主義の黎明期に、本作のような大作ドイツ映画をルビッチ監督が手掛け国際的名声を得ていたことを今更ながら知ることが出来て良かった。ドイツ・サイレント期のルビッチ監督作は他にも有名作があるのでさらにチェックしたい。

※本作のレビュー欄の大半はメル・ギブソン監督の「パッション」(2004)と間違えているようなので要注意。

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